2023-01-01から1年間の記事一覧
年賀状も書かなきゃいけないのに、大掃除もしなきゃいけないのに、今年ってなんだったんだろうっ?て考えているうちに、今年中にこれだけは言っておかなきゃいけないなぁなんて考えているうちに、こんな時間になってしまって、気分はヘンデルで2023年年末30…
今年最後に言いたいこと。 新図書館プロジェクトは「知の地域創造」ではなかったのですか。もし「知の地域創造」だというのでしたら、「緑陰の読書」だというのでしたら、「公園の中の図書館」だというのでしたら、緑陰の下を図書館の門を潜りたかったです。…
柿の種をお供にひとり忘年会。今年を振り返るとしたら敗北の年かな、大好きだったレンガ坂を失ったこと。でも楽しいこともあった、久しぶりに北海道に行けたこと。いいよね、北海道。なんだろうこの良さは、空気、木々、人々・・・。いろんな所に住んだけれ…
久しぶりに神保町を歩いたのだけれど、とっても元気をくれた、この国もまだまだまだ捨てたものじゃないぞと思った。本の街はまだまだ生きている。中でもこれこそ僕の場所だ、ようやく出会えたと思ったのは、「無用の用」なんだか自分のことを言われいるよう…
「アメン父」を読んだ。これまで何人かのおじさんに憧れてきた。田中小実昌さんは僕のおじさん遍歴の中でも最初期に憧れた人だ。あの飄々とした風情が好きだった。「アメン父」で田中さんが牧師だったお父さんのことを書いている。伝記でも思い出話でもなく…
ヤブコウジがかわいい。 2019年12月19日 もう最近はお正月に向けての支度などしないけれど、それでもやっぱりお正月だから、ハボタンだの、ヤブコウジだの、ヒューケラだの、ガーデンシクラメンだのを植えてみた。
もうライカはいいかなと思いつつある。でも諦めた時が負ける時ともいうし。だからやっぱり諦めないでおこう。 2014年12月26日 この季節にはなぜかいつも、銀座のライカの前まで行っては欲しいなぁと、天賞堂の窓を覗き込んではクリスマスか、と。これがここ…
特に出す当てがあるという訳ではないけれど、やっぱり楽しくしないとね。
この季節なかなかいい映画が来るから、毎年しあわせな気持ちになる。それで今年は?って思っていたら、来た来たフィンランドからアキ・カウリスマキがやって来た。もう引退すると言っていたじゃないか、でも戻って来てくれたのだよね。「誰かを思う、そこに…
ギフトブック2023というからはるばるやってきた、神楽坂かもめブックス、至福の本屋さん。どうして知ってるの僕のこころ。「本を読んでも救われない、でも本を読んだら耐えられる」というから。買ってしまったいろいろと。
ひとり忘年会のあとはことしお世話になった洋服屋さんにご挨拶。でもだんだんとおじいさんが楽しめる服の品揃えが少なくなってきている。ちょっとさびしい。
忘年会、10年ほど前までは10余人で歌って踊って大騒ぎ、数年前まではその年一番お世話になった人と静かにふたり忘年会、そして今年しみじみひとり忘年会。時代は変わる、僕も変わる。ことし出会ったひとは、井伏鱒二さん、出会い直したひとは田中の小実さん…
かつて荻窪あたりでは変な人がいっぱいいて、みんなで将棋をしたり、飲んだり、釣りをしたり、日々淡々と暮らしていた。暗い時代であったろうに、それでもとにかく精一杯楽しく暮らしていた。 逸題 きょうは中秋名月 初恋を偲ぶ夜 われら万障くりあはせ よし…
小実昌さんの人生は、映画とバスと旅とお酒とポケットに突っ込まれていた哲学書でできていた。そして旅先の居候先でぽつんと死んだ。なんともひょうひょうとした人生だ。 「ときにはジョークをまじえ、なんていうのは大ウソだ。ユーモアやジョークは、 つけ…
クリスマス・カードを書く季節。今ひとつそういう気分ではないのであるけれど、それでも一通投函。
いつもの趣向とはちょっと違うのだけれど、この庭が好き。 2019年12月14日 ひたすらぐるぐるぐるぐると巡る花壇がいいなと思った。 何とかお正月に間に合った。 https://www.youtube.com/watch?v=VpSq69IiFaU
Before シリーズ、次はいつなんだろう。首を長くしてまっているのだけれど。 2013年12月14日久しぶりにイーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、大好きなふたりの俳優をBSで見ているBefore sunrise、なんておしゃれな映画だろう、Before sunset 、そしてこん…
昨日に引き続いて、今日もむかしの仲間と昼食、人生二度目の「こんにちわ」が大事と言った人がいる。若い頃に出会って、長い月日が過ぎて、いま老境に差し掛かってまた出会い直している。二度目の「こんにちわ」はどうしてこんなに豊かなのだろう?https://w…
午後から12月の都内の小さな旅。表参道で学生時代からの友達Sさんと昼食、ワインいっぱいですっかりいい気持ち。話題は尽きず原宿「おもはらの森」でコーヒー、やっぱり古くからのともだちはいいな。Sさんと別れて飯田橋へ、目当ては今いちばん僕の好きな本…
2CVが復活したの?だとしたら2CVで天国への旅に出かけたい。僕が唯一愛した車だもの。 https://www.facebook.com/photo?fbid=659415513047185&set=a.483196867335718
ようやく診察と検査の日々が終わった。老後はDays of wine and roses のはずだったのに。それでもMRI の円筒のなかに入った時にイヤホンから聞こえ来たのはチェット・ベイカーだなんて、今どきのMRI は洒落ているなぁ。さて結果は吉とでるか凶とでるか。まづ…
いまごろ気がついたけれど「もうひとつのモダニズム」って副題がいいなぁ。代替案としてのモダニズムって意味を込めたいけれど。 2012年12月9日 「テキスト・ランドスケープデザインの歴史」読了。マクハーグ、ハルプリン以降、時計が止まってしまっていたな…
どう考えても伐採の理由がよく分からなかった、でも最近はもういいかって気持ちになっていた。そんな風に思っているうちに誰かが「伐採に反対します」の貼り紙を出された。とても嬉しかった、こんなこと今までなかった。それなら僕はどうするの?ってもう一…
Katerina Kolpakova いいなこの人、上手いとか下手とかそんなことどうでもよくて、とにかく弾いて弾いて無心に駆け抜けていく。髪をお団子に結んで、簡素な衣装も、好きだなぁこういう人。 https://www.youtube.com/watch?v=4_-A3oB7msg&list=RD4_-A3oB7msg&…
突然、なつかしい友人から電話があった。来年の夏休みに北海道でみんなで遊ぼうという話だった。いくいく!ぜったいと葉書を書いた。
久しぶりに音楽会に行った。途中何度も振り落とされそうになっても必死について行った。いろいろあったよね、大変だったよね、疲れたよね、でもようやく穏やかで静かな最終変奏。なんだか人生みたいだ。鳴り止まぬ拍手に「長大なゴールドベルクの後はアンコ…
さぁ、今年もクリスマスシーズン。まずはメサイアから。最後はみんなで「きよしこの夜」を歌った。会場から出てきたら、クリスマス・ツリーが点灯されていた。
神奈川県立文学館、井伏鱒二展に行ってきた。どうしてあの時代の人はあんなにおっとりゆったりしていたのだろう?ちっともお金持ちではなかったし、戦争もあったし、どうして?十数年前に庄野潤三さんに出会い、そしてその先生筋にあたるのが井伏さんなのだ…
https://www.youtube.com/watch?v=4_-A3oB7msg
久しぶりに港の見える公園、神奈川県立文学館、井伏鱒二展。ここに来ると、あの時代、アーバン・デザインということを熱く語り合った時代のことを思い出す。でも今はもうそんなことを語り合うことも無くなって、ただただ超高層ビルが林立するお金儲けばかり…