映画

これって「かもめ食堂」じゃないか

かつてよく通っていたお店のシェフが独立したって言うから花束抱えていってきた。ご主人がDecoで奥さまがBocoだから名付けてDecoBoco Kitchen、やっぱりおいしい、それに安い!で、思ったこれって「かもめ食堂」じゃないか。多摩センターの「かもめ食堂」に…

ゆきのり君のピアノ

こんど生まれてこれるなら、酔いどれジャズピアニストになりたい。 2023年4月9日 映画、Blue Giants を見た。またジャズの波が来ているらしい。もうそんな時代は来やしないと思っていた。生きているといろんな巡りあわせがあるなあ。ゆきのり君のピアノが好…

なんだか好きで

イタリア人の友達がひとりいる、勝手に思っているだけだけれど、ナンニ・モレッティという。 2016年3月28日 ナンニ・モレッティは、いかにもイタリア人で、おかしくて、ハンサムで、正義感が強くて、いつも歌っているようで、踊っているようで、人生哀しいの…

古書店の店主リベロと

この古書店主、いいね。 2023年3月18日 映画「丘の上の本屋さん」を見た。古書店の店主リベロと移民の少年エシエンとの本を通しての交流が静かに描かれる。店主が少年に最後に送った本のタイトルが意表をついた。このストレートさがずっと忘れていた真っ直ぐ…

これからも楽しく夢見て生きようよ!

やっぱり少し元気がないのかなぁ。それでも軽快なマヌーシュ・ジャズに始まりマヌーシュ・ジャズで終わるウディ・アレンのテイストは快調で、いつも元気をくれてありがとうという気持ちになるのは変わらない。ウディ・アレンの映画は街を主役にする映画でも…

寒くて寒くて、暗くて暗くて、寂しくて寂しくて

夜行寝台急行「日本海」なんていう汽車はもうとっくになくなってしまった。僕の青春、返して欲くれぇ! 2023年2月17日 寒くて寒くて、暗くて暗くて、寂しくて寂しくて、そんなロシアの平原の中をひたすら走り続ける寝台車を舞台にした物語だ。かつて北海道の…

なんていいんだ。

映画「枯れ葉」これは必見です。

「誰かを思う、そこに希望がある」なんていう物語を

この季節なかなかいい映画が来るから、毎年しあわせな気持ちになる。それで今年は?って思っていたら、来た来たフィンランドからアキ・カウリスマキがやって来た。もう引退すると言っていたじゃないか、でも戻って来てくれたのだよね。「誰かを思う、そこに…

イーサンいいやつだなぁ

Before シリーズ、次はいつなんだろう。首を長くしてまっているのだけれど。 2013年12月14日久しぶりにイーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、大好きなふたりの俳優をBSで見ているBefore sunrise、なんておしゃれな映画だろう、Before sunset 、そしてこん…

会いに行くから、きっと会いに行くから

映画「アアルト」を見た。最後の最後で涙が出そうになった。あんなに健やかな建築を残した人なのに、どうして?だから帰りに飲みたくなった。アアルトとハモニカ横丁、とっても不似合いだけど。生きている間に会っておかなくちゃいけない人だと思った。会い…

ただそれだけが繰り返される毎日

「ものごとを真剣に受け止めすぎないこと」実はそう思う。でも真剣に受け止めざるを得ないことが多すぎる。ジム・ジャームッシュ、そこのところを教えて欲しい。 2017年8月31日 朝、妻にキスして、バスを走らせて、ときどき詩を書いて、夜は犬の散歩、そして…

じゃあ誰になればいいんだろう?

ウディ・アレンもスキャンダルで失墜してしまったようだし、だからもう東京のウディ・アレンになるんだなんて言えはしない、じゃあ誰になればいいんだろう? 2014年8月30日 30代の頃、東京のウディ・アレンになるんだと、ちっちゃな声で思っていたけれど、あ…

どれも掛け替えのないものなのだ

こうやってパンフレットの表紙だけ見ていても、その頃のことがぼんやり浮かび上がってくる、その時代は何を思い悩み、どんな風に生きていたのかなぁなどということも。映画なんていうものは、ま、見なきゃ見ないで済むものだけれど、こうやって振り返ってみ…

なんとなくしょぼっと静かで

この3つに共通のものはなんだろう? 「生活を愛する・Life as Art」ということかな。 2018年8月15日 本棚を整理しているといろんなことがわかってくる。結局僕が好きなのは、レイチェル・マクアダムスであり、クウネルであり、そして西村伊作だったんだなと…

おぉ、これだっ、と

やっぱりなんといっても映画がいいね。 2018年8月15日 本棚の整理をしていて、ついつい手が止まってしまうのは、映画のパンフレットが出てきた時だ。おぉ、これだっ、と。ジェレミー・アイアンズの渋いこと!レイチェル・マクアダムスのチャーミングなこと!

一緒に生きてこれたことが

ウディ・アレンもう消えてしまったのだろうか?あのスキャンダル以来、映画作っていないのだろうか。僕の好きなものはいつだって消えて行ってしまう、というか自分自身だって消えて行くのだから。 2020年8月9日 コロナ禍でずっと映画館から遠のいていたけれ…

なんだか夏になると

今日も暑い、でこんな日には何がいいかなと思っていたら Black Orpheus. ストーリーはもうすっかり忘れてしまったのだけれど、なんだか夏になると、とてもなつかしい思いが込み上げてきて聞きたくなる。 https://www.youtube.com/watch?v=LfibwW-bQos

嵐は感じながら嵐の中を行っておる

やっぱり健一さんが好きだなぁ。「もっともっと落ち着いて行こうよ」って。 2019年7月14日 イギリスの片田舎の小さな書店をめぐる話、次から次に攻め立ててくる悪意と、それらに打ちひしがれる格調と勇気と夢と。 それなのに絶望的になるのではなく、爽やか…

こんなに暑いのに

ひまわり。こんなに暑いのに。https://www.youtube.com/watch?v=sWSXI2XIp_4

そういえばむかし

そういえば、むかし、東京のウディ・アレンになるっだって、息巻いていた頃があるんだけれど、残り少ない人生、果たしてウディ・アレンになれるだろうか??? https://www.youtube.com/watch?v=5Xo-AnBn8H0 https://www.youtube.com/watch?v=A0r63K_wYu4htt…

えっ、若い人生きてるじゃないかって

おじさんがこんな映画をポツンと見てていいのだろうか。でもいいものはいい。 2019年6月15日 今の若い人は大変かなと思ってた。難しい世界を生きてるなって思ってた。で、「愛がなんだ」を見た。新聞評を見てこれは見なきゃだと思ったから。とてもいい。えっ…

そこの階段に「未来よこんにちは」のポスターが

この仕事はじいちゃん、ばあちゃんの仕事なんだよ。イザベル・ユペールが、いいなぁ。2017年6月14日 きのう日比谷公園に行ってきた。「民主主義の庭 = 公園」というオルムステッドの言葉を考えていた。都市の最後の居場所としての公園ということを考えてい…

そこでようやく気がついた

今年はこんな夏休みを!無理かぁ。 2018年6月2日 北イタリアの避暑地の邸での一夏の恋の物語。考古学の研究者を目指す24歳のアメリカ人青年と音楽と読書を愛する17歳のイタリア人少年。画面がひたすら美しい。少年が弾くピアノ、田舎道を走る自転車、水浴す…

ぴょんと飛び立つサンドラ

それでも僕は「楽しくて変で、ちょっとイカれてて、とてもチャーミング」なひとがいいな! 2019年5月27日 そろそろ禁断症状が出ていた。そろそろ見なきゃだと思っていたら、これが良かった。決して難しい映画じゃない。でも映画ってこうでなくっちゃ。楽しく…

印象に残っているおじいさん

ビル・カニンガムも死んでしまった。かっこいい人だったなぁ。 2017年5月2日 この2〜3年、印象に残っているおじいさんの映画が3本ある。ファッション写真家ビル・カニンガム、ピアノ教師シーモア・バーンスタイン、写真家ソール・ライター。みんなニューヨー…

映画かな?

ゴールデン・ウィークは何をするのだろう?映画かな?映画に決まってる。なんだかなぁ?とも思えるし、いいなぁとも思える。 2017年4月29日 想定していなかった様々な困難に見舞われながらもひたすら前を向いて歩き続け、職業とする「哲学」の力を借りながら…

それでも品位を失うことなく

92才のマダム・マドレーヌがパリ市街を横断、老人ホームに向かうタクシーの中、無愛想なタクシー運転手シャルルにその一生を語り振り返る。壮絶な人生を送ってきたマドレーヌ、それでも品位を失わうことなく尊厳を守って生き続けてきた彼女。マドレーヌの一…

ジャック・タチ、やっぱりいいわ!

市川大野の現場の後、本八幡の紅虎餃子房でひとやすみ、杏仁豆腐が美味しい。お供は「ぼくの伯父さん」ジャック・タチというミス・マッチ。ずっと憧れてきたジャック・タチ、このあいだ、神楽坂のかもめブックスで見つけたとき、さすがかもめブックスさん、…

ひょっとしてと思った

この国の学校、大丈夫って思って随分時間が経つ、でも絶望的なまでに変わらなくて、でもこの映画の予告を見て、ひょっとしてと思った。お願いだからかすかな希望を裏切らないでほしい! https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A2%E3%81%BF%E3%82%8B%E5%B…

いつだってそうなんだから

アップ・リンク渋谷はもうなくなってしまった。いつだってそうなんだから。僕が、おっいいぞと思ったものはいつもすぐになくなってしまうのだから。 2017年3月22日 アップ・リンク渋谷がいい。映画好きの友達の家を訪ねるような。小さな映写室に入ると壁には…