映画

どれもが控えめでささやかなものだった

もうストーリーはすっかり忘れてしまった。「はじまりの街」なんだかいいタイトルだ。僕たちに寄り添ってくれる街という感じがする。僕たちはちっとも寄り添ってくれない街に住んでいる。これはやっぱりイタリア映画だなぁと思った。 2017年11月23日 トリノ…

映画ばかり見ていていいんだと思った

もっともっと映画が見たいなぁ。 2017年11月9日 この映画は語ろうとしてもなかなか語れない。見終わった後、言葉が溢れてくる映画と黙ってしまう他ないという映画があるけれど、この映画は後者だ。ただただ黙って見て、ずっと心の中にしまっておく、その静け…

ぼくらはいつもはしょぼっとしているけれど

しょぼっとしたおじさんの話しが好きだ。人生しょぼっとが大事だ。パリ行きたいなぁ。 2014年11月6日 「ウィーク・エンドはパリで」を見た。この間は「リスボンに誘われて」だったから、1000円ちょっとで、パリやリスボンで遊んでる。どちらも主人公は60余才…

どんな名作よりもどんな傑作よりもこんな映画が好き

南仏の風景なのだろうか、フランス語の語感なのだろうか、はたまた脚本なのだろうか、いいよねこういうの、好きだなこういうの。嫌なこと全て忘れてしまう。 2019年9月30日 重いことはいっぱいある。暗いこともいっぱいある。でもだからこそこういう映画なの…

やっぱり映画を見続けなきゃだ

年に一度の本棚の棚卸し、埃まみれになっているけれど、本箱は宝の宝庫なのかもしれない、本も音楽も映画もみんな僕を作ってくれたけれど、やっぱり映画がいちばん僕を作ってくれたように思う。中でもナンニ・モレッティとイーサン・ホークとレイチェル・マ…

いつまで続くことやら

映画「大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院」を見て、修道士みたいになるんだと思ったけれど、やっぱり修道士にはなれなかった。今ではほとんど打ち水をやっていない。でももう一度挑戦してみたいとも思う。気持ちいいもの。 2014年8月17日 修道…

年は取るものですね

実はcoming out しますけれど、かつて僕は東京のウディ・アレンを任じていました。そのことを後悔はしていません。そのあと色んな人を任じてきましたが、田中小実昌、ボナール、吉田健一などなど、でもいま70をすぎて、ありのままの自分でいいじゃないかと、…

これだっ、と

最近映画をみていない、パンデミックのせいもあるけれど、いけないいけない、こころがカラカラになってしまう。 2018年8月15日 本棚の整理をしていて、ついつい手が止まってしまうのは、映画のパンフレットが出てきた時だ。おぉ、これだっ、と。ジェレミー・…

一緒に生きてこれたことがうれしい

ふと思う、人生に大切なことはウディ・アレンに習った、っていえば言い過ぎかなぁ。でも考えれば考えるほどそう思ってしまう。 2020年8月9日 コロナ禍でずっと映画館から遠のいていたけれど、と言ってon lineで見る気もしなくて、でももうそろそろいいかなと…

でもこんな風に生きられればと思う

この映画のこと、全然覚えていない。でもダイアン・レインって、いいなぁと思った。ただそれだけが残っている。でもそれって、ダイアン・レインにとっては最大の褒め言葉なのかなぁ。 2017年7月24日 考えさせる映画ではない。名作でもない。でもこんな風に生…

ただただそこに在るひと

この自画像が好きだった。これまでのどの自画像とも違うのだった。自画像ってどうしても固くなってしまう、力が入ってしまう、ちょっとわたしえらいの、が入ってしまう。でもシャルフベックの自画像は違った。なんとも自然なのだ、なんともやさしいのだ。シ…

嵐の中を通り抜けていくイギリスの船

いま僕たちは嵐の中にいる、一体どうなってしまうのだろうと日夜、不安に苛まれている。そんなとき、嵐の中を通り抜けていくイギリスという船の話をする吉田さんは非常に落ち着いている。こういう時代にこそ、吉田さん。 2019年7月14日イギリスの片田舎の小…

成長しそびれた大人たちの成長譚

ちょっと、どうなんだろうこの映画?って思ってた、映画を見た後いつもパンフレットを買うかどうか迷ってしまう、だって自分の言葉で考えなきゃって思うから。今回はちょっとヒントが欲しかったから買ってしまった。読んでいて驚いた。まさに73才の誕生日に…

帰りにちょっと一杯も

2022年7月13日 今日は73回目の誕生日だ。何をしようかなと考えたけれど、今一番好きなのはやっぱり映画だから、映画をプレゼントすることにした。帰りにちょっと一杯もいいかなって思ってる。

映画には忘れがたい都市の風景がある

「わたしは最悪」見なきゃだ。風景づくりに携わるもの、先生は、街歩きと映画に決まってる。オスロの街は何を教えてくれるのかな? 「ヌーヴェル・ヴァーグのパリ、マーティン・スコセッシやウディ・アレンのニューヨークなど、映画には忘れがたい都市の風景…

一緒に人生を終えようねって

そんなアレンもme too 問題の後、すっかり影をひそめてしまった。もっともっとアレンでしか撮れない映画を見せてほしかった。一緒に人生を終えようねって思っていたのに。 2018年6月28日 この映画をどう考えればいいんだろう。ウディ・アレンはいつもウディ…

このところいっぽん横棒が加わって

木と本という字はこんなに似ているのだと気付かせてくれた映画だった。 2021年6月24日 「木」がいいなと思って生きてきた、このところいっぽん横棒が加わって「本」がいいなと思ってる。本とニューヨークと風変わりな人々とジャズと。お気に入りが4つも揃う…

若い人生きてるじゃないかって思った

今の若い人たちは大変だなと思っていた。我々の頃は大変じゃなかったかと言ったらやっぱり大変だった。いつだって大変さは変わらないのだったら、「愛がなんだ!」なんて言って嘘ぶいていればいいんだなと思った。 2019年6月15日 今の若い人は大変かなと思っ…

残るは東京堂だけか

岩波ブックセンターもなくなってしまった。岩波ホールも閉館だという。もっともっと長生きしてくれてもおかしくなかったのに。残るは東京堂だけか。 2019年6月11日 久しぶりの神保町、やっぱりいいな。何がいいって何がいいんだろう。反知性の時代の神保町。…

少年の弾くバッハの素敵なこと!

こういう父親でありたかった。その思慮深さにおいて。 2018年6月2日 北イタリアの避暑地の邸での一夏の恋の物語。考古学の研究者を目指す24歳のアメリカ人青年と音楽と読書を愛する17歳のイタリア人少年。映像がひたすら美しい。少年が弾くピアノ、田舎道を…

ぴょんと飛び立つサンドラ

もうストーリーは忘れてしまったけれど、この映画のラストシーンは僕が見た映画のラストシーンの中で3本の指に入るかもしれない。映画も人生も終わりよければすべてよしなんだなぁ。 2019年5月27日そろそろ禁断症状が出ていた。そろそろ見なきゃだと思ってい…

「シェルブールの雨傘」みたいなOpen garden

雨なのにOpen garden。なのに10余名が来てくださって。だから雨も3時過ぎには退散して。庭の力ってすごいよね。Open gardenを始めて数年がたつ。ようやくわきあいあいの会。庭のチカラ、植物のチカラ、お茶のチカラ、お菓子のチカラ、溶けて混じって、ひとつ…

もう諦めていたのに

むかし京都、三条蹴上にcarco30という喫茶店があった。主人は京大のLだという噂だった、女主人は藤田嗣治が描く女性のような人だった、丸い大きな木のテーブルの上には大きな花束がいつも活けてあった、窓からはいつも西日が射していていつも古いジャズが流…

こう言う味わいの映画もあったのだ

映画が見たいなぁ、フランス映画が。 2017年4月29日想定していなかった様々な困難に見舞われながらもひたすら前を向いて歩き続け、職業とする「哲学」の力を借りながらも時には涙をこぼすこともありながらも未来へと歩を進める女哲学教師をイザベル・ユペー…

「まいにちがお花見」の我がまち

映画を見ているようだ。 2014年4月7日 多摩ニュータウンを舞台にした映画に「まいにちが日曜日」というのがあった。さっき宝野公園を通ったら、「まいにちがお花見」の我がまちだった。

なんだか気が合うなぁと勝手に思ってて

イタリア人の友達がいると勝手に思っててて、なんだか気が合うなぁと勝手に思ってて、それはナンニ・モレッティで、とてもいい奴だから。 2016年3月28日 ナンニ・モレッティは、いかにもイタリア人で、おかしくて、ハンサムで、正義感が強くて、いつも歌って…

ぼくにはイーサンみたいなのがいい

イーサン・ホークには30そこそこの時に出会っているから、随分長い付き合いだ。イーサン・ホークと一緒に年をとっていけている事がうれしい。 2017年3月20日 ぼくには映画がいい。きのう見た「マギーズ・プラン」ここ1~2週間しんとした小説を読んでいた、…

ぎくしゃくとしつつも、ぶつかりあいつつも

ぎくしゃくとしつつも、ぶつかりあいつつも、少しづつ少しづつ心を通わせていくモードとエベレットのお話。 2018年3月19日 映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を見た。とても不遇な人生を歩んできたのに、いつでもとてもチャーミングで、で…

エンドロールにはラ・メール

いつかそう遠くない日に介護施設というものに入るのかもしれない。この老ランナーが言うように、みんなで折り紙なんて嫌だし、でもぼくはランナーでもないし。 2016年3月17日いい映画だったなぁ。見終わったあと、ぽっとこころに灯がつくような。派手でも、…

じいちゃんと孫娘の話を始めようと思う

ばぁちゃんと孫息子の話を見た。これからじいちゃんと孫娘の話を始めようと思う。 2016年3月2日 お葬式ではじまり、お葬式でおわる映画、でもちっとも悲しくない。かわいいばぁちゃんと夢見る孫が心を通わせる。人生のはじまりとおわりが自然に穏やかにまあ…