2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

きみがモテれば、社会は変わる。

模倣という言葉が、何やら新しい価値をおびつつあるらしい、数年前、生物模倣(バイオ・ミミクリー)という言葉に出会って、きょう、感染的模倣(ミメーシス)という言葉に出会って、大きくうなずいた。 「ローカルであること、近くに接していること、ひとつ…

暑い夏の日の昼下がりに着く手紙はいい

郵便です 郵便配達のおばさんが机の所まで届けてくれた Oさんからだ ぶれないなぁ、この人は 暑くても寒くても、金回りが良くても素寒貧でも ただ黙々としている ちょっとジャン・ギャバンのようだ さっそく返事を書いた 元気にやっているからと 暑い夏の日…

たっぷりとしたみどりと空は

武蔵五日市、生活クラブ生協、協同村ひだまりファームに、にしがわ大学、にわ祭に行って来た。たっぷりとしたみどりと空は、よちよち歩きではあるけれど新しいこころみには、最大限のエールの贈ってくれるものなだと、確信した。明日もいいお天気であります…

旅し続けなきゃだ

もう外国への旅は、いいなとおもっていた。日本という国をしっかと見ておかなければと思っていたから。でも今日糸井さんのアラン島への旅を見て、気が変わった。旅し続けなきゃだ。リュックサックと、帽子をかぶって。http://www.nhk.or.jp/bs/tabichikara/ …

なんて恥ずかしいことをしていたのだろう

数日前の新聞を読んでいて、飛騨古川の造り酒屋が並ぶ一角の石に、生前このまちと縁の深かった武満徹の「酒は自然が人間に示す友愛の徴だ。随って何よりも先ず謙虚に接しなければならない」という一文が掘ってあると言うことを知った。 いつもただ、わけもな…

しばらくひねくれていたけれど

こんな風景を夢見て、公園や広場という公共空間を作ることに関わりを持って来た。でも、ここで書かれているような風景に、ちっとも到達など出来やしなかった。そんな公共空間に関わることに疲れて、しばらくひねくれていたけれど、今官邸前に毎週末生まれて…

世に憤らず即かず神妙に膝に手をおいて

日曜日の午後である。ラジオからは日曜喫茶室。久しぶりなことだ、これぞ日曜日という感じになる。ダイアナ・クラールが、バイバイ・ブラックバードをうたっているから、なんだかもうすっかり大人の日曜日だ、糅てて加えて「庭をつくる人」をちらちら、日本…

世の一切を心に沈め

こんな本を読んでいる。「庭をつくる人」は「貧にして世に逆流せず、また心を乱さざるの徒」でなくてはならない。心乱れる今日この頃、犀星を見よ! 何も欲しいものもなく、在るもので我慢をし、多くは心で暮らしている謂ではないかと思う。貧にして世に逆流…

ひょんな再会がうれしい

会議の時間まで少しばかり時間があったので、下高井戸駅前のカフェに入ったら、書棚に星野さんの本があったので、ぱらぱらとしていたら、「人間の気持ちはおかしいものですね。どうしようもなく、些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で…

でもこの人たちを見ていると

京都造形芸術大学の学生たちが遊びに来てくれた。とってもしっかりしているので、びっくりした。通信制でランドスケープを学ぶ学生たちは、一旦社会に出た人たちが多く、背景も年齢も様々だ。その幅の広さ、多様性こそ、ランドスケープの世界が求めているこ…

お仲間ができたようでうれしいです。

虚子さん、そんなことを考えておられたのですね。わたしたちも「自然(花鳥)と共にある人生、・・・・・ゆとりのある人生、せっぱ詰らぬ人生、悠々たる人生」の場所をつくることができればと、ずーっと考えてきたのです。お仲間ができたようでうれしいです…

諦念を微笑みにかえて

吉田さんをはじめて読んだのは、高校生の頃だったと思う、50年近く経って吉田さん「諦念を微笑みにかえろ」って、「大丈夫。芸術は、絶対に死なないよ」っ言う。いつまでたっても吉田さんは吉田さんだなぁ。 「戦争で多くを失い、妻にも先立たれた。悲嘆多…

そんなことがいちばん好きらしいのだから

未だに若い人たちに何を話していいのか分からない、何を伝えたらいいのか分からない。学期も終わりに近い頃、このごろは、僕が40年ほど見てきた風景や気持ちがいいなと思った環境を数少ない宝もののひとつであるコダックのプロジェクターを使って、カチャ…

うんとうなづきながら

BS朝日・ヨーロッパ路地裏紀行、1週間が終わった金曜日の夜、ゆっくりこの番組を見て、まちを愛するということ、まちで暮らするということなど考える。今晩は、ロンドン、ノッティングヒル、ポートベロー通り、ポール・マッカトニーにはなれなかったけれど…

老人と老人見習いと

肉じゃがを煮ている。横で母がイワシを甘辛く煮ている。肉じゃがとイワシの甘辛煮の臭いが台所に充満している。 ここしばらく老母が逗留している。二人並んで夕飯を作ることが多い。わたしが彼女のためにつくるのではなく、彼女がわたしたちのためにつくるの…

あなたの元に

江崎グリコはむかし「一粒300メートル」と言って、ぼくたちに元気をくれたけれど、今も変わってないなぁ、えらい。 「おやつはあなたをちょっとだけ 包み込むものだと信じているから/しまい込んだ心を 癒してくれると信じているから/気を張っている人を 甘…

I say it's fine to be 60.

むかし夕食の後、おまんじゅうがあれば幸せだった。50を過ぎて、食前にビールがあると幸せに思えるようになった。今日、食前に発泡酒を飲んで、食後にきのうの残りのチーズケーキと紅茶を頂いて幸せだった。年相応にしあわせ観って変わるものだなぁ。 http:/…

みんなの『すき』がどれだけたくさん

そんなこと簡単には言えやしないのだろうけれど、やっぱり西荻のまちの人たちは、みどりが好きなのだろうなぁと思ってしまう。このまちの人はみどりが好きなのだろうなぁということは、公園が多いとか、街路樹が立派だなんて言うこととは、ちっとも関係がな…

ほっといたらこうなりましてん

西荻窪の街を歩いていると、こんな家を時折見かける。時間がたつうちに、じわじわとみどりが豊かになってきたのか、住民がとってもみどりが好きなのか、時間のせいだけでもなく、みどりが好きということだけでもなく、なんかほっといたら、こうなりましてん…

きのうは久しぶりに風景探偵団、もう十年以上もいっしょに、だらだらと街を歩きつづけている。 今回は西荻窪、この街は、このところ好きでよく来ていた。今回あらためて、なぜそんな風に思うのか、わかった、戦災をあまり受けなかったことを改めて知った。戦…