2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

白いポットを一つ

今回の旅で一番楽しみにしていたのは、小鹿田焼の窯元の集落を訪ねることだった。バーナード・リーチや柳宗悦が通った山里。あの時代の面影を残している数少ない窯場だということだったから、昇り窯の赤いレンガの煙突が、土をこねる水力のハンマーが、リー…

こつこつとここまで来たんだ

小椋さんの生前葬を数日前のテレビで見た。小椋さん、こつこつとここまで来たんだ。全部聞き直してみたいと思った。 https://www.youtube.com/watch?v=BibF8fy6OSo

「木が大事です」

黒川温泉は有名になりすぎて、でもやっぱり良さそうだったから来てみたら、やっぱりとてもよくて、ずっとこのままであり続けて欲しいなと思った。長い間「アメニティ」ってどういうことなんだろうと考えてきたのだけれど、どうも黒川温泉というのは「アメニ…

「人生は、あきらめからあきらめの旅」

「集まって住むことは楽しい」ってずっと信じて暮らしてきたのだけれど、ここ数年は「もういいやっ」になってしまって、「集まって住むことのなんとしんどいことよ」になってしまっている。でもちゃんとそのことを言葉にできなくて、もうあきらめたって言う…

また夜が楽しい

深夜のBSテレビっ子なんだけれど、かつて「ヨーロッパ路地裏紀行」というのがあって、これも大好きで、「人生は路地裏にこそあり」というコンセプトが見事に表現されていて、でも僕のお気に入りはすぐに打ち切りになってしまうものだから。で、しばらくつま…

パンが好きな方、集合!

今日は雨ですが、近くのお母さんパン屋・モイ・ベーカリーさんがカフェ・ドゥドゥ前でお店を開いています。パンが好きな方、集合!

そういうことだったのだなぁ

熊本には、水田さんと言うアーキテクト・ビルダーがいて、とても楽しそうに仕事をされている。彼がぼろぼろの農家を改装して作ったゲストハウス山ぼうしに行ってごはんを食べてお話を伺った。小さな取手にも、家具にも、庭にも家にも、水田さんという人や手…

さぁまたやろうよと

今年も生活クラブ生協の提携建築士会の研修旅行に行ってきた。数年前から僕が企画を立てることになっていて、自身が興味あるところに行けるのはいいのだけれど、とても気を使う。今年は雑木林を使った風景づくりをしている黒川温泉を中心に阿蘇山麓を巡るこ…

まち歩きチームもゴールイン

東京にしがわ大学開校4周年記念「自然と暮らし時代と共に変遷したニュータウン開発が見つけた、もうひとつのスマートシティ」まち歩きチームもゴールイン。お疲れさまでした!

この壁が崩れるかもしれません

かつて、よく耳にした言葉に「地域を元気にするのは、わかもの、ばかもの、よそものの3つ」というのがありました。誤解を恐れずに言うとすれば、これまで多摩ニュータウンのまちづくりでは、この3つともあまりうまく活用されてこなかったような気がします。…

もうちょっとだけと

かくして、長い一日が終わった。久しぶりに地域はいいなと、普段は地域なんてもうたくさんだと思っているのに、でもこんな一日があると、もうちょっとだけと思ってしまうだから、おかしなことだ。

現場はいろんな事を

まちは、バトンタッチだということを若い彼らの登場で学んだ。現場はいろんな事を教えてくれる。

風景が一瞬すがたを見せる

お祭りをすると、あぁ、こういうことがしたかったんだなぁという風景が一瞬すがたを見せる。次の10年はこんな風景をつくるのかな。

いろんなものがある広場

メダカや草花や木々や小鳥や人々やコーヒーやワインやごはんや音楽や、絵や風景や、いろんなものがある広場にしたかったから。

一本づつのハナミズキ

このカフェには、テーブルに一本づつのハナミズキの木がついているのだから、贅沢なことだ。

それがひろば

おじいちゃんには、おじいちゃんの楽しみがある。それがひろば。

さてバー・タイムが

いろんな人がいろんな楽しみ方をして、「道の文化」だと言うこの国だけど、「広場の文化」だってだよ。さてバー・タイムがはじまった。

さぁあと2/3だけれど

いつか町のみんなが楽しめる、くつろげる広場ができるといいなぁとここに引っ越してきたのだけれど、ひょっとして夢が1/3ほど実現したのかもしれない。みどりがいっぱいあって、おいしいごはんもあって、しあわせなお酒もある。さぁあと2/3ほどだけれど、長…

あと10年もすればもっともっと

みんなが、レンガの広場を自分の庭のように使ってくれるようにようやくなったのだ、うれしい、あと10年もすればきっともっと。

毎日この町を見ているんだから

多摩ニュータウンは高齢化の町だと言うけれど、そんなこと誰が言っているのだろう、いい町にはいつも子供たちも若いおとうさんおかあさんもいっぱいなのに、僕は毎日この目でこの町を見ているのだから。

「記録することは守ることだ」

お祭りの時は、モンマルトルの丘の似顔絵描きのように、多摩ニュータウン・まちの絵葉書屋になるのだが、これがさっぱり売れない。やっぱり絵で食べていくのはたいへんなのだと実感する時だ。でも数年以上前に描いた諏訪2丁目団地はもう建て替えでなくなっ…

いいこと尽くめだから

野菜屋ドゥドゥは近くの恵泉女学園大学の有機農場で学生たちが作った野菜を売っている。おいしいと評判だし、地産地消だし、いいこと尽くめだからすぐになくなってしまう。

八百屋と絵葉書屋

ときどき、カフェ・ドゥドゥは八百屋と絵葉書屋になる、地域で生きるにはいろんなことをしなきゃだ。

ぼちぼち続いてくれれば

今年は第23回目のトムハウスまつりで、台風が来ると言うから、心配していたけれど、秋らしいいいお天気。お祭りのない新しい町にお祭りをということでコミュニティセンターを中心に始まったこのお祭り、すっかりこの地域らしいお祭りになった。あんまり構え…

しっくり来る空気を着ているような気がして

これまでは見るばかりだったのだけれど、いよいよ着てみて、ヘぇいいなと思ったので、ついに買ってしまった。 去年見た映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」は「 洋服は鎧だ、日々を生き抜くための!」と そんなことを言っていたけれど、そうとも言えるけ…

ファドを聞きながら飲んだくれていたいなんていう軽卒

「リスボンに誘われて」」を見た。出てくる俳優たちの静かなこと。主人公の老哲学教師がなんともよくて、年格好も同じようなものだから、ひどく共感してしまって、ただじっとそばにいて時間を過ごしていたかった。いろんなことを語りかけてくる映画だったけ…