2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

そういう話なんです

町をとぼとぼ歩いていてずっ考えていたことがある。ひとつのパン屋さんやカフェの付属品として町が存在するんだなということだったんだ。やっぱり吉田さんはいいわ。 「吉田さんのアメリカ紀行を読むと、書いてあることは、ニューヨークに、何とかいうバーが…

どこ行くの?

久しぶりに天気がいい。で、どこ行くの?と問われたら「現場」。箱根でも上高地でも京都でもなく「現場」。箱根より上高地より京都より「現場」がいい。どうして?そして帰りにお茶。

ピアノ・ピアノの世界になっている

予定が狂ってしまって、2時間も時間ができてしまったから、国立・富士見台団地のストリート・ピアノで練習しようと思ったら、いつも誰もいないのにその日に限っておにいさんのようなおじさんのような人が弾いていて、そのうち終わるだろうと聞いていたら、と…

なぜだかいつものと違う涙が

蜜蜂と遠雷を見た。文学は文学、映画は映画、どっちもいい、比べちゃだめなんだ。月の光がよかった、its only a paper moon がよかった、プロコフィエフピアノ協奏曲第3番がよかった、それにしても連弾っていいな。なぜだかいつものと違う涙が流れてた!http…

いい家ってつくづくいいなと思った

10月20日、久しぶりに穏やかな休日だった。午前中溜まっていた仕事を片付けて、いざスミレアオイハウス20周年オープンハウスへ。スミレアオイハウスというのは建築家増沢洵さんが1952年に設計した最小限住宅・9坪の家で、知る人ぞ知る戦後住宅建築の小さな名…

やっぱりここはいい

1年ぶりの北千住途中下車、やっぱりここはいい。わかば堂でお昼をいただいて、金曜日だからワインもいただいて、フラフラと路地から路地へ、おっと思うところにバラが咲いていて、ほんとにほんとにわい雑な路地なのに、目にするポスターはバウハウスであり、…

僕たちはこんな場所を持ち得ているだろうか

フィンランドの男たちの顔がとてもよくて、あちこちに転がるようにある廃物利用のサウナの佇まいがとてもよくて、生きているといろんなことがあるよね、男だちだって口を開こうよとただそれだけの映画。僕たちはこんな場所を持ち得ているだろうか。銭湯でも…

何にもないけれど

2泊3日の短い旅だったけれど、いろんな人たちにあった。今日ようやくお礼のハガキを出し終わった。なぜかここが好きだった。北加賀屋、名村造船所大阪工場跡地、今はクリエイティブセンター大阪と呼ばれている。何にもない、赤茶けたかつての造船所がぽつん…