2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
石牟礼さんに少しだけ近づけた。ずっーと遠くで見ていた。ふつうの人だった。毎日の食卓をたいせつにして、おいしいものを賑やかにみんなで食べるのが好きだった、そのうしろには海が有り山があり畑があり、当たり前の風景があった。 「貧乏、ということは、…
「ダブリンの時計職人」しんと静かな映画だった。家を失ってしまった時計職人と、麻薬に手を出してしまったジャンキーと、静かながらも淋しい日々を送るピアノ教師の未亡人。出会うはずもない境遇も階層も倫理もまるで違った背景を持つ三人が出会ってしまっ…
さぁ急がなきゃ、これからダブリン、きのうブルックリン、さっき、チャーハン、忙しいお休みの日だけれど、とにかく急がなきゃだ。誰かに会えるかな? https://www.youtube.com/watch?v=QrYtzNPJEVc
ようやく、こんなのが出たんだ。地域とかまちとかのことに首を突っ込んできたのだけれど、すぐに疲れてしまったり、いやになってしまったり、飽きてしまったりで、適性がないんだなと思っていたのだけれど、伊藤くんとphaはどちらかというとあんまり一生懸命…
30代の頃、東京のウディ・アレンになるんだと、ちっちゃな声で思っていたのだけれど、あんまり大きな声で言えないものだから、そっとしておいたのだけれど、でもある時期ウディ・アレンの作る映画があまり面白くなくなった時期があって、だからあまり人に聞…
ブック・カフェもいろいろできたけれど、お茶の水のエスパス・ビブリオは、あんまりおしゃれじゃないんだけれど、ご主人は仲良くなれそうひとだし、音楽の選曲がとってもいいものだから、ずっと居たくなった。
まわりはずいぶん変わってしまったけれど、文化学院も時代に取り残されてしまって、傷だらけの天使みたいだけれど、それでも伊作さんのスピリッツはまだまだ潰えていないと思うんだ!
お茶の水に来ると、ついついここまで来てしまうのだけれど、吉坂さん、やっぱり凄いなぁ、かべだけでうなってしまう。まちはテクスチャーだなんて、だれにも聞こえないように言ってしまう。
今日はどこにもひっからずにさっさと思っていたのだけれど、これはいかんと思ったらやっぱり、なんだかたたずまいからしていいのだもの。 「漱石は文人として厳格に過ぎたように思えるが、しかし会うて膝を交え俱に短日夜長を語るには興趣自ら深い人であった…
あの修道院の映画を見て以来、なぜか掃除をしなきゃということで、毎日ちょっとづつするのだが、急いじゃいけないと決めたから、拾い読みのようなことばかりしていて、ちっとも進まない。 「雪囲いの作業には十日ほどかかる。三つ葉ツツジの花が散るまでに十…
きのうの「住まいとコミュティづくりNPO交流会」どうしてあんなにしわせだったのかなときょう一日考えていたのだけれど、いま読んでいる「フルサトをつくるー帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方」東京書籍にこんなことが書いてあった。「そんな感じの「…
これを聞かずして、夏は終われない https://www.youtube.com/watch?v=rRleR-e8_t8
今日は幸せな一日でした、この会にすべり込んで。この国は、今つらいことばっかりだけど、地域からきっとあかりが見えてくるって、確信したのでした。この集まりのために走り回ってくれた、みなさんありがとうございました。 http://www.hc-zaidan.or.jp/jos…
しごと場の大そうじと映画「大いなる沈黙へ」で終わった夏休みだった。そしてまったく遠く離れたこの二つの世界がつながった夏の日々だった。 だって、このしごと場をグランド・シャルトルーズ修道院みたいにするんだという、途方もないことを思ったお休みだ…
修道士の映画を見てから、朝しごと場にきてすぐやらなければと思うのは打ち水、いつまで続くことやら、でもけっこう本気、ここにかかっているように思うから
もちろんさまざまな理由があるのだろうけれど、それでもやっぱりという気持ちが残る。またしばらくはざわざわとした気持ちになってしまいそうだ。
木槿のことが気になっていた、でもずっと使えないでいた。そう言う木がときどきある。好きだけれど使えない。でも、きのう駒沢大学前駅を歩いていて、木槿の列植を見た。使ってみようと思った。「夏服を着た女たち」そんな本のことをちらと思った。
都立大学駅を降りて、呑川緑道を歩いて20分、ギャラリー・セント・アイブスがあった。柳宗悦の民芸運動がバーナード・リーチとともに英国に渡って、セント・アイブスに窯を開いて、そんな行ったり来たりに興味があって、でもそんな行ったり来たりを身近に感…
映画「大いなる沈黙へ」を見た。この映画は残るだろう。なにが残るのだろう。それは多分人それぞれによって違うのだろう。映画の中でひとりひとりの修道士たちの顔が次々に映し出される場面がある。みんなちがう顔をしている。最も厳しい戒律を持つ集団生活…
大掃除をしていると中断することが多い、でも抵抗しないことにした、大掃除とはゆっくりとずーっと続けるものだと思った。 「風鈴か日本がこわれゆく韻か」田中千恵子 長谷川櫂著、麦の穂、四季のうた2008 こんな新書が出てきた。
暑中見舞いを書いていたら、こんな本が目にとまったから、頼んであった。さっき届いたのでぱらぱらと見ていたら、 I love you.あなたはこれをどう訳すだろうか。夏目漱石に英語を習っていた学生は、「我汝を愛す」と答えた。すると漱石は意外にも首を横に振…
「パリ左岸のピアノ工房 」を読んだ。 パリ左岸とピアノと職人たちと、どれひとつとっても味わい深いみっつ、そのみっつが混ざり合って進んでいくのだから、終始わくわくするのは間違いない。ただひとつ心配があった。挫折して久しいピアノを弾きたいという…
概ね暑中見舞いを出し終わった。ぽつぽつと返事が来る。今のお庭のことが書いてある。元気でいる。モサモサだ。枯れちゃったなどなど。概ね元気でやっていそうだ。こんなやり取りをしているうちに、しごとがしごとでなくなる。遊びでもないし、もちろん暇つ…
しごとというほどでもないけれど、しごと場にいて掃除だの、さまざま雑用をしている。これがいい、日頃考えないことを考える。概ねそれらはいいことだ。いらぬ心配など顔を出さぬ。しごとのようで、やすみのようで、掃除のようで、雑用のようで、夏休みって…
こんなのやっている。いよいよ夏休みだ。いろいろ叩かれているNHKだけれど、夏休みの昼下がりにこんなのを流してくれるNHK好きだなぁ。 http://www4.nhk.or.jp/P3242/
海でもなく、山でもなく、団地の夏。かなしいような、うれしいような、でもこれがぼくの夏になってしまったのだからしようがないじゃないか。
まちはすっかり夏休み、だからこっちも気持ちだけでも夏休み、まちの夏休みっていいもんだ、ひともまちも、もっともっと休めばいいんだが