2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

さぁ焼きビーフンも出て来たし

国立に来ると、ちょっと寄って行こうかということになる、「日々」。変われば変わるもんだ、おまけに本醸造を頼むなんて、20年前の僕には、居酒屋も本醸造もまるで異文化だったのだから。さぁ焼きビーフンも出て来たし。「今日の憂いは今日にて足れり」「日…

ずっと気まずい沈黙が続いている

今日のノルマは一応達成したので下まで降りてきた。銀蔵か、サイゼリアか、スターバックスか、迷った末にスターバックスに落ち着いた。なんとも貧しい選択肢だけれどお供は一流中の一流、木下杢太郎だ。ただ今日はどうもページが進まない、木下杢太郎を前に…

Can't Help Falling In Love

https://www.youtube.com/watch?v=jbLW2FtCliA

もうこの歳でパリ郊外に留学なんて

まだまだこれ以上、この国がおかしくなるのだったら、本当にベルサイユ高等園芸学校に行ってしまうからね。この国だけじゃなくて、東京も、多摩ニュータウンもだけどね。2017年11月27日 このところ東京の公園や緑地についての本を読むことが多い。きっかけは…

どれもが控えめでささやかなものだった

もうストーリーはすっかり忘れてしまった。「はじまりの街」なんだかいいタイトルだ。僕たちに寄り添ってくれる街という感じがする。僕たちはちっとも寄り添ってくれない街に住んでいる。これはやっぱりイタリア映画だなぁと思った。 2017年11月23日 トリノ…

そもそも学校って

どれだけ大きな木が大切なことか。 2016年11月22日 そもそも学校って、大きな木の下ではじまったという。ここに来るとそんなことを思い出す。そんなとってもシンプルなことを。

一曲かけてくれないか。ぼくの好きなやつを

ある時、some of these daysを、サルトルが「嘔吐」で引用していると知って、さすがサルトルさんいいとこに目をつけるなぁ!と思っていた。ところで some of these days ってなんて訳すのかなと思っていたけれど、「いつか近いうちに」でいいのかな? 私はウ…

おっとりぷっくらした須賀さんの写真の横で

今の時代にこういう言い方が許されるのかどうかわからないのですが、僕にとっての須賀さんは、今はもう居なくなってしまった日本のお嬢さの面影を残す方でした。2014年11月22日 久しぶりの横浜、須賀敦子展、須賀さんはなんと言っても手紙がいい、おっとりぷ…

このからっぽなかんじなんだと

母のために、かなりいい加減に作った庭でしたが、だんだん愛おしくなって来ています。2016年11月22日 ここに来るたびにいいなと思う。別に特別なデザインなどしていない。ただ、からっぽの空間があるだけだ。すこしの土とすこしの植物と風と空と。庭なんても…

僕は決してネトウヨではないけれど

最近は奈良に惹かれる、都市ではない田舎でもない奈良。都市を発明したのはイタリア人、田舎を発明したのはイギリス人、そんな話を聞いた時なるほどなぁと思った。じゃ奈良を発明したのは誰?日本人?日本人ってまんざらでもないと言うことか。僕は決してネ…

校舎の黒板に書いてあったルノワールの言葉

僕がもう一度生まれ変わったら、この学校で学びたいと思う。今でさえ時代遅れな学校って揶揄されるけれど、僕が生まれ変わる頃にはもっともっと時代遅れだと言われているだろう。でも、いいものはいくら時間が経っても古びない、いつまで経っても新しい。校…

でもすてきな若い人たちもいる

昨今の多摩ニュータウンには嫌気がさしている。どこまで落ちて行くんだろう?でもすてきな若い人たちもいる。彼らはけっして悲観することなく、確実に歩を進めている。僕たちに絶望している暇なんてないんです、と言われているようだった。dooks book exhibi…

ただただしんとしているのだ

この20年ほどの間に巡り会った廣津さんや、木下さんや、吉田さんは本当にかっこいい。こんなに素晴らしい先輩たちにめぐりあってるのに、いまひとつぱっとしないなぁ。 2016年11月19日 広津和郎の「壁の風景画」を読んだ。広津和郎は初めてだし、大正から昭…

いつも通りそのままでいはる

大好きな大阪がここにあった。単なる年寄りのノスタルジーかなぁ? 2014年11月18日 久しぶりの大阪、久しぶりの天王寺、我が青春の大阪市立天王寺美術館。デートもしたし、食堂でカレーも食べたし、お世話になりました。こんなに名建築なのに、目立ちもせず…

このままでは木下杢太郎にはなれない

木下杢太郎みたいな人になりたいなぁと思った頃がある。ある本に「木下杢太郎は選集でなく、全集で読まなければならない人である」って書いてあって、そうか木下杢太郎になるためには全集を読まなけばならないんだと思った。それから10年以上が経つ、でも全…

おじいさんが書くとても愛らしい本なのだ

そろそろまた、庄野さんに会いたい。 2017年11月14日 老夫婦のひたすら何も起こらない淡々とした日々。書かれているのは、庭のバラたちと庄野夫人のピアノ教本ツェルニーの進み具合、庄野さんの唱歌を中心とするハモニカ演奏と、ご近所から受け取ったり届け…

強いて名付ければ「ご近所さんデザイン」というところが

最近は喫茶店というところに入ってはいなかったけれど、どこかでひとり打ち上げをしなきゃだということで、狛江駅前のpoemに入ったら、なんだかそのしょんぼり感がいいのだった。時代はさぁ張り切って行こうよ!とは明らかに違っていて、だからといってもう…

今度こそ逃げ出するからね

もうこの国捨てようと思ったけれど、今回の下田、熱海の旅で思った、この国捨てたもんじゃないって、政治は三流だけど、風景一流だって。でもこの風景壊したら、今度こそ逃げ出すからね、イタリア人に生まれ変わるからねっ! https://www.youtube.com/watch?…

しょんぼりしている方がいい

旅の終わりは熱海で途中下車、復活著しいと聞く熱海、ちょっと復活しすぎじゃない???だから復活前の熱海を探してふらふら、あった見つけた!90歳を越えたおばぁちゃんがやっているというジャズ喫茶「ゆしま」やっぱり僕には復活なんかより、しょんぼりし…

たまには骨休め

海の後は温泉、たまには骨休めしなきゃだ。

いま73歳で

15歳で牛飼いになりたいと思った、20歳で庭師になろうと思った、55歳で呑んだくれになりたいと思った、65歳でバッハ弾きを目指した、いま73歳でサーファーになろうと思った。下田、入田浜海岸が人生を変えた! https://www.youtube.com/watch?v=2s4slliAtQU

わぁ

旅はいいなあ、海は広いなぁ!

わくわく

久しぶりの小旅行、わくわく。お供は堀江敏幸さん。

何かと言うと、オルムステッド、オルムステッド

誰もが知っていそうで、本当は誰も知らなかったオルムステッドが今度こそ、姿を見せてくれるのだ。僕が学生の頃、ランドスケープ・アーキテクトとは一日3回、セントラルパークに向かって、お祈りを捧げる人たちのことだというジョークを聞いて、おー、いいな…

でもいちばんふさわしいのは

国立富士見台団地商店街のストリートピアノ、80歳のおばあちゃんが弾いていた。「枯れ葉」を弾いていた。どんな人生だったんだろう?いろいろあったんだろうな。若者たちが立ち去ったあと「枯れ葉」の弾き語りを始めた。国立の裏通りなのにパリの裏通りみた…

映画ばかり見ていていいんだと思った

もっともっと映画が見たいなぁ。 2017年11月9日 この映画は語ろうとしてもなかなか語れない。見終わった後、言葉が溢れてくる映画と黙ってしまう他ないという映画があるけれど、この映画は後者だ。ただただ黙って見て、ずっと心の中にしまっておく、その静け…

主役たちではないそんな傍役たちが

終着駅であり港町、いい街だなぁ! 2014年11月1日 今回の旅行の終着駅は文字通り門司港だった。ここにもずっと来たかったのだけれど、ちょっと複雑な気持ちになった。近代化遺産の歴史を大切にしようという先駆的な試みだったと思うのだが、すっかり観光地に…

小鹿田の里にはやっぱり力があるのだ

最近我が街で徹底的に町を壊し、膨大な廃棄物を産み出すリノベーションが進行する。名も無き陶工たちにどう申し開きするつもりだろう? 2014年11月1日 今回の旅で一番楽しみにしていたのは、小鹿田焼の窯元の集落を訪ねることだった。バーナード・リーチや柳…

生と死の間をつなぐ風景をつくることこそ

やっぱり、一日3回セントラルパークに向かってお祈りを捧げなくちゃだ。 2014年11月1日 風の丘葬祭場もぼくたち風景をつくる仕事をするものにとって聖地のようなものだった。昔、われわれは1日3回ニューヨークのセントラルパークに向かってお祈りを捧げな…

いいよね

https://www.youtube.com/watch?v=NAZsrwUZ1YQ