遅すぎるけれど出会えて良かった

神奈川県立文学館、井伏鱒二展に行ってきた。どうしてあの時代の人はあんなにおっとりゆったりしていたのだろう?ちっともお金持ちではなかったし、戦争もあったし、どうして?十数年前に庄野潤三さんに出会い、そしてその先生筋にあたるのが井伏さんなのだな。ようやくこのひとたちの良さに気がつくなんて、遅すぎるけれど出会えて良かった、だからそのお祝いに横浜元町商店街でいっぱいやっている。僕はそれほどの酒飲みではないけれど、井伏さんみたいな酒飲みになりたい。