彼はふたたび未来を植えていた

「オーウェルの薔薇」レベッカ・ソルニット著を読んだ。最近またオーウェルの名を聞くことが多くなった。権威主義体制を厳しく糾弾したオーウェルだけれどその思想の背後には<薔薇>があって、「大地の表面」の細々とした喜びを愛でる日常があった、そんなこ…

歩いて耕して食べる歩いて耕して食べる

庭というより、道をつくりたい、畑をつくりたい。 2018年3月16日 おばあちゃんが大切にしておられた庭、木々は大きく育ち長い時間をかけて集められた草花たちは元気に育っていた。どうすればいいかわからなかった、だからお庭のまわりを一周する道を作ろうと…

お庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい

春は日本民藝館あたりからくるのだなぁ。 2016年3月13日 宗悦さんのことをもう少し勉強したくてやってきたのだけれど、少し難しい。それでもお庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい。

小さくていいものを求めることの方が

もうあまり西村伊作の名前は聞かなくなってしまった。かっこいい人だったなぁ。 2020年3月15日 コロナ・ウィルスの影響というのか、余波の余波を受けて、少しふさぎがちな日が続いていたけれど久しぶりに現場に出た。季節の木々と朝の光と職人たちと、やっぱ…

申し分のないお庭文学

庭だって歴史を変える力があるんだから! 2012年3月7日 再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて、申し分のないお庭文学。どん…

おうちだのお庭だのと言いつづけた荷風さん

いつまでも「おうちだの、お庭だの」と言いつづけていたい。 2012年3月4日 お庭文学というのがあるだろうと、そんなのを探してきては読んでいるのだけれど、持田叙子さんの「荷風へ、ようこそ」は、従来荷風と言えば、散歩のひと街歩きのひと、ばかりが喧伝…

おばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような

この間お庭づくりのお手伝いをさせて頂いたお宅にはおばぁちゃんがおられた。だからおばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような庭にできないかなと思った。庭を歩きながらこの場所にまつわる色んなことを思い出してもらえるといいなと思った。庭の設計には…

フクジュソウもつぼみをつけて

地面に絵を描くのをなりわいにしていますなんて言うと、ちょっとかっこいいなあ。 2018年2月21日 フクジュソウもつぼみをつけてようやく現場の季節、地面に図面を描くのが楽しい。

本にいい顔があるのかどうかわからないけれど

このぼろぼろ具合がなんとも愛おしい。 2012年2月17日 あした何しゃべろうかなと考えていたら、やっぱり行くつく所はこの本で、久しぶりに本箱から取り出してみたら、やっぱりいい顔している。本にいい顔があるのかどうかわからないけれど。

昔の本というのはほんとうに頼もしい顔を

もう二度と読まないだろうけれど、本棚の隅にずっと眠ってる。 2012年2月17日 引き続き、こんな本も出て来て、昔の本というのはほんとうに頼もしい顔をしている。造園学などと言うものを志した頃にアルバイト先の設計事務所の先輩が、これを読みなさいという…

でもこの一節に線をひいた

何度読んでもこの話好きだなぁ。 2017年1月31日 ウィリアム・モリスのことを時々知りたくなる。だからむかし買った「ウィリアム・モリスの庭」を取り出してもういちど読んでいた。で、きのうこんな一節に出会った。「ある時彼は一人の女性に、自分の講演が良…

だからしばし「モネ」に

MRIの結果、一応はシロ、良かったということでひと休み。この頃はひと休みばっかりしている。一応ここはBook Cafe なので、こんなのがあった「僕はモネ」このシリーズはなかなかよい、だからしばし「モネ」になっている。

そろそろ春かなぁ

そろそろ春かなぁ、いよいよ春かなぁ!

それではみなさま良い年を!

柿の種をお供にひとり忘年会。今年を振り返るとしたら敗北の年かな、大好きだったレンガ坂を失ったこと。でも楽しいこともあった、久しぶりに北海道に行けたこと。いいよね、北海道。なんだろうこの良さは、空気、木々、人々・・・。いろんな所に住んだけれ…

それでもやっぱりお正月だから

ヤブコウジがかわいい。 2019年12月19日 もう最近はお正月に向けての支度などしないけれど、それでもやっぱりお正月だから、ハボタンだの、ヤブコウジだの、ヒューケラだの、ガーデンシクラメンだのを植えてみた。

ひたすらぐるぐるぐるぐると

いつもの趣向とはちょっと違うのだけれど、この庭が好き。 2019年12月14日 ひたすらぐるぐるぐるぐると巡る花壇がいいなと思った。 何とかお正月に間に合った。 https://www.youtube.com/watch?v=VpSq69IiFaU

ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる

足掛け2年くらいかかったかなぁ。なんでそんなに時間がかかるの?と言われても。なにごとも時間がかかるのだよ。ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる。 https://www.youtube.com/watch?v=WRjCA0xm0E4

「4月・Aprile」という名の食堂

現場の近くで美味しそうなお店と出会えることほどうれしいことはない。「仕事しなきゃだっ!」って思ってしまう。「4月・Aprile」という名の食堂。

庭は楽しい、庭は幸福

延々と森の中を走る続けると忽然と現れる「イコロの森」、原生に近い森と洗練されたデザインの対比が好ましい。フランス整形式庭園のようでもあり、イギリスのコテッジ・ガーデンのようでもあり、そのどれとも異なるイコロ・スタイルかな?雨の中、最後に訪…

地域を愛するということは

北海道のお菓子屋さん六花亭が運営する六花の森には小さな美術館群とアートワークがさりげなく点在していている。ここに作品が集められている坂本直行という人は、北海道の山や森や植物を愛し、生涯絵を描き続けた人で、地域を愛するということはこういうこ…

唯一無二の大好きな場所に

十数年ぶりに十勝千年の森を訪ねた。やっぱりとっても良くて、2才の孫娘にとっても74才のおじいちゃんにとっても唯一無二の大好きな場所になった。また来よう!

いい仕事なんだから!

我田引水になるけれど、みどりの仕事っていいなぁ。もっともっと若い人たちに来てほしい、いい仕事なんだから!そういえば、プレスリーのgreen green grass of homeって僕たちの歌だったんだ! https://www.youtube.com/watch?v=uvGvmsLQaHA

僕が悪かった

秋が深いなぁ!ほんのすこし前まで、秋なんて来るもんかなんて思っていたけれど、ごめんなさい、僕が悪かった。 https://www.youtube.com/watch?v=xXBNlApwh0c

アルヴァ・アアルトだけは

「日常を美しく生きるという、普遍的な視点と制作」 もう遠くまで旅をする元気はないのだけれど、アルヴァ・アアルトだけは見ておきたい。

学校なんてそれだけでいい

大正10年生まれなのに、ちっとも古くさくない、最も新しい! 2015年9月20日 自由学園、南沢フェスティバルに行ってきた。小さな学校だ。「自由」なんて 近頃ちっともはやらない、そんなことをけなげに大事にしている。 それでも大正10年生まれ、こんなちっち…

秋だから・・・

これはいい

図鑑ってなかなか使いこなせないのだけれど、これはいい。 2014年9月19日 ずっと現場に提げて行く図鑑を探していた。きょう初めてこれをもって行った。とても重いのであるが、多いに助けてくれた。採取した葉っぱを帰り道、お茶とクリのケーキをいただきなが…

いまだにこんな学校があるなんて

なぜかこの学校が好きなんです。いまだにこんな学校があるなんて奇跡のようなんですが。 https://www.youtube.com/watch?v=c7xUvYADeR4

やっぱり好きだなぁこの学校

コロナ禍も落ち着きかけて何年かぶりの自由学園・野の花祭り。やっぱり好きだなぁこの学校。なんだかおかしなことになってしまったこの国だけど、ここに来ると勇気をくれる。「理念って美しい、理想って忘ちゃいけない、自由ってすてき」って! https://www.…

やっぱりいいわここがいい

自由学園、野の花祭に来ている。やっぱりいいわここがいい。ライト好みの池にトンボが遊んでる。