空とか、風とか、光とか、影とか

ことしもジャスミンの花が咲く季節がやってきた。春と夏のあいだ。 2017年4月19日 カロライナ・ジャスミン Gelsemium sempervirens が花をつけている。つる性植物の自由気ままなところに魅かれる。だからいつもパーゴラとかトレリスとかいったものをつくる。…

ミヤコワスレの花が咲いていた

大きな桜の木が真ん中にあるこの庭が好きだった。 2016年4月21日 いちにちじゅうフッキソウ、ギボウシ、フウチソウ、アマドコロ、シャガなどを植えていた。ちょうどミヤコワスレの花が咲いていた。 https://www.youtube.com/watch?v=CRTfyXwxUgQ

「もっと楽しく」「もっと自然に」「もっと自由に」

三菱一号館は現在改修中。どう生まれ変わるんだろう?頼むよ、幻滅させないでおくれ!心配だなぁ。 2022年4月13日 久しぶりの三菱一号館、上野リチ展。リチさんのデザインをひとことで言うと、ウィーンで京都から建築の勉強に来ていた上野伊三郎と恋に落ちた…

ぼくはこっちのほうがいいなと

最近のチューリップは結構アヴァンギャルド。どの世界にも前衛っているなぁ。 2017年4月10日 月曜日の朝はなんだか忙しいのだけれど、目についてしまったからしようがない。チューリップっていい、先週はサクラをさんざん見ていたけれど、ぼくはこっちのほう…

群れない桜

若い頃、桜なんてと思っていたけれど。 2016年4月9日 お花見(群桜、群衆、飲食)にばかり目が行っている間にすっかり忘れていた1本の桜のこと、群れない桜のこと。ぼくはやっぱり君がいい、すっくと立つ桜。久しぶりの現場「残すと言うこと」のたいせつさ…

鳥の世界にも空き家が増えているのかも

ザイフリボクが好き。 2018年4月9日 サクラ、ザイフリボクに続いて、ハナミズキが花をつけ始めた、何とも忙しいこと。巣箱、今年の入居者はまだ決まっていない。鳥の世界にも空き家が増えているのかもしれない。

ようやく8分咲きかな?

ようやく8分咲きかな?でもちょっと寒い、明日は晴れることを期待しよう。

お昼は「Aprile 4月」という名の

雨の中、春の花壇の手入れ、チューリップもスイセンもけなげ、お昼は「Aprile 4月」という名の食堂。

ちっちゃな庭は好きだったのだけれど

深山幽谷みたいでしょ、でも祖師谷なんです。 2014年4月2日 数年前につくった、もっこうばらの絡まるパーゴラとピアノの郵便受けのあるちっちゃな庭は好きだったのだけれど、今朝とりこわしになってしまった。ラジオからはottavaがなくなってしまうというし…

僕たちだって

サクラばかりがもてはやされるけれど、僕たちだって咲いている!

藤原さんいいな

「植物考」藤原辰史著を読んだ。今の僕たちを取り巻く世界をこんなに的確に簡潔に言葉にしてくれた人がこれまでいただろうか。「私はそれを植物性からの人間の大きな乖離、あるいは、人間のうちなる植物性の弱体化と呼びたい」藤原さんいいな、もっともっと…

かつて馳せた想いに

学生時代、同じ花卉・造園学教室に学んだ先輩たちとの昼飲みの会が横浜であった。個人情報保護法施行やコロナ禍以降、このような集まりを持つことはすっかり少なくなってしまっていた。かつて僕たちが何を想い何を目指して来たかを確認できる貴重な時間を共…

彼はふたたび未来を植えていた

「オーウェルの薔薇」レベッカ・ソルニット著を読んだ。最近またオーウェルの名を聞くことが多くなった。権威主義体制を厳しく糾弾したオーウェルだけれどその思想の背後には<薔薇>があって、「大地の表面」の細々とした喜びを愛でる日常があった、そんなこ…

歩いて耕して食べる歩いて耕して食べる

庭というより、道をつくりたい、畑をつくりたい。 2018年3月16日 おばあちゃんが大切にしておられた庭、木々は大きく育ち長い時間をかけて集められた草花たちは元気に育っていた。どうすればいいかわからなかった、だからお庭のまわりを一周する道を作ろうと…

お庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい

春は日本民藝館あたりからくるのだなぁ。 2016年3月13日 宗悦さんのことをもう少し勉強したくてやってきたのだけれど、少し難しい。それでもお庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい。

小さくていいものを求めることの方が

もうあまり西村伊作の名前は聞かなくなってしまった。かっこいい人だったなぁ。 2020年3月15日 コロナ・ウィルスの影響というのか、余波の余波を受けて、少しふさぎがちな日が続いていたけれど久しぶりに現場に出た。季節の木々と朝の光と職人たちと、やっぱ…

申し分のないお庭文学

庭だって歴史を変える力があるんだから! 2012年3月7日 再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて、申し分のないお庭文学。どん…

おうちだのお庭だのと言いつづけた荷風さん

いつまでも「おうちだの、お庭だの」と言いつづけていたい。 2012年3月4日 お庭文学というのがあるだろうと、そんなのを探してきては読んでいるのだけれど、持田叙子さんの「荷風へ、ようこそ」は、従来荷風と言えば、散歩のひと街歩きのひと、ばかりが喧伝…

おばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような

この間お庭づくりのお手伝いをさせて頂いたお宅にはおばぁちゃんがおられた。だからおばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような庭にできないかなと思った。庭を歩きながらこの場所にまつわる色んなことを思い出してもらえるといいなと思った。庭の設計には…

フクジュソウもつぼみをつけて

地面に絵を描くのをなりわいにしていますなんて言うと、ちょっとかっこいいなあ。 2018年2月21日 フクジュソウもつぼみをつけてようやく現場の季節、地面に図面を描くのが楽しい。

本にいい顔があるのかどうかわからないけれど

このぼろぼろ具合がなんとも愛おしい。 2012年2月17日 あした何しゃべろうかなと考えていたら、やっぱり行くつく所はこの本で、久しぶりに本箱から取り出してみたら、やっぱりいい顔している。本にいい顔があるのかどうかわからないけれど。

昔の本というのはほんとうに頼もしい顔を

もう二度と読まないだろうけれど、本棚の隅にずっと眠ってる。 2012年2月17日 引き続き、こんな本も出て来て、昔の本というのはほんとうに頼もしい顔をしている。造園学などと言うものを志した頃にアルバイト先の設計事務所の先輩が、これを読みなさいという…

でもこの一節に線をひいた

何度読んでもこの話好きだなぁ。 2017年1月31日 ウィリアム・モリスのことを時々知りたくなる。だからむかし買った「ウィリアム・モリスの庭」を取り出してもういちど読んでいた。で、きのうこんな一節に出会った。「ある時彼は一人の女性に、自分の講演が良…

だからしばし「モネ」に

MRIの結果、一応はシロ、良かったということでひと休み。この頃はひと休みばっかりしている。一応ここはBook Cafe なので、こんなのがあった「僕はモネ」このシリーズはなかなかよい、だからしばし「モネ」になっている。

そろそろ春かなぁ

そろそろ春かなぁ、いよいよ春かなぁ!

それではみなさま良い年を!

柿の種をお供にひとり忘年会。今年を振り返るとしたら敗北の年かな、大好きだったレンガ坂を失ったこと。でも楽しいこともあった、久しぶりに北海道に行けたこと。いいよね、北海道。なんだろうこの良さは、空気、木々、人々・・・。いろんな所に住んだけれ…

それでもやっぱりお正月だから

ヤブコウジがかわいい。 2019年12月19日 もう最近はお正月に向けての支度などしないけれど、それでもやっぱりお正月だから、ハボタンだの、ヤブコウジだの、ヒューケラだの、ガーデンシクラメンだのを植えてみた。

ひたすらぐるぐるぐるぐると

いつもの趣向とはちょっと違うのだけれど、この庭が好き。 2019年12月14日 ひたすらぐるぐるぐるぐると巡る花壇がいいなと思った。 何とかお正月に間に合った。 https://www.youtube.com/watch?v=VpSq69IiFaU

ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる

足掛け2年くらいかかったかなぁ。なんでそんなに時間がかかるの?と言われても。なにごとも時間がかかるのだよ。ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる。 https://www.youtube.com/watch?v=WRjCA0xm0E4

「4月・Aprile」という名の食堂

現場の近くで美味しそうなお店と出会えることほどうれしいことはない。「仕事しなきゃだっ!」って思ってしまう。「4月・Aprile」という名の食堂。