ひと

Birthday card がうれしい

キノからのBirthday card がうれしい、ありがとう!

それでも最後まで、快楽を語り、生きることを愛していること

海老坂武著「生きるということ、モンテーニュとの対話」を読んだ。老人論と呼ばれるような本を何冊か読んできたけれど、モンテーニュの、海老坂武の、老いるということがいちばんしっくりと来るように思う。ここ1~2ヶ月抱いてきたもやもやした気持ちもよう…

暑い暑い夏

府中市美術館・橋口五葉のデザイン世界展に行ってきた。意匠と文学は一体のものなのダァと思う。なのに今どうしてこの二つは遠く離れ離れになってしまったのだろう。暑い暑い夏、遠出などせず近くの美術館巡りが楽しい。

僕たちの僕たちらしい庭のスタイルは

19回目の生活クラブ生協・住まいの講座「小さな庭のデザイン」が終わった。よくも19年も続いたなあと思う。僕が作ってきた小さな庭やこれからは「食べられる庭」ですよとか「涼しい風景」ですよとか、今考えていることを2時間余りお話しした。でも最後はいつ…

こつこつと自分を信じる道を歩くテラバヤシさん

僕の好きなテラバヤシセッケイジムショが事務所を閉めるというのでお別れのご挨拶に行ってきた。テラバヤシさんは既にこの場を離れて海の近くの町に移られていて会うことはできなかったけれども、奥さまにその経緯を聞いて、テラバヤシさんやっぱり素敵なこ…

いいなぁKevin Spacey

海に行きたいなぁ!いいなぁKevin Spacey. https://www.youtube.com/watch?v=eCOxcgL72iU&list=RDeCOxcgL72iU&start_radio=1

そんなアレンに僕たちも元気をもらう

なんたってウディ・アレンは僕の先生。 2018年6月28日 この映画をどう考えればいいんだろう。ウディ・アレンはいつもウディ・アレンの映画を撮る。一年に一本は必ず映画をつくり、毎週月曜日の夜には必ずジャズ・クラブでクラリネットを吹く。映画にはいつも…

いつも青いジャケットをひっかけて

こういう人がいる、アメリカが好きだった。ニューヨークが好きだった。 2016年6月27日 ビル・カニンガムがなくなった、87才だった。映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」で出会った。いつも青いジャケットをひっかけて自転車に乗って走り回っていた。なん…

ブリーズ・ソレイユ brise‐soleil というものに

むかし母の書棚に「それいゆ」という雑誌が並んでいた。なんだかハイカラな雑誌だった。いま愚息はブリーズ・ソレイユが好きだという。血なのかなぁ。 2017年6月24日 語感がいいからなのか、ブリーズ・ソレイユ brise‐soleil というものに魅かれる。直訳すると…

とにかくみんないい顔しているのです

十勝千年の森を後にした僕たちは高野ランドスケープ・プランニングの事務所のある旧鎮練小学校へ移動、やっぱりここでも飲んで食べての大宴会。高野さんは今も彼のデスクの上から僕たちを見守っているのでした。とにかくみんないい顔しているのです、笑って…

僕たちは千年先のことを考えて仕事しなきゃだめだぞ

ついで十勝千年の森へ。ここはやっぱり素晴らしくて、高野さんの僕たちは千年先のことを考えて仕事しなきゃだめだぞ!という、そんな思いがひしひしと伝わってくる場所なのでした。やっぱりここでも森のバーで乾杯。千年の森はこんなにたくさんのお客さんは…

みんないい顔してるなあ

高野ランドスケーププランニング50周年記念の会は6月7日、いつものフクロウくんとクマくんが出迎えてくれる大好きな帯広の北海道ホテルで開かれたのでした。かつての仲間たちが次から次に集まってきて、久しぶりだね、みんなよく生き抜いてきたねって言葉こ…

人生には時々いいなと思う人がいて

しばらく岸さん読んでいないけれど、いい本書いておられるかな? 2020年6月2日 この人はいいな、好きだなと思える人はそういなくて、そんな人と出会えた「図書室」はうれしい本だった。人生には時々いいなと思う人がいて、これまで僕がいいなと思った人は、…

「おひるねみかん」を飲みながら

多摩の仲間Oさんが、南平に本屋とキッチン「よりまし堂」を開いたというのでみんなでお祝いに行ってきた。本屋さんとキッチン、一粒で二度美味しいお店だから、ずいぶん長居をしてしまった。ふと思った、ここには平和のことを考えるオーラが漂っているなぁっ…

転んだり、泣いたり。いろいろあったけれど

2年の時が過ぎていった。 2023年5月26日 お天気はまづまづ、北山田辺りをキノと散歩。カルガモを眺めたり、カメを見入ったり、郵便屋さんにご挨拶したり、転んだり、泣いたり。いろいろあったけれど、みんな楽しかった。 https://www.youtube.com/watch?v=YE…

こんな日本になるとは思っていなかった

水村さんの新しい本が出た。「大使とその妻」楽しみにしている。 2020年5月23日 久しぶりにすっかり小説の中にいた。昭和の初めからバブルの時代へとゆっくり過ぎていく時代、仲良くなってはいけなかった小学生の太郎ちゃんとよう子ちゃん、その二人を静かに…

地下深くのジャズクラブにはまだまだ自由な空気が

Kさん、かっこいいんだから! 2019年5月19日久しぶりの銀座である。Kさんのライブ、Kさんの初めての銀座デビュー。お祝いに駆けつけなきゃといってきた。Kさんとはつい最近友達になった。Kさんは商社を定年退職した後、ジャズ・シンガーになるんだと言って、…

いいなこの人と思った

近代美術館の緑陰でくつろぐコルビュジェに会ってきた。 2019年5月18日 コルビュジェ展に行ってきた。滑り込みだった。とっても混んでいた。巨匠にこんなこと言うなんて、展示はあまりワクワクしなかった。でも展示室を出てミュージアム・ショップをぶらぶら…

三岸家の人たち

東京で宝ものを一つ見つけた。それがうれしい。 2023年5月8日 ゴールデンウィーク最終日は雨の中、鷺ノ宮の三岸アトリエのオープンガーデンに行ってきた。三岸アトリエは三岸好太郎、節子夫妻が1934年にバウハウスに留学していた山脇巌に設計を依頼して建て…

そしてその想いは益々強くなる

先日、東急文化村の中の本屋さんのNADiffに勤めておられた方から電話があった、こんど二子玉川で本屋さんを始めたからということだった、その名をSprout books and artという。わざわざ電話を頂いたことが嬉しくて今日行ってきた。好きになってしまった本屋…

おじぃちゃんの眼とこころ

キノ、おじぃちゃんの眼とこころを信じてね! 2022年5月 ゴールデン・ウィークなのに仕事をしていた。孫と一緒に遊びたかったのに。だからキノが仕事場に訪ねてくれた。「う~」とか「お~」とか多分「おじぃちゃん、お仕事頑張って!」と言いに来てくれての…

ビル・カニンガムはもう

ビル・カニンガムはもう死んでしまった。おやすみなさい。 2017年5月2日 この2~3年、印象に残っているおじいさんの映画が3本ある。ファッション写真家ビル・カニンガム、ピアノ教師シーモア・バーンスタイン、写真家ソール・ライター。みんなニューヨークの…

さすが三善晃せんせい

残された人生どうするんだと日夜考えている。音楽に、映画に、本に、庭に、でも何か足りないなぁと本棚を探していたら、「オトコ、料理につきる」が出てきた。そうだこれだ、料理だったんだ。さすが三善晃せんせい、音楽だけでなく人生の本質を見抜いておら…

自身の心持ちを郵便病と揶揄しつつ

手紙や葉書が、ぼくにとって最後の生きがいになっている。 2015年4月28日 今日の言葉より 「 国際電話やファクスの時代を経て今や電子メールにやり取りが成り立つ世界になお船便や航空便を支持する者がいるとしたら、そのひとりに数えていいだろう杉本氏(杉…

本を読んでいる人を眺めるのが好きなんです

「私、本を読んでいる人を眺めるのが好きなんです。自分で本を読む以上に」小川さんてこういう人だなあ。 2023年4月23日 小鳥たちと小鳥の小父さんとバラ園と古い洋館が作る静かで慎ましい世界が少しづつ少しづつ崩れてゆく物語。いつだってそうなんだから。…

浜田さんばかり

年になんどか浜田さんばかり聞いている時がある。 https://www.youtube.com/watch?v=CRTfyXwxUgQ

ゆる~く円を描いて生きていくということの

川上さんは教えてくれる、ゆるーく円を描いて生きていくということの柔らかさ、静かさを。 2020年4月22日 川上弘美さんの「どこから行っても遠い町」を読んだ。都心から二十分ほどの商店街、小さな魚屋さん、 小料理屋と居酒屋の間くらいのお店、たこ焼き屋…

こんなによれよれなの?

そろそろまた、麻のジャケットの季節だ。 2023年4月23日 久しぶりに洋服を買った。この間なぜかニュース番組に映ってしまい、その姿があまりによれよれぼさほさで。えっ、こんなによれよれなの?って驚愕してしまったのだ。いけないいけない、人生さいごの日…

もう少しいろんなこと

池内さんが亡くなってしまった、もう少しいろんなこと教えて欲しかった。 2024年4月22日 「遊園地の木馬」を読んだ。池内さんはひたすら「さりげなく」生きてきた。自分にはできないものだから、ついつい池内さんを読んできた。そんなことだからこの本でも取…

好きに成ってしまったのだから仕方がない

「好きになってしまったのだから仕方がない」さっぱりしてるなあ。猪熊さんが好きなのに、まだ丸亀に、猪熊弦一郎美術館に行っていないなんて、行かなくちゃだ。 2018年4月12日 いのくまさんはいつも楽しそう。作る人は戦わなければとか、苦しまなくてはとか…