だからビールを頼んだ

またBUNDANNに行ってビールが飲みたい、中原中也を気取って。 2015年7月3日 日本近代文学館に行った。こんなところがあるんだなぁ、素晴らしい。文学のチカラなんてと思っていたけれど、こんな時代だからこそ、文学のチカラ、文字のチカラなんだなぁと思った…

このところいっぽん横棒が加わって

木と本という字はこんなに似ているのだと気付かせてくれた映画だった。 2021年6月24日 「木」がいいなと思って生きてきた、このところいっぽん横棒が加わって「本」がいいなと思ってる。本とニューヨークと風変わりな人々とジャズと。お気に入りが4つも揃う…

これからは少しづつ昔の自分に戻っていくのかな・・・

辻山さんは荻窪にある本屋さんTitleの店主である。日々こつこつとお店に立って街のこと、店のこと、本のことを考えておられる。今まで2度お店を訪ねようとして辿り着けないでいる。別に難しいところではないのだけれど。今度こそTitleにお訪ねしたい。 そう…

えっ、そんなこと言ってもいいの

建築が荷物を背負いすぎているという堀部さん、同感です。 2018年6月14日 かつて建築が大好きだった時期がありました。でも少しづつ熱が冷めてって、近頃はあまり建築の本を読むことも少なくなっていました。でもこの本を本屋さんで見た時はひと目で気に入っ…

人生に、ふんわりとした平静さを与えて愛すべき人生を生き

人生にふんわりとした平静さを与えて死んでいきますからって、キャベツなんか植えていて死ぬこととかって、モンターニュさん、いいねぇ。これからはふんわりと、キャベツ育てながら生きていくことにしよう。 2020年6月14日 どうも取り止めがなくて、何を言っ…

残るは東京堂だけか

岩波ブックセンターもなくなってしまった。岩波ホールも閉館だという。もっともっと長生きしてくれてもおかしくなかったのに。残るは東京堂だけか。 2019年6月11日 久しぶりの神保町、やっぱりいいな。何がいいって何がいいんだろう。反知性の時代の神保町。…

ぽっと小さな灯のついたような

その鶴見俊輔さんももう亡くなられてしまった。ちいさな理想を大切にしなさいと言っていた鶴見さん。ぽっと小さな灯のついたような装丁が鶴見さんらしい。 2017年6月11日最近覚えた楽しみがある。自宅の本箱の本を一箱づつ、整理していくことだ。そしてこれ…

だれもが命の輝きにあふれ、

誰にとってもこういう街や、こういう時間はあったのだと思う。 20年6月7日きょうが初日なのに、初日からとってもいいのだった。すっかりパリの街をふらふら歩いてる。表紙の装丁のかわいいこと!その夜のポリーには、イタリア人にアルゼンチン人に、ドイツ人…

人生には時々いいなと思う人がいて

岸さんは大阪という街から考えようとする。粘り強く大阪という街を考えようとする。答えが出るかどうかわからないけれど、気長に待とうと思う。 2020年6月2日 いいな、好きだなと思える人はそういなくて、そんな人と出会えた「図書室」はうれしい本だった。…

京都に行きたい

そろそろどこかに行きたい、京都に行きたい、善行堂さんに行きたい。 2019年5月30日 下北沢のB&Bの入り口の一番目につくところに平積みになっていた。エンジ色と黒のきっぱりとした装画も装丁もとってもよくて、それに「漱石全集を買った日」という書名も断…

そうは私は思わないと葉子さんも言っている

この小説が好きだったというと、なんだか恥ずかしいように感じるけれど、だから黙っているのがいいのかというと、そうは私は思わないと葉子さんも言っている。だからちゃんとこの小説が好きだったと言おうと思う。 2019年5月27日 「水曜の朝、午前三時」この…

ちょっとだけいいよねと思えるくらいの風景は

どんどんどんどん壊れていってしまって、よろこばしい風景なんてもうないよね。でもこつこつこつと作っていければなぁと思う、よろこばしい風景とまでは言えなくても、ちょっとだけいいよねと思えるくらいの風景は。 2020年5月26日 「よろこばしい風景」なん…

3世代くらいかかってようやく見えてくる

水村さんの小説が好き。家族の長い物語を書く。3世代くらいかかってようやく見えてくるものがある。 2020年5月23日 久しぶりにすっかり小説の中にいた。昭和の初めからバブルの時代へとゆっくり過ぎていく時代、仲良くなってはいけなかった小学生の太郎ちゃ…

やっぱりライトさんだなぁと

丸メガネのコルビュジェさんとかんかん帽子のライトさん、どちらが好きなんてなかなか言えないけれど、晩年になってやっぱりライトさんだなぁと思う。 2019年5月18日 コルビュジェってどんな人って考えながら近代美術館の中を歩いていたら、この本を見つけた…

京都に行って九鬼さんの

もう少し早く生まれていたら、京都に行って九鬼さんのお弟子さんになりたかった。最近はあまり聞かなくなってしまったけれど「恬淡」、いい言葉だなぁ。 2020年5月18日 団地で目通り直径60cmもあろうかというケヤキの樹が伐採される事になりそうです。だから…

背筋をぴんとしてくれる本屋さん

東京堂、しばらく行っていない。どおりで背筋がぴんとしてない。背筋をぴんとしてくれる本屋さんも珍しい。 2016年5月15日 長い一日、最後にたどり着いたのは東京堂書店だった。paper back cafeでお茶を飲んでいたら、どこかで見た顔だと思ったら、キャロラ…

「世に逆流せず、また心を乱さざるの徒」って

庭をつくる人ってこうなの?「世に逆流せず、また心を乱さざるの徒」って、全く正反対じゃないか。それにしてもこの本、装丁もかわいい。 2020年5月9日 『庭をつくる人』 著:室生犀星 この本を本屋さんで見つけた時、やったぁと思った。こんな本があるんだ…

結局この一冊を抱えて人生を

庭について書かれた本はたくさんある、でもみんななんかピンとこない。結局いつもこの本に戻ってくる。結局この一冊を抱えて人生を終えるのかなぁ? 20年5月6日『IN OUT OF THE GARDEN』 著:SARA MIDDA50年近く庭だの風景だののことを考える世界に身を置い…

なんと幸せな人生だろう

健一さんのあの笑顔はどこから来るのだろうと思っていたら、「どんな世の中であれ人間の世界に本来具わっている『良いもの』を可能な限り徹底して味わった」ことによるのだと知って、なんと幸せな人生だろうと思った。 2019年5月4日 「父 吉田健一」には娘の…

おうちだの、お庭だのと言いつづけた荷風さん

いつまでも、おうちだのお庭だのと言い続けていたい。 2020年5月3日 おかしな時代になってきた。でも荷風さんだっておかしなおじさんだった。こういう時代だからこそ、荷風さんのようにおうちだの、お庭だのと言い続けていきたい。 お庭文学というのがあるだ…

松山さんはこういう人だったのかと

「受け入れず、押し戻さず、共存せず、でもそこに置いておく」松山さん、見事だなぁ! 2020年5月3日 今日もまだ始めてばかりなのに、ひっかかってしまった。ぱっと開いたらこんなのが出てきた。 僕は都会に行き 家を建てる術を学ぼう。 僕は大工の弟子となり…

わぁ、なんといい顔

この本の表紙の吉本さんの写真を見た時のことは覚えてる。わぁ、なんといい顔。吉本さんの思想は理解できていない、でもなんといい顔ということは分かる。 2013年5月4日最近本屋さんを何も考えずにふらふら歩くことを覚えた。多摩センター、丸善・ジュンク堂…

それでもやはり郵便病だから

今はもう手紙などあまり書かなくなったけれど、それでもやはり郵便病だから、見積書や請求書にも青インクでメモを添えて宛先を書いて気に入りの切手を貼って投函する。たとえ見積書や請求書であっても手紙は手紙なのだから。 2015年4月28日 「 国際電話やフ…

あと15年経ったら

これを書いてから7年が経った。こんな特別な日が訪れるのかなぁ? 2015年4月19日 「1921年に二十の岡崎みち子さんはいま八十七歳。まだどこかで元気に暮らしていればいいと思う。私はその八十七歳の老女とともに「ヘンリ・ライクロフトの私記」を読み返す。…

手放したくなくなってしまった

小川洋子さんのことをもっと知りたいと思っていた。「細雪」が好きだったから六甲山麓の町に暮らしてみたいと思っていた。それで「ミーナの行進」を読むことにした。芦屋あたりの町を毎日カバと一緒に散歩する小説だった。 「部屋の壁に、天井に届くほどの本…

好きだからしようがない

好きになってしまったのだから、仕方ない、ただそれだけの人生。さっぱりしてるなぁ。 2018年4月12日 いのくまさんはいつも楽しそう。作る人は戦わなければとか、苦しまなくてはとか、そんなの?と思う人。楽しくて何が悪いといのくまさんは思うし、僕も思う…

こんな父親でありたかった

こんな父親でありたかった。「空になったぶどう酒の瓶に、水を入れておくと、それを飲んで酔う父」ここだけは似ているけれど。 2021年4月11日 三味線ソングライターの桃山晴衣さんはその父、鹿島大治のことをこんなふうに書いていました。パリを第二の故郷と…

老いと共に獲得してゆくべきもの

老いと共に獲得してゆくべきものってこういうことなんだ。 2021年4月11日 最近はやっぱりもうおじいさんだから、どんなおじいさんになりたいかということばかり考えているけれど、そんな中でも松浦寿輝さんが書く川村二郎さんのことが印象に残っている。 「…

物凄いこと言うなぁ、この大工さん

「経験は私個人のものであり、もはや私の人格の一部である。もし生まれ変わるなら、偉人などではなく、自分の経験を持ったまま、何度でも職人として生まれ変わりたいと思う」 全く異議がない!物凄いこと言うなぁ、この大工さん。 2018年4月5日 職人が書いた…

誰が好きだと言って

この表紙の植物画だって、杢太郎さんが描いたんだから、ってどうして僕が自慢しなきゃいけなんだって、だって敬愛しているのだから。尊敬する人は幾人かいる、愛する人だって何人かいる、でも敬愛する人なんて滅多にいないのだから。 2021年4月4日 誰が好き…