大正14年8月30日の荷風さん

最近は寄り道読書というのをしているのだけれど、今日思いついた断腸亭日乘を持ち歩けばいいのだと。大正14年8月30日の荷風さんはこんな風、やっぱり粋だなぁ。

そこがえらい、そこがあこがれ

今日の仕事はつらかったぁ、暑かったぁ、だから立川ガラリア、お供は茉莉さん、そのうえ洋子さん、最強の魔女のふたり、やっぱり僕は女なら茉莉さん、男なら健一さんが好き、なぜってふたりともなんともおしゃれ、なんともシアワセ、どんなひどい時代にあっ…

甘かったなあ

とても病棟で、失われし時を求めて なんて読めやしないと知った、甘かったなあ。 2024年8月27日 「収容所のプルースト」という本があるのだから「病棟のプルースト」というのがあってもいいかなと思って入院が決まった時からプルースト一択に決めていた。よ…

末盛さんのお人柄が偲ばれて

この間、暮らしの手帖の「暮らしのヒント集」を再読していたら中々よくて、「ヒント集2」も買ってしまった。「ヒント集2」ではあとがきで末盛千枝子さんがお話しされていて末盛さんのお人柄が偲ばれて暖かい心もちになった。

そんなことを思った

久しぶりの神保町、お目当ては2軒ともお休み、どうして?久しぶりに来たのに。で、東京堂へ。ちょっと疲れ気味だったから中には入らずに通りからショー·ウィンドウを。東京堂がすごいのはショー·ウィンドウを見るだけで、今の出版界を垣間見ることができるこ…

おぉ、これだっ、と

レイチェル、元気にしてるかなぁ? 2018年8月15日 本棚の整理をしていて、ついつい手が止まってしまうのは、映画のパンフレットが出てきた時だ。おぉ、これだっ、と。ジェレミー・アイアンズの渋いこと!レイチェル・マクアダムスのチャーミングなこと!

暮らしの愛おしさの

もう民藝なんてと思っていた時期があった。でも今またたいせつにしたいと思ってる。 「現代の暮らしの愛おしさの回復の道筋を、今また民藝に求めているのです」p.55〈民藝〉のレッスン 鞍田崇+編集部

愛すべきものたちが

松家さんの本にはいつも愛すべきものたちがたくさん出てくる。

静かにこの古びた家で

このタイトルが好きだった。「もうめんどうなことはいい。静かにこの古びた家で、夕陽が沈むように年をとればいいじゃないか」p.105この2行が好きだった。「優雅なのか、どうかわからない」松家仁之著

パリと、ひとりぼっちと、貧乏を

書名を見てすぐに好きに違いないと思った。やっぱり好きだった。パリでセンゴクさんに会いたかった。 たしかセンゴクさんは、パリと、ひとりぼっちと、貧乏を楽しんでいる。p.66〈とこしえのお嬢さん〉野見山暁治著

父母の記 渡辺京二

吉本さんのこと。

妙子さん

わぁー、なんて!

でも決めた

諦めなさい、執着しちゃいけないと九鬼さんは言う。九鬼さんはそんな無理なことを言う。でも決めた、九鬼さんに付いていこう。

やっぱり漱石さんかな

いろんな人を遍歴したけれど、やっぱり漱石さんかなと思う。

老人が履くにふさわしい靴について

いつまでもスニーカーじゃ嫌だ。そろそろ老人が履くにふさわしい靴について考えなくちゃ。

ルパート・ブルックって誰?

雨だから本棚の整理。こんなのが出てきた。ちょっとスノッブかな。この本で「雅趣」という言葉を知った。ベレットに乗ってハイドンを聞きながら東名を飛ばしたい。ルパート・ブルックって誰?彼の回顧録を読みたくなった。

いつまでも夢を諦めてはいけない

一時、一人前の大人になるためには、馴染みのバーの一軒くらい持っていなくてどうすると思っていた時期があった。もう大人になってずいぶん経つのに、結局馴染みのバーでひとりマティーニを嗜む男にはなれなかった。で、今日処分する本を選んでいたらこんな…

だから日本はいやなんだ・・・

久しぶりに水村さん、「ああ、ああ。だから日本はいやなんだ・・・」なんて言ってしまう水村さん。舞台はやっぱり浅間山麓、やっぱり気が合うなあ。

やっぱり吉田健一がいいのだった

何を言っているのやらと思うのだけれど、そうだよね、そうなんだよと思うのが吉田さんなんだ。 2023年8月1日 どうも仕事に着手する気にならないものだから、最近読んだ本をぱらぱらしていたら、やっぱり吉田健一がいいのだった。 「木戸が泊まっているロンド…

それは人間に対する非常につよい愛情という言葉で

ぼく達はいま嵐の中を行っているのだけれど、非常に落ち着いたかたちで行きたいと思う。吉田健一がいうイギリスのように。 2019年7月28日 この歳になって、あんな人になりたいこんな人になりたいなんて、もう子供じゃないんだから、でもやっぱりそう思うんだ…

むかし杉並にこんなひとが

いいないいな新居格、いいないいなこの本。 2024年7月28日むかし杉並にこんなひとが居た、新居格、アナキストだったそうな。「われわれの生活と芸術とは風のようであっていい。」p.19 「わたしは今日も僅か許りの本を読んで、僅か許りの何事かを知り得ること…

おしゃれだなぁ

安岡さんておしゃれだなぁ。 2024年7月28日 むかしのひとはおしゃれだねぇ。

とっても元気をくれる

暑いなぁ、なにを読もうかなと本棚を見回したら、こんなのと目があってしまった。1992年発行だから30年以上前に入手した本だ。長い間、放ったらかしておいてごめんなさい。それにしても本というのは何年も何年も待ってくれているものなのだなあ。律儀な奴だ…

時代はどんどん落っこちていくなぁ

これを読んだ時には神宮外苑の森がこんな事になるなんて知らなかった。時代はどんどん落っこちていくなぁ。 2027年7月27日 都市のみどりと言ったとき、僕らの頭には反射的にセントラルパークが思い浮かぶ。この小説を読むと明治神宮の森を真ん中に据えなけれ…

なんにも用事はないけれど、

百閒さんはほんとに粋なひとだなあ。 2020年7月25日 そろそろまたどこかへ行きたいなぁと思うけれど、やはりはばかれるので、阿房列車をよみだしたら、これがおかしくて、なんともよくて、なにも用事がないのに、すっかり大阪まで行って帰ってきたような気持…

でもようやく目が覚めた

ショックだ、こんなドリルを買って勉強しなくちゃならないなんて、僕はこのドリルを買うまではいま35才だって信じて疑わなかった、でもようやく目が覚めた、ほんもののお爺さんなんだっておかみが教えてくれた。それにしてもこのドリルが1100円だなんて、そ…

それでも最後まで、快楽を語り、生きることを愛していること

海老坂武著「生きるということ、モンテーニュとの対話」を読んだ。老人論と呼ばれるような本を何冊か読んできたけれど、モンテーニュの、海老坂武の、老いるということがいちばんしっくりと来るように思う。ここ1~2ヶ月抱いてきたもやもやした気持ちもよう…

暑い暑い夏

府中市美術館・橋口五葉のデザイン世界展に行ってきた。意匠と文学は一体のものなのダァと思う。なのに今どうしてこの二つは遠く離れ離れになってしまったのだろう。暑い暑い夏、遠出などせず近くの美術館巡りが楽しい。

そこで気が合う本屋さんに出会える至福

塩屋の町には海があって山があって港がある。立派な洋館あって、つつましい家々がある、気に入りの本屋さんがあって、静かなカフェもある、小さいけれど僕の好きなものが全てある。中でも「海角」が好きだった。「街角」ならぬ「海角」。「街角」の中にある…

気分は谷崎潤一郎になりつつ

登山部同窓会のお泊まり組は有馬温泉に移動、入浴の後は60年来の友人達と浴衣をひっかけ、下駄の音もカラコロと迷路のような古い街並みをそぞろ歩いた。 宿は小宿有楽、明治の文豪も逗留したやと思わせる小さな書斎にて今日一日を振り返るしあわせ、かつての…