2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今だってやっぱり君はチャーミングだとぼくは思う

常盤平をはふらふら歩いていると、こんなのに時々出会う。クルドサック。若かった頃、とっても輝いていた言葉。そんな言葉ももう聞かなくなって、都市の、町の夢を描くのが、とってもむずかしくなってしまった今。久しぶりに君に出会った。今だってやっぱり…

よき住まいとは、いかなるものか?

常盤台に行ってきた。以前読んだ越沢明さんの「東京都市計画物語」以来ずっと気にかかっていた。越沢さんが「田園調布、成城学園、常盤台を超える高級住宅街は今日、首都圏を見渡してもなかなか存在しない、この中で都市設計、都市デザインの観点から見て最…

たぶん。春は近いのかもしれない。

おとといAさんから久しぶりに電話があった。3年ほど前にお庭をお手伝いした。でも、ぼくに解ける困難ではないと思った。でも今日久しぶりにときわ台の駅に降りたった。おまんじゅうの箱をぶらさげて。庭や家の守備範囲を超えて入る困難だと思った。でも、殆…

そしてきのう東松原の中川書房に入った

東松原の商店街を歩いた。小さな駅に降りることが多くなってからの楽しみは、打ち合わせからの帰り道に立ち寄ってみたくなる小さな食堂や、いっぱいのみやさんを探すことだった。でも最近は少し違った。この間経堂の古本屋さんで「橋本治と内田樹」に出会っ…

それから人生がとても楽しくなった

きのうは、東松原の駅に降り立った。かつては、県庁の所在地のある駅におりることが多かった。お役所の仕事ばかりしていた頃は。でもいま個人の小さなお庭の仕事をするようになって、いままで降りたことがなかった小さな駅に降りるようになった。それから人…

こんなことを希望と呼ぶのかな

ローカルデザイン研究会が100回を迎えた。ぼつぼつと初めて100回、100と言う数字がこんなにいいなぁと思えたことはなかった。目立たない、各地の小さないっしょうけんめいを集めも集めてつなぎにつないで、気がついたら、こんなことを希望と呼ぶの…

ようやくそんな風に思い至ったのだけれど

「もう小さな庭しかつくらないぞ」とか、「若い人たちに信じていることだけ、ぼそぼそとしゃべる続けるぞ」とか、ようやくそんな風に思い至ったのだけれど、こういうことだったんだなぁ。 「橋本治と内田樹」筑摩書房がとってもよくて、鉛筆の線がいっぱいに…

一歩前進だ

きのう、経堂の古本屋さんで「橋本治と内田樹」を買った。「橋本治さんの書き物は、「祝福」である。ぼくたちのいる世界をきびしく批評する人はたくさんいる。「社会はこんなふうにあるべきではない」と言う人はたくさんいる。けれども、僕たちの日々が「こ…

こんなじぃさんになりたいと思った

十年以上前、原宿にあったバーソウ・フォト・ギャラリーでブレッソンの撮った、ボナールに出会った。いいなぁと思った。でもそんなこと、もうすっかり忘れていた。そしてきのうまたブレッソンの撮ったボナールに出会った。そしてボナールみたいになりたかっ…

見ること、それがすべて

銀座、シャネル「アンリ・カルチェ・ブレッソン」展に行ってきた。 「そうその通り、その通りなんだ、見ること、それがすべて」 http://www.youtube.com/watch?v=dSCNDmQYyg0

風が嗤つているのを見たか

なんだかすごいなぁこの人はと思いつつも、なかなか到達できない歯がゆさから、書き写しては見たものの、ほんの少し前に出ただけ、うんうん言いながら読みすすむしかないのかもしれない。しやああんめえ 高木佳子しやああんめえは仕方なきこと、吾ら生くるこ…

うつくしいがいいではないか

松本竣介展、こんな絵を描く人だったんだ、晩年の重い絵、深い絵しか知らなかったから、でもぼくには、線描の初期のまちがいい、ひとがいい。どうして絵は深くなくては、重くなくてはいけないのだろう。それにしてもなんだかとても身近に感じる松本竣介。ど…

やっぱりいいなぁ、いまでもいいなぁ

久しぶりに用賀プロムナード・いらか道、こんな時代があったのだ、世田谷的まちづくり。こんなふしぎな花屋さんも。

「ちょっと待て!」と声がかかる

久しぶりの青山ブックセンター。この本屋さんに行くとかならず「ちょっと待て!」と声がかかる。きょう声をかけてきたのは「橋本治という立ち止まり方」。どうも今のぼくは橋本治を欲しているらしい、立ち止まることについて分かりたいらしい。もう一人三浦…

贅沢はいけないことではないと思う

リチャード・ジノリがつぶれた。いつか、ジノリのイタリアン・フルーツのカップで朝のお茶を飲みたかった。でも果たせなかった。買ってあげればよかった。だったらつぶれなかったかもしれない。贅沢はいけないことではないと思う。贅沢貧乏と言う言葉もある…

2013年からのしごとのスタイル

新しい年初めての現場、小さな敷地、ぐるぐる回りながら、プランを描いた。これまで机の上のコンピュータのディスプレイの中で図面を描いていた。ちがうちがう。やはり図面は空の下で描くべきなのだろう。2013年からのしごとのスタイル。