2011-01-01から1年間の記事一覧

こんなのんびりしてる場合じゃなか

ようやく、ここでの、ことし最後の日 もろもろの雑事、掃除、年賀状書きなど、まだまだやること山のよう、なのに、ぼっと外を見ている、石油ストーブの上の薬缶しゅんしゅん、ラジオからはベートーベン交響曲7番 こんなのんびりしてる場合じゃなか そういえ…

ようやくの年の暮れ

ことし3回目の忘年会 場所は、多摩センターで唯一気に入りのビストロ ル・ムー 相手はぼくの知る中でもっとも植物のことを知っている、と同時に土にまみれるすばらしい職人でもある樹木医の新井さん 今年一年、ほんとうにありがとうございました。 芳醇なお…

モリスくん

あと数日、掃除に精を出したいと思う ここ数年まとまった休みのたびにそう思っている すべてはここから始まり、ここに在り、ここで終わろうと思っているのだから、なのにちっとも進んでいない 『役に立つとか、美しいと思わないものを、家の中に置くな。』ウ…

読んでおかなきゃだめだと言うことであった。

先日の庭木の手入れについて、おしかりの電話を受けて、お話を伺いにそしてお詫びに行ってきた。 こういったことというと、どうしても足が重くなるのだけれど、で現場についた、さまざまな不始末の顛末をお聞きして、年明けにもやり直したい旨、申し入れて、…

『第9番合唱付き』

オペラシティーの交響曲第9番に行ってきた。年末にベートーベンの習慣はなかった。でもなぜか、今年は行った。 このコンサートホールの客席は演台をぐるっと囲む。桟敷席の向かいには向かいの桟敷の人々、斜め下には、打楽器奏者たちが並ぶ。 すこしづつす…

It's a song

朝9時から、『すみだの粋な緑を見つけよう』ワークショップ、どっこい生きている江戸の路地園芸、当時の英国人も驚愕に納得 その後jr蒲田へ、約束の時間まで1時間弱、駅の本や。文庫の棚、時間まで読む本を探す、3冊、目に留まったけれど 『これは歌だ、…

つかえるべき主人

清瀬、F邸。 気持ちのいい小春日和、こんな日の現場にすぐる幸福はない。 木造伝統工法の小さな家がまちかどに降り立って、そこまでは建築家Nの仕事。そのあとを引き継いで、ちょこんと置かれただけのこの家が、この場所に根を生やすように、ご近所さまへの…

コミュニティは肩たたき

やぼろじ、秋のガーデンパーティーに行ってきた 和久さんすごい、いつの間にこんなことになっていたの 若い人たちのちから 混迷に混迷を重ねるこの島、この世界 でも確実に、路地の奥の方で、あたらしい世界が育っている コミュニティって何だろう? わから…

ジョン・ミューアのことが

エマーソン、ソロー、ミューア 国立公園三人男 彼らのことがもっと知りたい 中でも、ひたすら歩き続けた、ジョン・ミューアのことが

小さな男の子たちのための庭

多摩川上水のそば、Iさんのおうちの庭の打ち合わせ 3人の小さな男の子たちのための庭、 50年前、庭のヤツデの実で遊んでいた 答えはこの先にありそうだ

A3サイズのスクラップブック

ずっと大きなスクラップブックを探していたがようやく見つけた いつのころからか、毎日、おもしろいなぁと思うものを捕まえておきたいと言う衝動に駆られている。たぶんそれは、アーティストの大竹伸朗さんの何冊にも渡る分厚くて、大きなスクッラップブック…

神さまは宿っておられる

11月12日、Y邸の駐車場の設計監理 腕をふるえるのは、幅10cmほどの目地くらい、まぁ3時間も居れば十分だろうと思っていたのだが、植栽の密度、砂利の厚さなどなど、ああでもないこうでもない で、玄関の階段に腰掛けて考えた、『神々はディテールに宿り給い…

人生のからくりがようやく

公園の誕生」小野良平著 吉川弘文館 を読了した。 「遊びの制度化によってはじめて公園が生まれたが、その制度化が極限に進むと遊びの本質は消えてしまうであろう。言い換えれば公園は、制度化され得ない遊びを制度化された仕組みのうえで行う場として社会に…

まちづくりたび企画h社の初仕事

今回の旅、やはりみんなで同じ環境を体験することの大きさを実感しました 一人で訪ねた、おっこう屋さんも、日曜市も、沢田マンションもそれなりに何かを残したのでしたが みんなで見る事によって、共通の体験を経ることによって、より確実に自分の中に定着…

欧州のお百姓が着るような洋服

もう長くても10年とか20年とかだから もっと短いかもしれない だから、なんだと言う事なのだが ふと、佐野洋子さんが死期の告知を受けたとき 緑色のジャガーを買ったという話しを思い出した とってもよく分かって、でもとてもジャガーなどと思うし、それでそ…

think globally,act locallyなんだから

ifla japan : international federation of landscape architects in japanという組織のパーティがあったインターナショナルでもなんでもないのにいいんだ、think globally,act locallyなんだから井戸の中で地球のことを考える蛙になるんだから!

一日一日を積み重ねずには進めない

ずいぶん前、庭園美術館にジョルジュ・モランディー展を見に行った どうしていいの、でもいいなぁ、と思って 彼のセルフポートレイトの写真のポスターを買って、長い間仕事場の壁に貼ってあった 見るたびに、背筋がのびた 仕事場を引っ越したりして、今はも…

描いた、飲んだ、食べた、酔った

久しぶりの風景スケッチ塾 描き終わっての我がカフェ・ドウードウーでの講評会、ビール、タイカレー、サラダ、& コッフィー

なんどかのお祭りをへて

多摩丘陵に突然新しく生まれたまちぎくしゃく、ぎくしゃく、かどだらけ40年が経ってなんどかのお祭りをへてようやく、やわらかな、秋の陽の光を浴びての風景時間は味方、そんな事を教えてくれた

peace の語源はpieaceなのだ

k邸が終わった みんなで集まってビールを飲める庭、そんなご希望だった 天蓋のかかるひのきのデッキとレンガの菜園がある庭が出来た ちょうどキンモクセイの香りが漂い始めた頃 工事半ばなのに『 昨晩ビールをいただきましたと』嬉しそうにおっしゃったkさん…

その時間がここにある

レンガ工事がはじまった 人と何千年も付き合ってきたレンガ、その時間がここにある ぽっと出の材料ではないのだ、きみは ものって何だ ものでなくて、こころとはいうけれど ものだって、ものこそ、とも最近思うようになった どこかに行ってしまったこころよ…

じたばたしないでいるということ

110721うれしいにつけ、悲しいにつけひとり宴会、多摩センター駅前のサイゼリア それで、今日は、うれしいにつけの番 今日のメニューはキリン一番搾り、冷たいパンプキンスープ、半熟卵のシェフサラダ、しめて907円、1000円で、93円のおつり…

こんなまちがあることに救われる

110729 久しぶりに神保町 日本の宝 これだけの古書店街は世界的にもないという 今という時代の右往左往と世界一の知の集積 このアンバランスはなに でも、こんなまちがあることに救われる パナマ帽に麻のスーツ、蝶ネクタイに海島綿のシャツの紳士が歩…

『人と人との出会いは、必ずその痕跡を残す』

いいお顔をされている方だなぁと思ったら、ぼくの大好きな絵本『パシュラル先生』を出している、すえもりブックスの末盛千枝子さんでした。 この記事を読むまでは、末盛さんて、彫刻家の故・舟越保武さんの娘さんだから、とびきりのお嬢さんなんだろうなぁ、…

そんなこと言うまい

チャーチはよく、「大きな花柄の帽子をかぶって庭仕事しているあの女性たちと一緒に働くのが大好きなのだ」などと言っていた 『見えない庭ーアメリカ・ランドスケープのモダニズムを求めて 』ピーター・ウォーカー メラニー・サイモン共著 佐々木葉二 宮城俊…

寝よかな

ごはん食べて、新聞読んで、お茶飲んで、さぁ、寝よかな、いかんいかん『見えない庭』読まねばでしょ、ちょっとだけむずかしい

なかなか難解ではある

庭園の詩学チャールズ・W. ムーア,ウィリアム,Jr. ターンブル,ウィリアム・J. ミッチェル鹿島出版会発売日:1995-07ブクログでレビューを見る»なかなか難解ではある。しかしながら、これまで言葉で理解していた、歴史上の様々な庭園の様式が歯ごたえのある確…

ジャルダン書店に行って

名店が多いパリ。モネの大作『睡蓮』が見られるチュイルリー公園内の園芸書専門店ジャルダン書店を取り上げている。庭園の建物を「庭園文化を発信する書店」に改造する企画は、国有建造物センターというお役所が立てた。女性店長の尽力で、今は庭園同好会の…

おそらく庭は、一番に

でも私たちが、もし自分の一番すばらしい夢や個人的な儀式や象徴的な連想を表現できる場所をそれぞれ持っていなかったとしたら、それこそほんとうにおかしくなってしまうのではないか。おそらく庭は、一番に、人間と大地のつながりを示す最も的確な場所、つ…

最後にようやくたどり着くべき場所

庭の意味論鹿島出版会発売日:1996-06ブクログでレビューを見る»いつもゆらゆらと、たゆたっているようでとりとめのない庭の魅力を確かな言葉で、様々な専門家が記述している。つかめそうで、つかめなかった『庭』というもの。最終項は『死にふさわしい庭』…