まち

世界はこんなのだったのだよと

毎年誕生日が来るとこの写真を見る。君が生まれたとき、世界はこんなのだったのだよと教えてくれる、そこがうれしい。 2024年7月15日 「パリ祭のラストワルツ、1949年7月14日 パリ6区」という写真がある。パリ祭の夜、パリ6区の路上で男と女が踊っている写真…

誕生日おめでとう、長生きするのだよ

下北沢はボーナス・トラックの裏を少し入ったところにあるCALがいい。とってもおとなな雰囲気で、廻るレコードもモダンすぎず、懐かしすぎず、お母さんと息子さんらしきお店のひとたちも暖かくて。下北線路街の再開発はとってもうまくいったと思うのだけれど…

そんなアレンに僕たちも元気をもらう

なんたってウディ・アレンは僕の先生。 2018年6月28日 この映画をどう考えればいいんだろう。ウディ・アレンはいつもウディ・アレンの映画を撮る。一年に一本は必ず映画をつくり、毎週月曜日の夜には必ずジャズ・クラブでクラリネットを吹く。映画にはいつも…

いつも青いジャケットをひっかけて

こういう人がいる、アメリカが好きだった。ニューヨークが好きだった。 2016年6月27日 ビル・カニンガムがなくなった、87才だった。映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」で出会った。いつも青いジャケットをひっかけて自転車に乗って走り回っていた。なん…

ずっとずっとラテンの人でいたかった

さぁお祭り好きは、明日6月28日、飯田橋の日仏学院に集合! 2024年6月24日 毎年6月は東京日仏学院の「音楽の日」にやってくる。特に今年はスカ・バンドが入ったから例年になく盛り上がった。坂倉順三設計の旧校舎に加えて藤本壮介設計の新校舎も既存の木々を…

ひとり夏至まつり

歌うのはいい踊るのはもっといいって、日仏学院は教えてくれる。 2022年6月27日 午前中の打ち合わせも機嫌よく終わり、さぁこれからどうしよう?と思っていて思い出したのが日仏学院の小さなお祭りで、東京でも数少ないお気に入りの場所。早速ビールとサンド…

豪徳寺なのにヘルシンキ

今日の寄り道カフェはFikafabrikenフィーカファブリーケンとでも読むのだろうか。佇まいはあのかもめ食堂。豪徳寺なのにヘルシンキにいるみたい。とても素っ気ないのだけれど居るほどに離れ難くなってしまう。北欧仕立てのお菓子が美味しそう、頼めば良かっ…

何の不満もなさそうな幸せで素直な家だ。

「家は空や雲をじゃましてはならない」と言う鎌倉という街。 2014年6月24日 このお家にひかれるのは、どうしてなんだろうとずっと考えているのだが、答えが見いだせない。さっきのタチアオイの家とおんなじように、「家は草木より立派であってはならない」原…

やっぱり街の宝物はひっそり静かに隠れていて

翌日は二日酔いの足で帯広の街歩き、歩いて歩いてようやく見つけた双葉幼稚園、なんだかとっても可愛くて優しくて、建築もいいけれど、園庭の原っぱもまた良くて、体内に残る昨夜のアルコールがすっかり解毒されてしまったのでした。やっぱり街の宝物はひっ…

なんてことを同席したみんなに

最近はここに来る。フィナンシェなのにビールに合う。元来酒飲みではない僕なのにここに来るとシアワセになる、酔うほどに雄弁になってしまうから「一軒の店が街の価値を決める」「CHEZ RONAのある経堂はいい街だ」なんてことを同席したみんなに話してる。 h…

そこで気が合う本屋さんに出会える至福

塩屋の町には海があって山があって港がある。立派な洋館あって、つつましい家々がある、気に入りの本屋さんがあって、静かなカフェもある、小さいけれど僕の好きなものが全てある。中でも「海角」が好きだった。「街角」ならぬ「海角」。「街角」の中にある…

気分は谷崎潤一郎になりつつ

登山部同窓会のお泊まり組は有馬温泉に移動、入浴の後は60年来の友人達と浴衣をひっかけ、下駄の音もカラコロと迷路のような古い街並みをそぞろ歩いた。 宿は小宿有楽、明治の文豪も逗留したやと思わせる小さな書斎にて今日一日を振り返るしあわせ、かつての…

なんだかざわざわしている時代ではあるけれど

明日から久しぶりの関西、塩屋という街を歩いてこようと思う。 2017年6月4日 奈良にこんなところがあったんだ。ひっそりと大きなヒマラヤ杉の木の下に旧志賀直哉邸の隣、ささやきの小径の入り口あたり、白樺派と言われる人たちがいた時代。小さな国だけれど…

人生には時々いいなと思う人がいて

しばらく岸さん読んでいないけれど、いい本書いておられるかな? 2020年6月2日 この人はいいな、好きだなと思える人はそういなくて、そんな人と出会えた「図書室」はうれしい本だった。人生には時々いいなと思う人がいて、これまで僕がいいなと思った人は、…

どうしてどうしてどんどん街は

昔はアトリエなんて言わずに画室などと言ったけど、ここはまさに画室と呼ぶにふさわしいなあ。 2023年6月1日 昔はどこの街にもひっそりと絵画教室などがあって、おぉ、この街には文化があるぞ、なんて思わせてくれたのだけれど、最近はすっかりそんな街のア…

アプリーレってどんな意味って調べたら

「4月」と言う名のレストラン。ご贔屓にしたい。 2023年6月1日 今日はここでお昼をと思っていたのだけれど、あいにく臨時休業の看板。クレマチスが好きなシェフなのだろうか? で、アプリーレってどんな意味って調べたらイタリア語で4月。今度きっと食べに来…

恵比寿に居るのに

小雨降る中、恵比寿へ、街はいろんなこと教えてくれるなぁ「花束より、一輪の花であれ!」という恵比寿駅、恵比寿に居るのにニューヨークに居るみたい。https://www.youtube.com/watch?v=v66mLGjDpV0

転んだり、泣いたり。いろいろあったけれど

2年の時が過ぎていった。 2023年5月26日 お天気はまづまづ、北山田辺りをキノと散歩。カルガモを眺めたり、カメを見入ったり、郵便屋さんにご挨拶したり、転んだり、泣いたり。いろいろあったけれど、みんな楽しかった。 https://www.youtube.com/watch?v=YE…

めったにほめない僕だけどここはいい!

今日は「下北線路街のみどりとひと」のツアーの予定だったのだけれど、日にちを間違えてしまい仕方ないから、久しぶりにボーナス・トラックの本屋さんB&Bに、このところ解決のつかない問題を抱えて「うぅうぅ」言っていたのだけれど、その答えを教えてくれそ…

なんとさっぱりしていることか

なにごともスタイリッシュでなきゃ! 2019年5月20日 何にでもスタイリッシュな振る舞いというものがある。今日ピアノを弾いていたおばさんはさっと弾いてさっと立ち去った。ぐぃとウイスキーのストレートを飲みほしてさっと去っていく紳士とか。何事もぐだぐ…

草ぼうぼうってうれしい

想い出深いしごとのひとつ、苦しかったなあ、楽しかったなあ、若かったなあ。 2015年5月19日 小さな村のような場所がつくりたかった。もうどこを探しても小さな村のような場所なんてなくなってしまったから。とんでもなくたいへんだった。くたくたになった。…

ちょっとうれしいから

半年ほど続いた病院通いもようやく終了、ちょっとうれしいから、グリナード永山3階のテラス席で快気祝い。駅前なのにこの緑がうれしい。「さえずりの森」を守り続けてきてくれた皆さんにありがとう。

こうやって少しづつその街の人になって行く

二子玉川に時々くる、四川飯店でご飯を食べて、kohoroで道具やうつわを見て、45rpmに立ち寄って、antico cafeでひと休み、今日そこに新たな定番が増えた、sprout books & art という本屋さん、僕の好きな本が並んでる、こうやって少しづつその街の人になって…

そしてその想いは益々強くなる

先日、東急文化村の中の本屋さんのNADiffに勤めておられた方から電話があった、こんど二子玉川で本屋さんを始めたからということだった、その名をSprout books and artという。わざわざ電話を頂いたことが嬉しくて今日行ってきた。好きになってしまった本屋…

人生には、2度目の「こんにちわ」がある

その後、京大のLだという噂のあった男と藤田嗣治が描くような女性の夫婦はどんな人生を送っているのだろう? 2022年5月8日 むかし京都、三条蹴上にCarco30という喫茶店があった。主人は京大のLだという噂の男だった、女主人は藤田嗣治が描く女性のような人だ…

そんな時代はとうとう来なかった

後日、これがウィリアム M ヴォーリズの設計だと知った、さすがヴォーリズさんだなぁ。 2015年5月7日 京都大学YMCA会館の建物、前に来た時に出会ってなんともこの赤がいいなと思った。そうしたらまた昨日も出会ってしまった。 なんと建物の奥からピアノのお…

ビル・カニンガムはもう

ビル・カニンガムはもう死んでしまった。おやすみなさい。 2017年5月2日 この2~3年、印象に残っているおじいさんの映画が3本ある。ファッション写真家ビル・カニンガム、ピアノ教師シーモア・バーンスタイン、写真家ソール・ライター。みんなニューヨークの…

子どもというのは

5月4日は多摩動物園に。子どもというのは動物園が好きだなぁ。

無事帰還を果たした

5月3日は地元小野路のフット・パスを踏査、なかなかハードな工程であったが無事帰還を果たした。遠くまで出かけなくてもさまざまに楽しめる多摩丘陵である。

寄り道ビール

雨の神楽坂、寄り道ビール。