もう少し詰めてみない?そんな話きらい?

映画「急に具合が悪くなる」を見た。日仏の母語の違い、舞台演出家と介護施設長という職域の違いを越えて、絆を深めあっていく真里とマリー・ルー。京都とパリ、演劇世界「テアトル13」と老人介護施設「自由の庭」という二つの世界を行きつ戻りつして、真里とマリー・ルーは世界は変わり得ると信じさせてくれる。そんな二人を静かに見守る長塚京三演じる清宮吾郎が思い出させてくれる「品格」ということの大切さ。パンフレットで折坂悠太さんが書いている「この映画を作った人たちは、本当に世界を変えようとしている」と。
様々なことが無力に思えてしまう現代という社会にあって、まだまだこのような作品を作りうるんだという希望を見せてくれた映画だった。
吾郎さんは言う「重要なのは不可能が可能になるを示したことだ」
真里は言う「不可能なものは不可能です。でも、可能になるまでは、です」「戦っているのものの正体をさ、もう少し詰めてみない?そんな話きらい?」と。






 

これからも自分の「好き」を信じて

先週1週間「毎日が誕生日」をしていた。これが中々よくて、小さな贅沢を繰り返していよいよ7月13日、日頃ここ好きだなと思うところを順番に訪ね歩いた。まずは松蔭神社前「ラ・ゴダーユ」を10年振りくらいに、ご主人は覚えていてくれて「もう一度こんにちは」。美味しいやっぱりここは美味しい。で、千代田線に乗って丸の内、ステーション・ギャラリー、ついで三菱一号館、最後は銀座「月のはなれ」。別に遠くに旅をしたわけではないけれど小っちゃな旅、僕にはこれがいい。なんだか見るに耐えない、聞くに耐えないニュースばかりが流れてくる毎日だけれど、自分の「好き」を信じれていればそれでいいんだと改めて思った。小さな贅沢を繰り返した誕生日週間もいよいよ終わりを告げ、これから未踏の77歳おじいさん人生が始まる。戻りたくても戻れないのだから、このまま歩み続けるしかない、これからも自分の「好き」を信じて、どこまでも。

 

予行演習をしている

数日後に77回目のの誕生日を迎える。待ちきれない訳ではないけれど、予行演習をしている。思うところあって alcoholを飲まないことにして1ヶ月ほどが経つ。何があったという訳ではないのだけれど、残り少なくなった日々、non alcoholである方がより深く日々を味わえるのではないかと思ってしまったものだから。今のところその判断は正しかったように思う。それにしてもnon alcohol beerを飲んでもいい気持ちになってしまうのはどうしてなんだ。