2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

君、弱い事を云ってはいけない

今日も弱いことばっかり言っている。久しぶりに『君、弱い事を云ってはいけない。僕も弱い男だが弱いなりに死ぬまでやるのである』を読んで、もう少しだけやってみようと思う。 2012年8月31日 最近、なぜか漱石さんを読んでいる。断片で時々出会う言葉がおな…

「これだけは僕のもの」というような

もうすっかりこういう風景を見なくなってしまった。なんていうか「これだけは僕のもの」というような。 2014年8月30日 お茶の水に来ると、ついついここまで来てしまうのだけれど、「吉阪さん、凄いなぁ」と壁を見ただけで唸ってしまう。「まちはテクスチャー…

じゃあ誰になればいいんだろう?

ウディ・アレンもスキャンダルで失墜してしまったようだし、だからもう東京のウディ・アレンになるんだなんて言えはしない、じゃあ誰になればいいんだろう? 2014年8月30日 30代の頃、東京のウディ・アレンになるんだと、ちっちゃな声で思っていたけれど、あ…

いったいいつになったら

いったいいつになったら秋になるの?いったいいつになったら「私を月に連れてって!」が歌えるの?

それはとっても淋しいことだなぁ

この4人の中では、金子光晴かなって読み始めたのだけれど、これまで名前は聞くけれどほとんど読む機会がなかった山之口獏にひどく惹かれたのだった。それにしても「精神の貴族」といえるような人が、少なくなるのは仕方がないにしても、それを目ざす人もまた…

つまり人生を信じる術を

ボナールについて書かれているものは少ない、でもこの本にはこんなことが書かれていた。「ぶらつく事は人生を信じること」だと。 「ボナールは、ぶらつく術を心得ている。つまり人生を信じる術を」戸惑う窓 堀江敏幸 p.77

近くの池でボート遊びをしたのは

暑いからという訳ではないのだけれど、なぜか偶然水辺に引き寄せられていく。碑文谷公園の弁天池にはのんびりと舟遊びをする人たちがいた。近くの池でボート遊びをしたのはもう60年以上も前のことになる。 https://www.youtube.com/watch?v=664QhBOhBgc

ようやく出会えた大切な食堂だもの

大好きなビストロだった。映画ピロスマニに出てくるような家だった。ずっとそこにあるものと思っていた。でも数年前、経堂に引っ越して行ってしまった。とうとう新しいお店には行けずじまいだったけれど、つい最近また松陰神社前に戻ってくるという話を聞い…

どれも掛け替えのないものなのだ

こうやってパンフレットの表紙だけ見ていても、その頃のことがぼんやり浮かび上がってくる、その時代は何を思い悩み、どんな風に生きていたのかなぁなどということも。映画なんていうものは、ま、見なきゃ見ないで済むものだけれど、こうやって振り返ってみ…

いつも思う

碑文谷の街を歩いていたら突然こんな水辺があって、たった一軒こんなお家があるだけで、この街が大好きになってしまった。いつも思う、街ってたった一軒の家でその価値が決まる。つまり一軒の家の付属品として街があるんだ。 「吉田さんのアメリカ紀行を読む…

あぁ、これが生活やなぁ。

岸さんの言葉はこつんと心の底に届く。あぁ、これが生活やなぁ。

秋だなぁ!

秋だなぁ! https://www.youtube.com/watch?v=v5FVmJKPSrY

そんな風に言う人いなかった

「幸福というものは、もっとむずかいしいことです」そんな風に言う人いなかった。そんなこと言う福田さんが好きになった。 2016年8月23日 福田恆存という人を読んでみた。名前は聞くけれど、ちょっと近づきがたい存在だなぁとこれまで縁がなかった、でも丸善…

鷲田さん、もっともっと教えてください

鷲田さんがいう老人というもの、「ひとを愛し、そして文を愛し・・・・」鷲田さん、もっともっと教えてください。 2017年8月23日 これはいい本だと思うから、鷲田さんはいい人だと思うから、夏の終わりの夕方ではあるし。ここで大事なのは、ひとこと「 ひと…

ここが好き

そろそろ行かなきゃだ、月のはなれ。ここが好き。好きなところがあるのはうれしいことだ。いつ行っても待っていてくれるところがあるのは、安心なことだ。 2022年8月22日 夏休み最後の日の夕方は「月のはなれ」で過ごした。今の東京ってムチャクチャだけれど…

それでもボナールおじさんは悠然としている

よく見るとかなぶんがとまっていたんだ。マティス展で「ボナールとマティスの手紙」という本を見つけて、その訳者あとがきに「ボナールは一軍半」の扱いを受けてきたとあって、訳者と一緒に憤慨したのだけれど、ようやく一緒に憤慨できるひとに出会えてよか…

おじいさんのコミュニティ・ガーデン

これまでもおじいさんのコミュニティ活動はたくさんあった。でも僕はちょっと違うだろう?って思ってる。どうしてどうしてそんな風になってしまうんだろうって思ってる。もっともっと楽しくやろうよ、だらだらやろうよ、ずぼらにやろうよ! 2019年8月18日 「…

最高のおじさん

健一さんはここに何度も登場するけれど、何度読んでもいいなぁ。そろそろ僕が知り得た最高のおじさんと言い切ってもいいのではないだろうか。 2019年8月18日 「わが人生処方」というくらいだから、健一さんの人生訓のようなものだ。それでもその種の本にある…

みんな元気にしてるかな?

少し涼しくなったのか、また郵便病がむくむくと首をもたげてきてしまいました。暑かった夏、みんな元気にしてるかな? https://www.youtube.com/watch?v=v5FVmJKPSrY

人生なにがあるかわからない

5年前には、古本屋さんをやるなんて、思ってもいなかったのだなぁ。人生なにがあるかわからない。それにしてダイアン・キートンおしゃれだなぁ。 2018年8月17日 大掃除4日目、ますます混迷を深めるばかり、さながら古本屋、今日の掘り出し物はこれかな? 外…

飲めもしないのにどうしてそんなこと

そろそろ、いっぱいやりたいねぇ。飲めもしないのにどうしてそんなこと言うのだろう? 2020年8月17日 あんなに暑かったのに、あんなに憎らしい夏だったのに、今日あたりは少しだけ風も吹いて、太陽の光もヒリヒリするほどのものではなくなって、ちょっと弱気…

どこがって、こんなにかわいくないもの

11年前、こんなガーデナーになりたかった。なれてないなぁ。どこがって、こんなにかわいくないもの。 2012年8月17日 もう一息です、でも行ってしまうのも寂しいです、もうすこし夏でいて欲しいです、相変わらず優柔不断です

一体いつになったら僕は

ようやく遂に今年は夏休みの暑中見舞い書きを失礼して、少しはのんびりできるかなと思ったら、今度はなんと古本屋さんのおやじさん業に忙殺されている。老後はのんびり静かに古書店主って思っていたのに。古本屋さんてそれはそれはそれは大変で、ちょっと手…

なんとなくしょぼっと静かで

この3つに共通のものはなんだろう? 「生活を愛する・Life as Art」ということかな。 2018年8月15日 本棚を整理しているといろんなことがわかってくる。結局僕が好きなのは、レイチェル・マクアダムスであり、クウネルであり、そして西村伊作だったんだなと…

おぉ、これだっ、と

やっぱりなんといっても映画がいいね。 2018年8月15日 本棚の整理をしていて、ついつい手が止まってしまうのは、映画のパンフレットが出てきた時だ。おぉ、これだっ、と。ジェレミー・アイアンズの渋いこと!レイチェル・マクアダムスのチャーミングなこと!

世界がどんなに騒がしくても家は僕たちを守ってくれる

三岸好太郎・節子夫妻のアトリエ(1934年築、山脇巌設計)ここにくるといつも思ってしまう、家ってなんだろう?そんなことを考えながら何度も何度もぐるぐる回る。前に来た時はバラが満開で、今回は夏の盛りの夏の庭。次回来る時は秋の庭かな。いつ来ても歓…

ブリーズ・ソレイユが上手になりたい

15年ぶりに行ってきた、ムベの実がなって、ブドウが茂り、つるバラが絡まっていた。ブリーズ・ソレイユ brise‐soleil というものに魅かれる。直訳すると「 太陽を砕くもの」ル・コルビュジエが愛したというブリーズ・ソレイユ。 ブリーズ・ソレイユが上手になり…

子ども達に「世界はいいよ、生きているのは楽しいよ!」って

横須賀美術館、沖合に大きな船が浮かんでて、丘の上では荒井良二展、いや、いい夏休み。「描いて描いて描いて、それでいいじゃないか」と荒井さんが言うから、「そうだよそれでいいんだよ」と答えるしかなくて。これいいなと思ったら、やっぱりこれもっとな…

一緒に生きてこれたことが

ウディ・アレンもう消えてしまったのだろうか?あのスキャンダル以来、映画作っていないのだろうか。僕の好きなものはいつだって消えて行ってしまう、というか自分自身だって消えて行くのだから。 2020年8月9日 コロナ禍でずっと映画館から遠のいていたけれ…

柳橋を見ていると思う

美しいなぁ。 2013年8月8日 柳橋、関東大震災の復興橋で残る数少ないひとつ。柳橋を見ていると思う、3月11日からの復興っていったいなんだったんだつて。優れた土木構造物は人に徹底的に考えさせると言うことを柳橋に来て学んだ。「春の夜や 女見返る 柳橋」…