2009-01-01から1年間の記事一覧

風景が生まれる

ヤマボウシが植わった、エゴノキも植わった、シャクナゲも、ミツバツツジもでも今回の主役はエドヒガンザクラだ1000年生きる木1000年生きろよ!断じて生き抜けよ!どうだろう、どうだろうとゆらゆらした庭だったがでも、いつだって、木々が立ち出すと、急に…

大の男が4人掛かり

Uさんのうちの庭ができた小さなベランダガーデン食卓の横、手が届くほどのところにキッチンガーデンテーブルの上の塩、胡椒をとるように、ちょっとパセリをつまんでポタージュにふりかけるそんなことができそうだ南側のルーバーはやわらかな光を落とすこんな…

いまからたからをつくるのだ

建築家のAさんのおうちを見て来た 30数年経って、前のケヤキも立派になって 30数年経って、まちのたから、Aさんのたから になっているそんなことに今頃気がついて たからと言うのは、ダイヤモンドでも、お金でもなくて よーくかんがえて、なんどもかんがえて…

月に一度はお百姓

朝から、延び延びになっていた家の前のサワグルミの害虫退治長い剪定ばさみで引き続き、トチノキの通り、芝刈り暑くて暑くてざっーとシャワーを浴びて昼食はキューカンバーサンドウィッチ久しぶりだ、キュウリを三層にした厚くすればいいと言うもんじゃない…

もう少しだけ働き続けるのだなと思った

小さな家ができたささやかだけれど庭もついているmさんの終の住処だこんなふうな所で最後を迎えたいと思った小さいこと小さく生まれて、どんどん大きくなった、でも最後は小さい人でありたい必要最小限のほんとうにいとしいものたちといっしょに木の家である…

豊かさを

豊かだなと思う時間がある曇りのせいなのか差し迫ってしなければならない仕事がないせいなのか心配事を忘れているせいなのか何がそうさせているのかよくわからないのだがこのまま凍結保存しておきたいくらいだけれど豊かさを凍らせたらだめになってしまうに…

『聞くと言うこと』

蒸し暑い一日Nハウスの植栽計画植栽計画と言うのはいつも迷う、よくわからないだからちょっと進め方を変更図面の上で考えるのではなくて、植物図鑑の上で考える植物図鑑を1ページからくりながら、これかな、これだろう、私はこんなところで大きくなりたい、…

『たまへん』はたのしい

13時過ぎに出発 多摩ニュータウンの遍路道咲いている、咲いている、とちのき、しろつめぐさ、むらさきうまごやし、えびね、えんじゅ、おおむらさきつつじ、いぼた初夏には白い花ナイテルナイテル、ひばりが、うぐいすが草野球をする人々合唱の練習をするご婦…

前の広場で庭仕事

ゴールデンウィーク5月3日 前の広場で庭仕事 クレームのあったエニシダを剪定 見事な花に何人かの人から花のついた枝が欲しいと希望 ガーデン吉田で植栽購入 ヤマアジサイ、ポレモニウムコエルレウム、やまほろし、後はラベンダー類 ラベンダー、アジサイが…

川はやっぱりまちの母なのだ

桜が満開だった スケッチの日だ、どこへ行こう? 乞田川だろう、いつも気になっていながら後回しにされるところ 川はいつもは忘れられているでも4月の初め、桜の季節、みんながやってくる たくさんの人が歩いてるいつかきっと乞田川はいい川になると思ってい…

こんなにうれしいことはない

近所のおばあちゃんから電話 カフェドウードウーだよりを見て,浴室とトイレの改修について相談したいことがあると言う 今日は風が強いから行けそうにないけれどとも ここに事務所を構えて6年が経つ 当時コミュニティービジネスと言う言葉をよく耳にした ご…

囲うことからはじまるのだと思う

庭をつくる時、まづ囲いのことから考えるどこを開いて、どこを閉じてどれくらい開いて、どれくらい閉じてだから肝心の囲いの中の部分は後回しになる塀や囲いにお金を費やしてしまって庭の部分にはお金が残っていないということもよくあるでもに庭って、どこ…

歩き通した後は気持ちいい

植栽計画というのがよくわからないとりとめがない、ふわっとした世界だから、えいやって決めてしまうことが多いのだけれどでもいつまでもそんな風にしていられないので、ちゃんと見えてくるまで付きあってみることにしたなんどもなんども図面の上を歩くこん…

腹中の虫も歌う春の夕暮れ

今日は一日コンクリート平板のことを考えていた 今はもうだれも見向きもしない味も素っ気もない材料ではあるのだけれど 一つの材料について、一日ずっと考えていると、何かいい味が出てくる コンクリート平板がよくだしの染み込んだ高野豆腐のように思えてき…

もっともっとひかえめに

あたらしい現場大きなシラカバ、奔放なバラ、使いこなされたデッキ場所の力がそのまま素直に出ている庭自然のおもむき、生活の作法、そこに少しだけの人為それでいいのだと思うもっともっとひかえめに