2013-01-01から1年間の記事一覧

刷っても刷っても

年賀状製作中,刷っても刷っても、木と鳥と雲と、むずかしいこと。

朴の木を彫っている

なんだかイラストレーターだの,インク・ジェットプリンターだのというのがいやになってしまって,今年は朴の木を彫っている。このごろはたいていのことが,はじめっから,おおよその出来映えが予想されるから,何が飛び出すか分からない,彫って彫って彫っ…

いっしょうけんめいつくろうときめた

もう年賀状なんか出さないと決めかけていたのだけれど,きみにはこれしかないのと違うの,というココロの声がまた頭をもたげて来たものだから、1年に一度のことだもの,いっしょうけんめいつくろうときめた。

幸おおきクリスマス・イブを!

それでは,今日は家に帰ってワインでも飲みながら,サンタ・クロースを待ちたいと思います。おもちゃじゃないほんもののLeicaをお願いしてありますが、持って来てくれるやろか????? それではみなさんも幸おおきクリスマス・イブを!

それでもダイジョブ

祭日でもあるし,クリスマスが近くもあるし,今日はもう仕事をしないぞということで,湯舟につかってブルータス・本特集2014年「この本があれば,人生だいたい大丈夫」を眺めていた。だいたいこのような特集は期待を裏切られることが多いのだけれど,中島ら…

君に残しておきたいものがある

そろそろこどもたちに何を残すか考える年なのだけれど,なにも期待されていないのは明らかだけれど,せめて借金だけは残してくれるなというのが彼らの正直ところだろう。それでも親というのは,なにかを残したいのだよ。これまでちょっとした節目には万年筆…

小さな赤い看板

なぜかクリスマスの頃,銀座に来くるといつもこの前を通る、この小さな赤い看板。で,今回は思い切って入ってみた。へぇこれがLeicaか,前から後ろから斜めから上から眺め回して手に持って、カチリとシャッターを押してみたり,ずっしりとした重み。いやぁこ…

「都市の印象派」

カイユボット展に行って来た。「都市の印象派」ということだったので。でも後年のパリ郊外での生活を描いたものの方に魅かれた。オースマンの大改造後のパリを描こうとしたのだけれど,今で言うところの大規模再開発,結局カイユボットは変わってしまったパ…

クリスマスの頃というのは

ちょっとした不手際から,明日までに仕上げなくてはならない仕事があって,週末だというのになんてこったと思うココロをなんとか取りなさなきゃと思っていたら,ようやく本格的なクリスマス・ソングがラジオから流れるようになって,いよいよか,いよいよだ…

小さな決心をした

だんだん仕事もなくなってくると,真っ先に削られるのが,雑誌の購読料というやつだ。そんな訳で,外国からやってくるランドスケープやお庭の雑誌をこの10数年すっかり辞めていたのだが,雑誌というのは空気のようなもので,しごと場の空気がすっかりかさ…

イーサン・ホークとジュリー・デルピー

久しぶりにイーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、大好きなふたりの俳優をbsで見ているbefore sunrise,なんておしゃれな映画だろう、before sunset 、そしてこんどはbefore midnight が封切られるという。このシリーズ,俳優たちがリアルタイムに年を重ねな…

とびきりの編曲のものが流れて来たりすると

こんなにすっ飛ばして一年がめぐりめぐるのは,とっても困るのだけれど,ラジオから突然「聖夜」が,それもとびきりの編曲のものが流れて来たりすると、つい不平不満ばっかり言って,ごめんと言ってしまう。

答えを見つけにいくのではない

いいまちには,いい古本屋がある。池ノ上にもあった。井の頭線の線路沿い。文紀堂。電車ががたがた通るけれど,ちっとも苦にならない、ここの本棚のちからのせい。答えを見つけにいくのではない,いま必要な問いを見つけに行くのが、いい本屋だと言う。隠遁…

きつねが3匹いたのかなぁ?

井の頭線、池ノ上、はじめて降りる駅。池ノ上こじんまりとしたいいまちだ。感じるところがあって,スリーコンカフェに入った、へんな名前だけれど。新聞読む人,勉強する人,煙草を喫む人。押し付けがましくもなく,埋没もせず。地域で生きるとはこういうこ…

クロモジはやっぱりいいやつだ

最近,クロモジっていいかもしれないって思うから,ひいきにしている。それで今日,この夏植えたクロモジを見に行ったら,なかなかいいではないか。クロモジはやっぱりいいやつだとおもう。

もうそんな風にあそぶことはないんだろうから

植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ、「写真であそぶ」という展覧会、こうやって並べられてしまうと,ラルティーグが楽しい、植田ファンではあったけれど,植田さんごめんなさい。写真であそぶ,そんな切リ口でならべられてしまうとやっぱりラルティ…

きちんとした仕事

最近はいろんな仕事がやってくる,基本的には庭のことだから地面の相貌にかかわることなのだけれど,地面の相貌というのは,そこに生活する人々の生き死に,加齢や病気や相続やさまざまなことに関わることになってくる。庭などというものは,そんなことから…

せかいをくずしたいなら

割合に新聞は,隅々まで読む方だけれど,見のがしていたこれ。今までなんだかなぁと思っていたけれど,一人の青年にこんなにちからを与え,そのうえ、世界をも変えられそうなのだから。回文ってこんなにもちからがあったんだ,言葉の力ってすごい「せかいを…

petit a petit !

経堂すずらん通り商店街をふらふらと歩いていた。ここは面白そうだと思って入った。ワインのことなどなにも分からないけれど、店主のいろんな話を聞いて,le canonというのにした。へぇーこんな味があるんだ。おいしいとか,まづいとか,そんなんじゃなくて…

今朝も不機嫌に目が覚めたら

じゃ「凡庸な悪」にのみ込まれないようにするにはどうすればいいんだなんてこと、ハンナ・アーレントは教えてくれそうにもない。「考えることをやめえちゃいけない」とでも言うんだろう。だから今朝も不機嫌に目が覚めたらこんな記事が載っていた。「凡庸な…

何があってもこの唄歌えば大丈夫!

大好きだったこの歌、ようやく見つけた。これで何があってもこの唄歌えば大丈夫!こどもたちが素っ裸で、棒切れかざして山野を歩き回ってる。 http://www.youtube.com/watch?v=lazRBbKSLdU

今さらながらにセントラルパークである

iさんが新国立競技場の問題について、ニューヨーク市民はセントラルパークにzaha hadid の建物を建てさせるだろうか?と問うておられた。2020年のオリンピックを考えるとき、セントラル・パークにまで立ち戻って考える必要があるなんて、今さらながらにセン…

今日は幸せなお休みになりそうだ。

きのう新宿駅の売店でふと目に留まり、「飲めば都」北村薫著を買った、で久しぶりに休みらしい休みだから、足を投げ出して読んでいる。 「あの、ほら、ホロビッツ。ピアニストのね、あの人が来た時、背広の内側をさかんに見ているんですよ」 「なんで?」 「…

なるほど、そういうことだったか

いまやっている映画「マーサの幸せレシピ」のサウンド・トラックはなかなかいいな。誰だろう? なるほど、そういうことだったか http://www.youtube.com/watch?v=RQkIX--ijNQ

出会っておくべき人たち

有楽町シネシャンテ、映画「ルノワール陽だまりの裸婦」を見た。久しぶりに香気漂う映画というべきか。南仏の光と自然、父と子のこと、ルノアール家のたたずまい、頑固でやさしいじいさん、ルノアールってこんな人だったんだ、知らなかった。まだまだ知って…

突然、愛に目ざめてしまったのであった

もうそんなに長い時間がある訳じゃないのだから、もっとちゃんと本を読まなきゃだめじゃないか、なんてことを今ごろ思っている訳だけれど、そう思ってから初めて読んだのは「日比谷公園−100年の矜持に学ぶ」。前に読んだ時は、さぁーとあっさり通り過ぎてし…

やっぱりコミュニティ

日曜日の防災訓練、こんな風に運ばれていたとき、もういいやコミュニティから、やっぱりコミュニティへと戻って来てしまった。ぶれるオトコだなぁ。

この調子、この調子!

今日はカボチャの日。ハローウィンと言うらしい。今日のグリーン・ライブ・センターはカボチャづくしだ。ようやくみんなの庭になりつつある、ようやくまちの誇りになりつつある、civic pride この調子、この調子!

過酷な映画ですが

映画「ローザ・ルクセンブルグ」を見ました。過酷な映画ですが、ほっとする場面にいくつか出会えます。この場面もそうですが、独房の中の植物や本たち、収容所の中の一坪ほどの庭、このような場所が実在したとは思えないのですが、ローザ・ルクセンブルグと…

人生の灯台だなぁ

街の本屋さんが書いた本を2冊読んだ。「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」嶋 浩一郎 著、「ハンドブック」江口宏志著。いろんな灯りがぽつぽつと消えそうになっているいま、街の本屋は灯りだぞという本だ。サンフランシスコにシティ・ライツ・ブッ…