言葉
辰巳さんみたいなおじいさんになりたい。弟子にしてくれるかなぁ? 2015年2月19日 最近は落ち込みの具合がすこし小さいのかなと考えていたら,これだったのだ。ここのところ使っている万年筆は,と言っても廉価版というか入門者用と言うか,せいぜい2000~300…
そうなんだよ、そうなんだよ、吉田さん好きだなぁ。「そうやってなじんでいく、なじむほど時間は親しいものになります」それなのにそれなのに、たった30~40年でこれでもこれでもかと全てを壊していくんだから。もっともっと時間と仲良くなろうよ! 2016年2…
市民説明会の後、今日はいっぱいひっかけることは免れた、でもなぜか早川義夫を聴きたくなった、多分、「いつもいつもそう思ってる」がサルビアの花の「いつもいつも思ってた」に繋がったからだろう、そうしたらもっと早川を聴きたくなってしまって、こんな…
セント・バレンタイン・デーだ、まったくもって関係ないけれど、じゃぁ昔は関係あったかというとやっぱり全くもって関係なくて、それでも毎年2月14日には 必ずmy funny valentine を聞くようにしている。「僕のお話にならないバレンタイン・デー」とでも訳す…
グレン・グールド、おじいさんになっていたらどんなおじいさんになっていたんだろう? おじいさんになったグールドが見たかった聞きたかった。もっともっと長生きして欲しかった。 https://www.youtube.com/watch?v=H17wFP9n7RY
お国柄を表すのにいろんな言葉があるけれど、僕にはこの言葉が一番ぴったりくる。で、じゃ今の僕たちのお国柄はなんて表せばいいのだろう?「いそいでいそいで、おおきくおおきく、おかねおかね」とでも言えばいいのかな。 2012年1月19日 It (our culture) h…
「おじいちゃんの先生がね、子どもが生まれるときは緑がさぞかしきれいだろうって言ったの」きっとそうだよ。おじいちゃんの先生いいこというなぁ。 2022年1月16日 先週、「八日目の蝉」を読了した。凄いな角田さん、角田さん読むの初めてだった。これからも…
「Steven Hollは朝、目が覚めて 鉛筆と水彩絵の具で ささっとスケッチを 描く」かっこいいなぁ。真似しようと思ったけれど、だめだった。どうして?そう難しいことではないのだけれど。 2020年1月16日 大井町まで行ったので足を伸ばして天王洲アイルの建築倉…
久しぶりの老子さん、そうなんだよそうなんだよ、争っちゃいけないんだよ、でもねでもね、とっても難しいなぁ。
「絵に描いたものはきっとカタチになるのだから」それに加えて「絵に描いたものとはいつかきっと出会える」不思議なことだなぁ。 2018年1月15日 きのう北鎌倉を歩いていたら、今年の年賀状に描いたみたいな家に出会っておかしかった。むかし絵に描いたものは…
そろそろ断念とか諦念とかを受け入れてもいいのかなと思ってる。でも島田さんが言うように「断念ののちの悟り」にまではまだまだ遠いよな。 2014年1月11日 お正月3日の100de幸福論で島田雅彦が「幸せとは,断念ののちのさとりである」と言っていた。年が変…
人柄ってあるなぁと思った。育ちとか教養とかとは関係なくて、いちばん関係があるのは寛容さかなと思う。 2017年1月13日 昨日の夜、高校時代からの友人のkから電話があった。おんなじことばかりくり返して言うから、明らかに酔っぱらっている様子であった。…
そうそうそうなんだよ、「呼び名はないけれど、でも、まぁいいか」なんだよね。生きているとだんだんそう思えるようになってくる。名付け得ぬものでいいんだ、名付け得ぬものこそ希望だと思う。
今日は仕事をと思ったけれど、いやいやもう1日と家にいる、本棚の整理をしている、処分する本を選び直し、最後にもう一度傍線を引いたところを読み直している、そんなことをしているとどの本も全く手放せなくなってしまう。長田弘著「すべてきみに宛てた手紙…
僕は丑年だから牛になりきれると思っている。こういうことを言う漱石さん好きだなぁ。 2017年1月8日 初詣は錦天満宮に行った。この牛が好きだから京都に来るとこの牛を撫でに来る。 「 どうぞ偉くなつて下さい。然し無暗にあせつては不可ません。たゞ牛のや…
なぜそんな風に思うかというかと、僕は丑年蟹座だから寝てばかりいてちっとも歩かないし、たまに歩いても横歩きだからなぁ。 2021年1月7日 そろそろお正月も終わりだ。晩夏とか晩秋とか、どうもそういう季節が好きらしい。で、お正月の終わりは七草である。…
明けましておめでとうとうございます。 今年は何をするのだろうと考えていましたら、やっぱり木を植えるのだなと、今までとちっとも変わらないなと。でもそれでいいじゃないかと。 ところで吉田日出子さんどうしておられるんだろう?大好きだったのに、元気…
新聞、だめになったと思ってる。朝日新聞、だめになったと思ってる。でも2023年元旦の朝日新聞朝刊、アレクシェービッチさんが言っている「ロシア人を獣にしたのはテレビだと思います。テレビの力を、私たちは甘く見ていました」今や新聞も人間をだめにしつ…
あけましておめでとうございます。ちょっと早く起きて、散歩してきました。よく見るとあちこちが春めいていました。もう春なんかくるもんかと早合点しがちですが、まんざらそうでもないのです。今年もぼちぼち歩きましょう。悲観しすぎることなく、楽観しす…
FMラジオを聴きながら、年賀状書きをしていたら、年賀状ハイに陥ってしまって、今年いいなぁと思った百閒センセイの「シャムパンの肴におからをたべる」を突然思い出してしまって、近所のスーパー三徳に走って、おからを手にいれて、赤ワインではあるけれど…
結局、あの築地市場問題は何だったんだろう?みんな忘れて忘れて、何もなかったことにしてなかったことにして、きれいにきれいに脱色された世界に僕たちは生きている。 2016年12月27日 今月の「100分で名著」はレヴィ・ストロースの「野生の思考」だった。以…
人は「どのように生きるかよりも、これだけはしたくないというものを持って生きる方が恰好いい」 かつては強烈にそう思っていた。でも今は「どのように生きるのか」に傾いている。「これだけはしたくない」が薄まっている。水丸さんのかっこよさはこれだった…
かつては、絶望と悲観の人だった、十数年前に広津さんに出会って以来、絶望しそうな時、いつも広津さんが現れた。 2021年12月22日 広津和郎という人の絶望せず、悲観せずという言葉に出会って以来、広津和郎をという人の周りをぐるぐると回ってきたけれど、…
時々、川本さんを読んできた。一緒に年をとってきて、ちょっとだけ先輩の川本さんの言葉がもっともっと近くに感じるようになってきた。ちょっとだけ引用しようと思ったのに、こんなに長くなってしまった。 妹を亡くした民芸運動家の柳宗悦はこんなことを言っ…
アランの言葉のなかでもいちばんそうなんだなぁと思った言葉だった。こころとか想いとかスピリットとか言うけれど、でもそうじゃないんだよ、物なんだよ、形なんだよ。そん風にアランは言っているように思う?きっとそうだよ。これからもかたちあるものを追…
さぁ、クリスマスだ。準備しなきゃだ。木は偉いぞ!みどりは素敵だ!風が吹けば桶屋が儲かると言うけれど、クリスマスが近いと園丁が儲かるってなるといいなぁ。ところで最近は園丁と呼ばれたい。庭師でもなくガーデナーでもなくランドスケープ・アーキテク…
僕がもう一度生まれ変わったら、この学校で学びたいと思う。今でさえ時代遅れな学校って揶揄されるけれど、僕が生まれ変わる頃にはもっともっと時代遅れだと言われているだろう。でも、いいものはいくら時間が経っても古びない、いつまで経っても新しい。校…
この20年ほどの間に巡り会った廣津さんや、木下さんや、吉田さんは本当にかっこいい。こんなに素晴らしい先輩たちにめぐりあってるのに、いまひとつぱっとしないなぁ。 2016年11月19日 広津和郎の「壁の風景画」を読んだ。広津和郎は初めてだし、大正から昭…
もっと読めば、悩みなどどこかに飛んでいってしまう。モンテスキューの言うことだから信じていいと思う。文喫いいのだけれど、多摩からは遠くて。 2019年11月2日 遅まきながら六本木「文喫」初体験、時間がなかったから入り口辺りをちょっとだけ歩いただけだ…
かっこいいおばさんだなぁ。まだ一冊も読んでいないのだけれど。 「意見を持つのは極めて容易ですが、わけても大切なことは、その意見の基礎に、具体的な知識と情報、そして直接の体験があるかどうかですと。時に挑発的で刺激的でもあった独自の言論はけれど…