2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

また同じことを繰り返してしまう

『日本橋〜描かれたランドマークの400年〜』に行ってきた。 首都高速に覆われてからの日本橋については、ほとんど何も語られていない。昭和の日本橋は首都高との関わりの中で語られるべきではないのか。 そこに何かを見いださなければ。 それにしても、江戸…

丸くなっても怒らなければならない時は

夏樹さんは、いつも静かに怒っている。 「照屋林賢が率いる『りんけんバンド』が渋谷公会堂で公演したのは、1991年の11月だった。あの大きな会場がファンでいっぱいになった。沖縄はすごいと思った。日本はどこでも均一化の圧力が強いが、沖縄はそれをはね返…

そろそろそんなことを目指してもいい

この間、見ていた日曜美術館、福田平八郎は絵のことしか考えていなかった、しあわせな人生だったのだという、ずっとそんなのずるいと思っていたけれど、今だってまだ抜け出せないけれど、でも福田の絵を見ていて、好きなことを一心に、これだけのしごとが残…

私たち発の新しい風景

大阪で『おそと』というすてきな雑誌をつくり続ける仲間にこんな返信を書きました。 造園家と呼ばれるより、ランドスケープ・アーキテクトと呼ばれるより、「『おそと』を考える人たち」そんな風に呼ばれたいです。そんな風に私たちが呼ばれはじめて、ようや…

とんぼが ほら

暑い一日、a邸現場、とんぼが一頭やってきた、アゲハも一匹やってきた よろんこんでくれてるのかなぁ サンショも植えたし、みかんも植えたし、瓶に水も入れた 『ああ しあわせのとんぼが ほら 舌を出して笑ってら』 http://www.youtube.com/watch?v=WFd7F5RU…

あんなシャツ着て、オールバックにして

一日現場、いちにち葉っぱたちとあぁでもないこうでもないと、蒸し暑かったし、でも楽しい、現場が、職人さんたちが、だから今夜はこれを聞いて眠ろう、『葉っぱたち への子守唄』 それにしても、Lennie Tristano 、おしゃれ、今度あんなシャツ着て、オール…

これからもよろしくお願いします。

久しぶりにf邸の現場、植栽予定の草木が現場に勢揃いしていた、いろいろ失敗はあったけれど、いつも君たちは裏切らない、だからうれしい、これからもよろしくお願いします。 http://www.youtube.com/watch?v=xpb2jbVM2ZM

我が子のようでいて

ご近所のkさんに誘われて、トムハウスの四人展に参加した。 慌てて数年前に書いたスケッチを画材店に持ちこんで、装幀をしてもらった。 見違えるようになって戻ってきた素描は、我が子のようでいて我が子でない、我が子でないようでいて我が子である。 おた…

きっとcozyという言葉のことを

房総への半日出張の帰り、バスを降りて八重洲の地下街を歩いていたら、いいなぁと思う店がいっぱいできていた。 地下街などというもの絶対、行かないぞと、あんな一日中、日があたらないところなんてと、若い頃は思っていたのだけれど、今の八重洲の地下街は…

少年たちのための6つの家のみどりは

久しぶりの出張だ、八重洲から高速バスに乗って君津、小糸川の畔、日差しはもう夏で、まわりの山々のみどりはもうあの若者ようなみどりではなくて、中々大人びている。 で、現地調査をしなければならないのだが、ちょっとそう言うのも面倒な年格好だから、ひ…

したしさとおかしさとそうして怒りが

雨です,梅雨入りだと言います、週末だというのに仕事です、でも6月です。ことしも6月がやってきました。だから6月のように,茨木さんのように、正面を向いて,顔を挙げてまいりましょう。 どこかに美しい村はないか 一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒 鍬…

さぁ夏だ、すいかのきせつだっ!

暑い一日が終わった、「夏はきぬ」はるかな〜〜おぜ〜 って唄った、さまーたいむって、じょっぷりんでうたった、さぁ夏だ、すいかのきせつだっ!

あしたから、さぁ、また

「アーティスト」を見た。ぎりぎり間に合った。ワーナーマイカル多摩センターで、明日までだから。みんなに見て欲しい。元気になれると思う。おしゃれになれると思う。踊り出したくなると思う。人がつくる表情がこんなにも豊かだったとはと思えると思う。今…

前世の私は木こりだった

前世は何だったんだろう、そんなこと考えることはなかった、でも手塚さんのことを読んで、なるほどと思った。前世が木こり、あこがれるなぁ、でもちっとも木々を愛しきれていやしない、だから木こりではなかったのだろう、二十歳の頃、手塚さんの山小屋、霧…

いよいよ「さぁ」と

多分そう言うことだろうと思いはじめて、もうずいぶん経つ、でもずっと離脱できないでいた。でも坂口さんはいよいよ「さぁ」と、いちばん説得力のあるカタチで言ってくれそうな人のような気がする。 システムに納得いかなければ自分の体を起点に新しい公共を…

末永く引き継がれて行くことをのぞみながら

母の米寿のお祝いに箱根の富士屋ホテルに来ています。 明治11年に生まれたこのホテル、なんと言ってもその歴史が圧倒的なちからです。宮ノ下の大火、関東大震災、先の大戦、米軍による接収など様々な困苦をくぐりぬけて、あるいは、ラフカディオ・ハーン、ア…

されど今宵は

苦労ばかり多き人生、されど今宵は極楽 http://www.youtube.com/watch?v=gzX2LBfVcUg&feature=fvwrel