ランドスケープ

空とか、風とか、光とか、影とか

ことしもジャスミンの花が咲く季節がやってきた。春と夏のあいだ。 2017年4月19日 カロライナ・ジャスミン Gelsemium sempervirens が花をつけている。つる性植物の自由気ままなところに魅かれる。だからいつもパーゴラとかトレリスとかいったものをつくる。…

なんでもいいけど嬉しい

春だよというか、夏だよというか、木々の季節というか、いのちの季節というか、YES! の季節というか、なんでもいいけど嬉しい。

新緑の季節の日曜日

サクラが終わって新緑の季節の日曜日、余りに気持ちいいから、食品庫の奥からワインをもち出してテラスでうつらうつら。 春は今なお春なのである。工場には原爆が蓄積され、都市には警官がうろついて、ラウドスピーカーからはつぎつぎに嘘が流されていても、…

でもでも現役を退いても

多摩ニュータウンのランドスケープびとMさんが現役を退いたのでご苦労さま会を開いた。いつの間にか4時間が過ぎていた。この50年ほどのこの国の風景を取り巻く状況をささっとおさらいして、結論としては僕たちの力不足だったかもしれないねと、でもでも現役…

ぼくはこっちのほうがいいなと

最近のチューリップは結構アヴァンギャルド。どの世界にも前衛っているなぁ。 2017年4月10日 月曜日の朝はなんだか忙しいのだけれど、目についてしまったからしようがない。チューリップっていい、先週はサクラをさんざん見ていたけれど、ぼくはこっちのほう…

鳥の世界にも空き家が増えているのかも

ザイフリボクが好き。 2018年4月9日 サクラ、ザイフリボクに続いて、ハナミズキが花をつけ始めた、何とも忙しいこと。巣箱、今年の入居者はまだ決まっていない。鳥の世界にも空き家が増えているのかもしれない。

さよならお花見また来年

今年のお花見全プログラムを終了して聴くのは、”Bye Bye Blackbird” by Keith jarrett さよならお花見また来年というところかな? https://www.youtube.com/watch?v=wQcC1nFHgsM

もっともっと大切にしようよ

出だしの遅かった今年のお花見もいよいよフィナーレ、いろんなことを教えてくれた公園という装置、お花見という楽しみ。それぞれがそれぞれの楽しみ方を見つけて、もっと自由にもっと気ままに使えばいいんだということを、そんな公園の文化がようやく育って…

やっぱり待つことは祈ることなのだなぁ

ことしのお花見もそろそろフィナーレを迎えようとしている。なかなか開かずやきもきさせてくれたことしの桜だったけれど、やっぱり待つことは祈ることなのだなぁ。 https://www.youtube.com/watch?v=wQcC1nFHgsM

考えろ考え続けろっ!て教えてくれる風景なんて

昨日がクライマックスかなと思っていたら今日はもっともっとあったかくて、万朶の桜で、またついふらふら出かけてしまった、今日はまたひとり花見に戻って、ビールも飲まずにぐるぐるぐるぐる富士見通りを歩きつつ考えつつ考えつつ歩きつつ、考えることとい…

そんな当たり前の暮らしができる場所

今年のお花見は不発に終わるかなと思っていたけれど、今日はようやく満開で、お天気もまづまづで久しぶりにこの街はいいな、楽しいなと思ったのだった。みんなで仲良く穏やかにお酒を飲んでお弁当を食べて。改めてお花見を発明した八代将軍吉宗は偉いなぁと…

ようやく8分咲きかな?

ようやく8分咲きかな?でもちょっと寒い、明日は晴れることを期待しよう。

お昼は「Aprile 4月」という名の

雨の中、春の花壇の手入れ、チューリップもスイセンもけなげ、お昼は「Aprile 4月」という名の食堂。

この赤い立面が好き

イタリア文化会館のこの赤い立面が好き。 2012年4月2日 イタリア文化会館に行ってきた。イタリアブックフェア、子供のためのイタリア料理の本が楽しかった。子供のためだから、簡単なレシピかなと思ったら、やはり難しそうで買うのを辞めた。それで、「ジョ…

僕たちだって

サクラばかりがもてはやされるけれど、僕たちだって咲いている!

待つことは祈るということ

お花見二日目、お天気良し、ビールはプレミアムモルツ、お供はおからにマカロニサラダに酢豚に五目ちらし寿司。なんの不足があろうか、なのに桜が足りぬ、せいぜい二分咲き、いつまで待たすの桜くん。でも敬愛する鷲田センセが言っている「待つことは祈ると…

ひとり花見は

お花見はじまりました。ひとり花見はわがままです、ひとり花見は気楽です、ひとり花見は眠いです。

ことしはひとり花見かな?

ことしは23日に予定していたけれど、見事に開花予想が外れて止むなく中止。ことしはひとり花見かな? 2023年3月27日 大阪のお城の前の高等学校のお花見の会、4年ぶりに復活、やっぱりいいな古いともだち、終始笑いの絶えない一日だった、みんなまた来年ね! …

それなのに今は

かつて多摩ニュータウンが大好きでした。大好きな気持ちがスケッチにも現れていました。それなのに今はなんということだ! 2013年3月26日 3年前にも富士見通りのスケッチをしたのでした。ここは多摩ニュータウンなのにパリのお花見になってしまうのでした。…

目白の猫と郵便配達夫

目白の街で見つけた猫と郵便配達夫が大好きです。街の好き嫌いというのはちょっとしたことで決まります。 2015年3月26日 ひと頃,街にモニュメントと言われる彫刻があふれたことがありました。その大半はあってもなくても,どちらかと言うとないほうが,と思…

桜も、人も、犬も、雲も、そしてぼくも

10数年前の富士見通り。たった10数年前なのに、街も桜も僕もとっても若い。 2013年3月26日 これは5年前に描いた富士見通りのお花見です。桜も、人も、犬も、雲も、そしてぼくもずっと若かったような気がします。それにしても同じ風景をずっと見続けることっ…

藤原さんいいな

「植物考」藤原辰史著を読んだ。今の僕たちを取り巻く世界をこんなに的確に簡潔に言葉にしてくれた人がこれまでいただろうか。「私はそれを植物性からの人間の大きな乖離、あるいは、人間のうちなる植物性の弱体化と呼びたい」藤原さんいいな、もっともっと…

かつて馳せた想いに

学生時代、同じ花卉・造園学教室に学んだ先輩たちとの昼飲みの会が横浜であった。個人情報保護法施行やコロナ禍以降、このような集まりを持つことはすっかり少なくなってしまっていた。かつて僕たちが何を想い何を目指して来たかを確認できる貴重な時間を共…

彼はふたたび未来を植えていた

「オーウェルの薔薇」レベッカ・ソルニット著を読んだ。最近またオーウェルの名を聞くことが多くなった。権威主義体制を厳しく糾弾したオーウェルだけれどその思想の背後には<薔薇>があって、「大地の表面」の細々とした喜びを愛でる日常があった、そんなこ…

申し分のないお庭文学

庭だって歴史を変える力があるんだから! 2012年3月7日 再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて、申し分のないお庭文学。どん…

旅する古本屋、次の出動はいつ?

3月2日はBooks 散歩社の3度目の出動。寒い寒い1日、そんなお天気のせいもあって、立ち寄って頂ける方はぽつぽつ、それでも寄っていただけた方は熱く本と向き合っておられた。そんな方が来られると強くハグしたくなる、本っていいよねっ!今年はリヤカーを購…

また立ち上がろうって

今日は一日多摩中央公園で古本屋のおじさんをやっていた。寒かったぁ。ここで一日座っているといつも思う。どうしてこんな風になってしまったのって?でも、ずっと座って考えていると、いろんな人とお話してると、また少し元気になってくる。悲観ばかりして…

にっこり笑って戦おう

久しぶりにBooks 散歩社が出動します。3月1日多摩中央公園パークライフショー、大池前テラスにてのんびりぼんやり古本屋のおじさんをします。遊びに来て下さい。だから今日はどんな本を出そうかなって選書作業中です。これが中々難しいでも楽しい、今回はち…

フクジュソウもつぼみをつけて

地面に絵を描くのをなりわいにしていますなんて言うと、ちょっとかっこいいなあ。 2018年2月21日 フクジュソウもつぼみをつけてようやく現場の季節、地面に図面を描くのが楽しい。

そろそろお祈りの時間だ!

かつて、こんな人になるんだって憧れていた。靴はワラビー、ズボンはコーデュロイでなきゃって。でもいつのまにかそんな夢もどこかに行っちゃった。 2012年2月17日 あしたの資料を作ろうと古い資料をひっくり返していたら、30数年前のこんなポスターが出て来…