ランドスケープ

彼はふたたび未来を植えていた

「オーウェルの薔薇」レベッカ・ソルニット著を読んだ。最近またオーウェルの名を聞くことが多くなった。権威主義体制を厳しく糾弾したオーウェルだけれどその思想の背後には<薔薇>があって、「大地の表面」の細々とした喜びを愛でる日常があった、そんなこ…

申し分のないお庭文学

庭だって歴史を変える力があるんだから! 2012年3月7日 再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて、申し分のないお庭文学。どん…

旅する古本屋、次の出動はいつ?

3月2日はBooks 散歩社の3度目の出動。寒い寒い1日、そんなお天気のせいもあって、立ち寄って頂ける方はぽつぽつ、それでも寄っていただけた方は熱く本と向き合っておられた。そんな方が来られると強くハグしたくなる、本っていいよねっ!今年はリヤカーを購…

また立ち上がろうって

今日は一日多摩中央公園で古本屋のおじさんをやっていた。寒かったぁ。ここで一日座っているといつも思う。どうしてこんな風になってしまったのって?でも、ずっと座って考えていると、いろんな人とお話してると、また少し元気になってくる。悲観ばかりして…

にっこり笑って戦おう

久しぶりにBooks 散歩社が出動します。3月1日多摩中央公園パークライフショー、大池前テラスにてのんびりぼんやり古本屋のおじさんをします。遊びに来て下さい。だから今日はどんな本を出そうかなって選書作業中です。これが中々難しいでも楽しい、今回はち…

フクジュソウもつぼみをつけて

地面に絵を描くのをなりわいにしていますなんて言うと、ちょっとかっこいいなあ。 2018年2月21日 フクジュソウもつぼみをつけてようやく現場の季節、地面に図面を描くのが楽しい。

そろそろお祈りの時間だ!

かつて、こんな人になるんだって憧れていた。靴はワラビー、ズボンはコーデュロイでなきゃって。でもいつのまにかそんな夢もどこかに行っちゃった。 2012年2月17日 あしたの資料を作ろうと古い資料をひっくり返していたら、30数年前のこんなポスターが出て来…

本にいい顔があるのかどうかわからないけれど

このぼろぼろ具合がなんとも愛おしい。 2012年2月17日 あした何しゃべろうかなと考えていたら、やっぱり行くつく所はこの本で、久しぶりに本箱から取り出してみたら、やっぱりいい顔している。本にいい顔があるのかどうかわからないけれど。

昔の本というのはほんとうに頼もしい顔を

もう二度と読まないだろうけれど、本棚の隅にずっと眠ってる。 2012年2月17日 引き続き、こんな本も出て来て、昔の本というのはほんとうに頼もしい顔をしている。造園学などと言うものを志した頃にアルバイト先の設計事務所の先輩が、これを読みなさいという…

そろそろ春かなぁ

そろそろ春かなぁ、いよいよ春かなぁ!

みんなにいい年であってほしい

お正月が終わった、同時にようやく年賀状も書き上げた。いろんなひとと言葉を交わした。おしゃべりが続いた。楽しかった。みんな元気でいて欲しい。 。

今からでも遅くないです

今年最後に言いたいこと。 新図書館プロジェクトは「知の地域創造」ではなかったのですか。もし「知の地域創造」だというのでしたら、「緑陰の読書」だというのでしたら、「公園の中の図書館」だというのでしたら、緑陰の下を図書館の門を潜りたかったです。…

それではみなさま良い年を!

柿の種をお供にひとり忘年会。今年を振り返るとしたら敗北の年かな、大好きだったレンガ坂を失ったこと。でも楽しいこともあった、久しぶりに北海道に行けたこと。いいよね、北海道。なんだろうこの良さは、空気、木々、人々・・・。いろんな所に住んだけれ…

でも楽しくも愉快な半日であった

午後から12月の都内の小さな旅。表参道で学生時代からの友達Sさんと昼食、ワインいっぱいですっかりいい気持ち。話題は尽きず原宿「おもはらの森」でコーヒー、やっぱり古くからのともだちはいいな。Sさんと別れて飯田橋へ、目当ては今いちばん僕の好きな本…

こんなにたくさんの同志がいたなんて

いまごろ気がついたけれど「もうひとつのモダニズム」って副題がいいなぁ。代替案としてのモダニズムって意味を込めたいけれど。 2012年12月9日 「テキスト・ランドスケープデザインの歴史」読了。マクハーグ、ハルプリン以降、時計が止まってしまっていたな…

それなら僕はどうするの?

どう考えても伐採の理由がよく分からなかった、でも最近はもういいかって気持ちになっていた。そんな風に思っているうちに誰かが「伐採に反対します」の貼り紙を出された。とても嬉しかった、こんなこと今までなかった。それなら僕はどうするの?ってもう一…

でもここに来るとあの時代のことを

久しぶりに港の見える公園、神奈川県立文学館、井伏鱒二展。ここに来ると、あの時代、アーバン・デザインということを熱く語り合った時代のことを思い出す。でも今はもうそんなことを語り合うことも無くなって、ただただ超高層ビルが林立するお金儲けばかり…

やぁやぁやぁ!

下北沢にBOOK BUSがやって来た。やぁやぁやぁ!

ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる

足掛け2年くらいかかったかなぁ。なんでそんなに時間がかかるの?と言われても。なにごとも時間がかかるのだよ。ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる。 https://www.youtube.com/watch?v=WRjCA0xm0E4

庭は楽しい、庭は幸福

延々と森の中を走る続けると忽然と現れる「イコロの森」、原生に近い森と洗練されたデザインの対比が好ましい。フランス整形式庭園のようでもあり、イギリスのコテッジ・ガーデンのようでもあり、そのどれとも異なるイコロ・スタイルかな?雨の中、最後に訪…

「石積み祭り」がしたいな

11月11日~12日は今年5回目の武蔵五日市、生活クラブ協同村の石積み学校の日。みんなの風景はみんなの手で守らなきゃと集まった30名弱、小学生からおじいさんまでいろんな世代が集まった。裏方の皆さんが作ってくれるお昼のカレーライスと豚汁、おやつの塩む…

札幌いいよね!

札幌ではいよいよ嵐になってしまった。それでも楽しい。この廃墟のようなバラ園が好き。街の真ん中にこんなに深い森や植物園が残ってる。札幌いいよね!

どうやら古本屋のおじさんが性に

第一回・読書フェスタin多摩中央公園が終わった。Books散歩社もカートを引いて出店した。古本屋さんのおじさんは店番をしながら色々なことを考える。悲観してみたり楽観してみたり。どうやら古本屋のおじさんが性に合っているようだ。

地域を愛するということは

北海道のお菓子屋さん六花亭が運営する六花の森には小さな美術館群とアートワークがさりげなく点在していている。ここに作品が集められている坂本直行という人は、北海道の山や森や植物を愛し、生涯絵を描き続けた人で、地域を愛するということはこういうこ…

唯一無二の大好きな場所に

十数年ぶりに十勝千年の森を訪ねた。やっぱりとっても良くて、2才の孫娘にとっても74才のおじいちゃんにとっても唯一無二の大好きな場所になった。また来よう!

秋だなぁ!

高野さんは今でも

突然、逝ってしまわれた高野さんに会いに、音更字万年の小学校廃校跡の高野ランドスケープの事務所に行ってきた。高野さんは今でもランドスケープという仕事が大好きだから、大きな写真になって若い所員みんなのことを見守り続けておられた。

いい仕事なんだから!

我田引水になるけれど、みどりの仕事っていいなぁ。もっともっと若い人たちに来てほしい、いい仕事なんだから!そういえば、プレスリーのgreen green grass of homeって僕たちの歌だったんだ! https://www.youtube.com/watch?v=uvGvmsLQaHA

僕が悪かった

秋が深いなぁ!ほんのすこし前まで、秋なんて来るもんかなんて思っていたけれど、ごめんなさい、僕が悪かった。 https://www.youtube.com/watch?v=xXBNlApwh0c

でも、でもという思いは

その後どうなっているだろう?Park pfiの成功例だと聞く。でも、でもという思いは拭い去れないでいる。2020年9月21日 ようやく南池袋公園にやって来た。ビルの谷間のメドウ。みんなそれぞれに楽しそう。 ぐるっと廻るだけでは何がわかる?と言い訳をしてビー…