2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

こんなところでどうしたの?

久しぶりに乗った朝6時前後の京王線はすでに結構な混み方だった。コロナ禍で、少しは世の中ゆっくり回るようになっているのかなと思っていたら、東京はもうすっかりフル稼働しているのだった。そんな東京から1時間余、越後湯沢の駅を降り立つと快晴の空が迎…

もうすっかり秋なのだった

ちょっとまだ早いかなと思っても、でも聞いちゃえって聞いているうちに、もうすっかり秋なのだった。とにかくこの夏は殺人的に暑かったから、ようやくここまでたどり着けたことがうれしい。だからというわけではないけれど、明日からちょっと旅にでる、日帰…

進む事しか知らない仕事

僕たちはいつも仕事は嫌だとか、したくないとか言うのですが、そうじゃないんですよ、結局いろんなことをするのだけれど、仕事が一番なんですよ、結局仕事に戻ってくるものなのです。この河井寛次郎の言葉は見事に仕事の全てを語っています。「民芸」がずっ…

行く着く場所はそれほど変わらないという事

「どちらを選んでも、結局は同じようなところにたどり着いた様な気がします」そうなんです、実は迷ってはいるようでも、そっちではないだろうなぁって思っているのですよ。「僕たちが選ぶ人生も自分の器に合ったものにしかならない」のです。このあいだよう…

それはたった一人の孤独な戦いであります

「幸福というものは、もっとむずかしいことです」そうだよなぁ。「それはたった一人の孤独な戦いであります」戦いは、まだまだ続くんだ、もう休みたいよ! 2016年8月23日 福田恆存という人を読んでみた。名前は聞くけれど、ちょっと近づきがたい存在だなぁと…

葉書と言うのは言葉と言うのは

「切手を葉書に貼るときにこそ幸福を感じるのですよ」そうそう、吉田秀和さんの言葉で一番覚えているのはこれなんです。葉書と言うのは言葉と言うのは、音楽よりも上位にあるに違いない。 2016年8月23日 これでようやく夏休みを終わります。

ひとを愛し、そして文を愛し・・・

「時代に反抗するというよりは超然として」なんてできないけれど、「「ありがとう」という短い言葉を残して彷徨したり」「ひとを愛し、そして文を愛し」それくらいはできるかなと思ってる。金子光晴や田村隆一みたいになれるかな? 2017年8月23日 これはいい…

ひどく元気にしてくれそうな靴下だった

自転車で仕事をする人が好きだ。ポール・スミスそして忘れてはならないのはビル・カニングハムだ。https://machidesign.hatenablog.com/entry/20160627/1467003706 2016年8月20日ポール・スミス展に行ってきた。たいへんな人出だった。自転車を乗り回すポー…

やっぱり映画を見続けなきゃだ

年に一度の本棚の棚卸し、埃まみれになっているけれど、本箱は宝の宝庫なのかもしれない、本も音楽も映画もみんな僕を作ってくれたけれど、やっぱり映画がいちばん僕を作ってくれたように思う。中でもナンニ・モレッティとイーサン・ホークとレイチェル・マ…

お墓のなかでこそ

わぁ、居間が大変なことになっている、もういい加減捨てればいいいじゃんと思うけれど、お墓に持って行けないのだから、お墓の中は退屈そうだと聞くし、お墓のなかでこそ、豊かに贅沢に暮らしたいから、& premiumは持っていきたい!

シオカラトンボも東京

夏休み最後の日の夕方は「月のはなれ」で過ごした。今の東京ってムチャクチャだけれど、ポツンポツンとこういう所があるね、だから東京が好きなのかもしれない、見捨てないでおこうねと、そんなことを話しながら飲んでいたら、すーとシオカラトンボが近づい…

よぼよぼになっても行かなくちゃだ

夏休み恒例、自室本棚大掃除、今日の掘り出し物。あの頃のマリ・クレール、元気あったなぁ、特集「パリの中庭、カフェ・ガイド」なんだもの。行かなくちゃ、よぼよぼになっても行かなくちゃだ。やっぱり最期はパリで締めくくりたい、こんなこと言うと反日と…

1/3の勝率なんて夢とは言わせない!

この村とは付き合いが深い、高校生の時、スキー合宿で民宿に泊まった。縁あって両親がこの村に引っ越したあと、当時流行っていたブリジッド・フォンテーヌの唄う歌に「駅長さん」というのがあって、駅長さんていいなぁと思ってそうだ白馬駅の駅長さんになろ…

どんなにぼろぼろになっても

家って大切だと思う。そこに家族が生まれる、子供が育つ、年老いていく、その過程をずっと黙って見続けてくれている、どんなにぼろぼろになっても。僕が人生で学んだことはたった一つそのことだけだったような気がする。 2015年8月18日 ここに来るといつも思…

おじいさんのコミュニティ・ガーデン

おじいさんのコミュニティガーデンと言っても一枚岩ではない。大きく一生懸命派とだらだらやろうよ派に分かれる。僕はただ一人後者だ。だらだらと、たとえ明日地球が滅びようとも林檎の木を植え続けよう派だ。ここにきても思う、真面目であることの自縛から…

でも結局、健一さんなのだと思う

色んなひとに、こういう人になりたいなぁと思ってきた。数は多くはないけれど、でも結局、健一さんなのだと思う。この夏休み、ようやく夏が衰え始めて、ぼんやり健一さんの言葉を反芻している。本を読むことは、その人に会ったと思わせるかどうかだという。…

つまり「細雪」の主人公たちが

日本の田園都市の系譜を比較検討した本を読んでいて印象に残っていることがある。田園都市に多くの軍人たちが住んだのに比べて、常盤台にはあまり軍人が住まなかったと言うのだ。それが現在の街の雰囲気に引き継がれているという。確かに常盤台には田園調布…

相変わらず優柔不断

10年前の残暑見舞い。若いなぁ、こんなgardenerになりたいと思ってたんだ。 2012年8月17日 もう一息だ。でも行ってしまうのも寂しい。もうすこし夏でいて欲しい。相変わらず優柔不断。

だから好き

コルビュジェとライト、友達になるなら、F.L.ライトだと思う。どうしてだろう?自由学園にはお世話になったからなぁ。 2013年8月17日 きょうは、ライトさんと友だちになれた。ライトさんは偉い、ちっとも偉そうになんかしない、だから好き。

いつまで続くことやら

映画「大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院」を見て、修道士みたいになるんだと思ったけれど、やっぱり修道士にはなれなかった。今ではほとんど打ち水をやっていない。でももう一度挑戦してみたいとも思う。気持ちいいもの。 2014年8月17日 修道…

陰影礼讃の国ではなかったのか

街に濃い影が、目鼻立ちがどんどん失われていっている様な気がする。陰影礼讃の国ではなかったのか。 2016年8月17日 木陰に濃いも薄いもあるものかとも思うのだけれど、雨のあと一転、今日はかんかん照り、とても濃い木陰で、濃い木陰っていいなぁ、目鼻立ち…

「おぉー」と言って「じゃー」と答えて

なんとも素敵なタイトルです。いつまでも高く手を振るひとでありたいと思っています。2017年8月17日 以前、書名を見たときいいなと思った。あいさつの話かなと思った。いいあいさつにあこがれる。道徳の教科書に書かれているようなあいさつじゃなくて「おぉ…

年は取るものですね

実はcoming out しますけれど、かつて僕は東京のウディ・アレンを任じていました。そのことを後悔はしていません。そのあと色んな人を任じてきましたが、田中小実昌、ボナール、吉田健一などなど、でもいま70をすぎて、ありのままの自分でいいじゃないかと、…

自分を信じて、じっとひと所に居ること

だって僕は丑年、蟹座なのですから、進歩も前進もないのです。でもそれでよかったのだと思っています。自分を信じて、じっとひと所に居ることはいいことだと思っています。2018年8月17日 ようやく大掃除も峠を越して今日こんなパネルが見つかった。もうすっ…

街ってなくしてしまっていいんだろうか

ここももう無くなってしまった。街ってなくなっていいんだろうか。戦争をしているわけでもないのに。 2013年8月16日 久しぶりに「まちの絵葉書」を売ろうということになって、増刷作業に追われているのだけれど、中でも気になる一枚は「諏訪2丁目団地 2009…

もう少しだけなら居ても良かったのに

「あの頃はみんな中学生だったのにね」それがこんなに年をとってしまって。 2020年8月17日 あんなに暑かったのに、あんなに憎らしい夏だったのに、今日あたりは少しだけ風も吹いて、太陽の光もヒリヒリするほどのものではなくなって、ちょっと弱気なところを…

どうしていつも世界は逆にばかり

そしてとうとうこのレンガ坂もなくなってしまった。 2013年8月16日 で、もう一枚気になったのが、「多摩市レンガ坂 2007」で、このユリノキの坂道も今やこの静穏さはなくなってしまった。まちが数年で、こんなにガラガラと変わっていってしまっていいのだろ…

これだっ、と

最近映画をみていない、パンデミックのせいもあるけれど、いけないいけない、こころがカラカラになってしまう。 2018年8月15日 本棚の整理をしていて、ついつい手が止まってしまうのは、映画のパンフレットが出てきた時だ。おぉ、これだっ、と。ジェレミー・…

世界はまだまだ面白い

本棚整理も佳境に入って、今日の標的は旅の本、もうそんなに出かけることもないし、いいか、処分しちゃえと一度は思ったものの、ぱらぱら頁をめくっているうちに、いやいや、やっぱり行きたい、たとえ行けなくっても、こうやって休みの日にあちこち歩き回れ…

資生堂パーラーが好きだ!

本棚の掃除を始めた。手放す本を選んでる。なかなか決断がつかない、この間読んだ甲斐みのりさんの本にこんなことが書いてあった。お別れする本の写真を撮ればいいのよと。なるほどなぁ。資生堂パーラーが好きだ!この国が危険な方向につっぱしていく前の残…