行く着く場所はそれほど変わらないという事

「どちらを選んでも、結局は同じようなところにたどり着いた様な気がします」そうなんです、実は迷ってはいるようでも、そっちではないだろうなぁって思っているのですよ。「僕たちが選ぶ人生も自分の器に合ったものにしかならない」のです。このあいだようやく、残りの人生この器でお茶を飲んだり、ご飯を食べたりしたいなぁと思えるカップやお皿を作ってくれる陶工に出会えました。自分にあった器に出会えることは大切なことですね幸せなことですね。

2019年8月25日
今日の午後はこんな事を学びました。確かに僕は蟹座生まれだったのでした。なんだか楽になったような気がします。我が半生を振り返ると、途中でいくつかの分かれ道はあったことがわかります。でも人生の分岐点、どちらを選んでも、結局は同じようなところにたどり着いた様な気がします。
「・・・それは右に行っても左に行っても、人間が同じである以上、行く着く場所はそれほど変わらないという事です。結局、蟹が甲羅に合わせて穴を掘るように、僕たちが選ぶ人生も自分の器に合ったものにしかならない。」そのうちなんとかなるだろう 内田樹 著p.204