2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

この写真を見ていると

遺影って、正面向いていなくてはいけないのだろうか?この写真を見ていると後ろ姿こそふさわしいと思えてくる。 2013年8月14日 母は今年90、ふたりで散歩だなんて初めてのことかもしれない、長じてからは。ゆっくり歩くことっていいことだなぁと思った。

みどりの中の人だった

年に数日、緑の中の人であることを失って数年が経つ、まづいなそれはと思う。しようがないよとも思うか、何くそもう一度と思うか、後者しかないと思う。 2013年8月14日 たった数日間なのに、みどりの中の人だった。で急にまた街の人に戻らなければならない。…

一人でギリシャ文字を読むのでしたら私は退散しませうか

去年の夏休みの一冊はシュンポシオンだった。だからこの一年は、倉橋さん倉橋さんだった。でもシュンポシオンに優るものはなかった。倉橋さんは言う、本は再読するものだと。 2021年8月14日 倉橋由美子さんのシュンポシオンを読んだ。海辺の松林の中の別邸で…

あのころのabitareは夢のよう

いい家は草に覆われてもなお、毅然としている。元気にしているかなぁ? 2013年8月14日 30数年以上も前に設計した家と庭。草におおわれてもなおそこにある。建築は我流なれど、イタリアの建築雑誌・abitareを繰りかえし繰りかえしめくりながらスケッチをした…

ぼくは決して忘れないから

庭ってこれでいいんだと思う。それが結論なのだと思ってる。 2013年8月14日 田舎の農家の庭先が好きだ。「自然でしょう」と言う英国風の庭でもなく、フランス風の整形式でもなく、もちろん日本庭園の流れをくむわけでもない。どこからも忘れ去られているのか…

チカラになってくれる相棒がいる

この写真を見るたびに、短かったreica M8との幸せでもあり、辛い日々を思い出す。いつかもう一度やり直したい。こんな思いをさせる道具があるなんて。 2019年8月14日 やっぱり僕はここが好きなのだと思う。夏休みだというのに特に酷暑のこの夏だというのに、…

おぉ、なんと若いのだろう!

life storyがしばらく続くとしたら、まだ当分書き続けるしかないのかなぁ。結構しんどいんだけれど、これが生きがいでもあるものだから。 2019年8月12日 夏休みもお正月休みもほぼ年賀状書きと暑中見舞い書きで終わってしまう。もうずいぶん年もとったから辞…

兼好センセイ、えらいっ!

ますますいよいよ、町の作りやうは、夏をむねとすべしだなぁ。 2015年8月11日 久しぶりの用賀プロムナード、甍道、我が国アーバンデザインの名品。「 家の作りやうは、夏をむねとすべし」徒然草・吉田兼好というけれど、「 町の作りやうは、夏をむねとすべし…

このイギリス人の父親の流儀に習って子育てがしたかった。でも果たせなかった。でもまぁまぁいい子に育った。よしとしようと思う。 2019年8月11日 仕事場も車も全面開放がいいと思ってる。だからほんとは2座席のブリティッシュ・グリーンのジャガーをいつか…

F.L.ライトはやっぱりとてもえらい人だ

多分知らなかったと思う、でも自由学園のライトの池には赤蜻蛉がよく似合う、天才は偶然をも引き寄せてしまう。 2013年8月10日 F.L.ライトはこの国が蜻蛉洲(アキツシマ)であったことを知っていたのだろうか。もしそうだとしたら、F.L.ライトはやっぱりとて…

F.L.ライトがいまだって生きている

これだけ建築が虐げられるこの国で、これは奇跡に近い。 2013年8月10日 この町には、F.L.ライトがいまだって生きている。

「話しあい」などではなくて、むしろ「黙りあい」だ

う〜ん、寺山修司、もっともっといろんなこと教えて欲しかった。 2018年8月10日みんなが寺山修司、「いい、いい、」って言っている時は、変な人だなぁって思っていたけれど、今頃、寺山修司は、いいわぁって思ってる。遅かったけれど気がついてよかった。現…

ただただ気持ちがいいからなのだけれど

葉書の中で泳いでいます、か。楽しそうだなぁ。 2020年8月10日 今日も猛烈に暑い一日。僕の仕事場は三密の対極を行っているのかもしれない。COVID-19がやってくる前からずっと開けっぱなしなのだから!まちの仕事をしているのに、まちに壁を作ってどうする?…

夏こそおしゃれじゃなきゃ!

負けたなぁ、百閒センセイ、「シャムパンの肴におからをたべる」だなんて、おしゃれだなぁ、おしゃれすぎる、夏こそおしゃれじゃなきゃ! 2021年8月10日 暑くて暑くてしようがないから緊急夏休み。昼寝をして、午睡というほど優雅なものではなくて、暑さにう…

いや、負けないっ!

僕たちは完全に制圧されてしまったのかなぁ。いや、負けないっ!愛するものを守ろう! 2017年8月9日こんなのを読んでいると、パタゴニアやアップルなどはまさにヒッピー文化の申し子たちの企業だと思う。髪を長くして髭をはやして、裸足で歩き回っていたそん…

一緒に生きてこれたことがうれしい

ふと思う、人生に大切なことはウディ・アレンに習った、っていえば言い過ぎかなぁ。でも考えれば考えるほどそう思ってしまう。 2020年8月9日 コロナ禍でずっと映画館から遠のいていたけれど、と言ってon lineで見る気もしなくて、でももうそろそろいいかなと…

できることならなんでもするぞと

今年の夏は打ち水もしていない。暑さに負けてしまったのか、年に負けてしまったのか、とにかく負けている。でも夏に勝とうとしてはいけないとも思う。 2013年8月9日 今日の暑さは格別だから、冷房のある近くのコミュニティセンターに避難しようと思ったけれ…

ずーっと覗き込んでいたくなる

一時ほどビオトープという言葉を聞かなくなった。でも画期的な発見だったと思う。この思想、守り抜かなきゃだ。 2013年8月7日 小さな水面だけれど、ずーっと覗き込んでいたくなるのだが、やっぱりビオトープと言うのは世界そのものなのだろう。

青いワンピースもシックで

「打ち上がった人柄」年を取るという事はやはり難しいことなのだなぁ。 2017年8月7日 きのうの日曜美術館に樹木希林が出ていた。魯山人を語っていた。相手が魯山人だったからかもしれない、希林さん、青いワンピースもシックで以前見た時よりも一まわりも二…

とっても憧れた人だった

辻さんはもうとっくの昔に亡くなられた。もっともっと生きていて欲しかった。おじいさんになられた辻さんにお会いしたかった。とっても憧れた人だった。 2018年8月7日 この暑さに負けない本を探していたら、本棚から辻邦生さんの「美しい夏の行方」が出てき…

せみの生活

セミの生涯ってはかないって聞くけれど、こうやって見てると幸福そうだけれど。 2013年8月7日久しぶりにグリーンライブセンター。これだけせっぱ詰ってくると、こうやってせみの生活のこと等に思いをめぐらすことからはじめないとは思うのだが、そんなことは…

おじいさんだって入れてもらいたい

こういう気持ちは青年だけに許されるの?おじいさんだって入れてもらいたい。 2013年8月7日 今日は朝から猛烈な暑さ 気持ちだけ入れてもらひし白日傘 松本英夫

でもあったことにしておきたい

こういう夏もあったような、なかったような。多分なかっただろう、でもあったことにしておきたい。 2013年8月7日夏の句を読んでいると、涼しくなる訳ではないのだけれど。 ソーダ水ストロー折って別れけり 林なつを

ぽつぽつと書いていた

今日は一日、暑中見舞いを書いていた。個人商店だから季節の葉書を出すことが弊社の生命線になっている。お客様の顔を思い浮かべつつ、ぽつぽつと書いていた。秋になったら仕事の依頼の電話が鳴り続ければいいのだけれど。

会わば言ひたし 父という男

なぜかうちの娘も史という。こんな風に言ってくれるかなぁ? 2013年8月5日お盆が近いこんな風に言われてみたいあなたまあ おかしな一生でしたねと 会わば言ひたし 父という男 斎藤 史

西荻、阿佐ヶ谷スタイルの目は素敵だ

なぜか「見ること」が「見られること」より上位に置かれているけれど、それは違う。 2016年8月5日 窓は見るところであったり光や空気が入るところであったりするのは分かるのだけれど、窓は見られるところでもあることが忘れられていると思う。人間だって目…

例えば大麦畑の庭とか

清二さんが生きていたら大麦の庭にしましょうよ!と言ってみたかった。聞いてくれはしないだろうけれど。 2017年8月5日 池袋のデパートの屋上にモネの庭。どうなんだろう?と思うけれど、でもどうして?となるとうまく答えられない。すわりが悪い、なんて言…

幸福は、素手で

なんだかよくわからないけれど、とってもよくわかる。「幸福は、素手で持ってくるにかぎる!」

そんなのが 西荻スタイル

東京にもいろんな街がある。日々現場を巡り歩いていて学んだこと。 2016年8月4日 「どちらかにいます」って、トケイソウ Passiflora caerulea が言っている。そんなのが 西荻スタイル。西荻窪の現場とももうすぐお別れ。淋しくなるなぁ。

こんな一日が待っている、いや、待っていればなぁ

70をとうに過ぎた、こういう日は未だに実現しない。きっとこういう日は来ないだろう。 2012年8月4日 永井荷風のみならず、室生犀星もお庭の文学の人なのであった。うかつであった。七十までもうすこし、こんな一日が待っている、いや、待っていればなぁ。 「…