1/3の勝率なんて夢とは言わせない!

この村とは付き合いが深い、高校生の時、スキー合宿で民宿に泊まった。縁あって両親がこの村に引っ越したあと、当時流行っていたブリジッド・フォンテーヌの唄う歌に「駅長さん」というのがあって、駅長さんていいなぁと思ってそうだ白馬駅の駅長さんになろうと思った。でも駅長さんへの夢は覚めて、そうだここで設計事務所をやろうと思った。でも当時はWEB環境なんてものが無かった。色んな夢をこの村で追いかけた。そしてとうとう数年前この村から完全撤退した。でも地域に生きるという夢は諦めなかった。で、今、多摩ニュータウンという街にかけてみようと思っている。そういう意味で僕の夢は1/3は実現したとも言える。でも夢って9割5分は実現しなきゃだと思っている。1/3の勝率なんて夢とは言わせない!
https://www.youtube.com/watch?v=Tn_Nk_rAAaA

2015年8月18日
白馬村に来ると地域の栄枯盛衰がとても良く見える。民宿、学生村、スキーブーム、オリンピック・バブル、不景気による荒廃、闇社会化、そしていま国際的なアウトドア・リゾートとしての再生の兆し、学生の頃に耳にたこができる程聞いた言葉に「現況資源の評価」がある。でも当たり前すぎるから、とても地味な作業だから、誰もそんなことまじめにやらなかった。はいはい、と適当に流していた。でも今の白馬を見ていると、ようやく地域の資源の魅力が真っ当に評価される時代に来たのだと思う。それもそれをしたのがオーストラリアを中心とする西欧の文化圏の人々であった。時代が見えなくなったとき,新しい見識は異文化の流入が突破口になるということを今の白馬村の栄枯盛衰は教えてくれている。