言葉

ずーっと覗き込んでいたくなる

一時ほどビオトープという言葉を聞かなくなった。でも画期的な発見だったと思う。この思想、守り抜かなきゃだ。 2013年8月7日 小さな水面だけれど、ずーっと覗き込んでいたくなるのだが、やっぱりビオトープと言うのは世界そのものなのだろう。

青いワンピースもシックで

「打ち上がった人柄」年を取るという事はやはり難しいことなのだなぁ。 2017年8月7日 きのうの日曜美術館に樹木希林が出ていた。魯山人を語っていた。相手が魯山人だったからかもしれない、希林さん、青いワンピースもシックで以前見た時よりも一まわりも二…

おじいさんだって入れてもらいたい

こういう気持ちは青年だけに許されるの?おじいさんだって入れてもらいたい。 2013年8月7日 今日は朝から猛烈な暑さ 気持ちだけ入れてもらひし白日傘 松本英夫

でもあったことにしておきたい

こういう夏もあったような、なかったような。多分なかっただろう、でもあったことにしておきたい。 2013年8月7日夏の句を読んでいると、涼しくなる訳ではないのだけれど。 ソーダ水ストロー折って別れけり 林なつを

ぽつぽつと書いていた

今日は一日、暑中見舞いを書いていた。個人商店だから季節の葉書を出すことが弊社の生命線になっている。お客様の顔を思い浮かべつつ、ぽつぽつと書いていた。秋になったら仕事の依頼の電話が鳴り続ければいいのだけれど。

会わば言ひたし 父という男

なぜかうちの娘も史という。こんな風に言ってくれるかなぁ? 2013年8月5日お盆が近いこんな風に言われてみたいあなたまあ おかしな一生でしたねと 会わば言ひたし 父という男 斎藤 史

幸福は、素手で

なんだかよくわからないけれど、とってもよくわかる。「幸福は、素手で持ってくるにかぎる!」

久しぶりに小野さんの絵を見てやっぱり

彫刻家の友人にどうしてもほしい作品があるのだけれどどうすればいいのって聞いたら、作者に欲しいんですがと率直に聞いてみりゃいいじゃないの、アーティストというものは本当にその作品が欲しいと思う人のところに自分の作品が渡ることを望んでいるんだよ…

たとえ明日、世界が終わりになろうとも

6年前「たとえ明日、世界が終わりになろうとも」と言っても、あまりリアリティはなかった、でも今、もう一度この言葉を噛みしめないといけないところまで来てしまった。 2016年7月20日 今年ももう7月、1年の半分が終わった、そして仕事の半分も終わった。非…

ロバート・キャパのように、ちょっとピンボケ?と言って

この後も紆余曲折があって、今はまた箱の中に封印されてしまっている。でもやっぱり諦めきれない、今また開封する日を待っている。どうも人生最後のゴールは、にっこり笑って「ちょっとピンぼけ!」 2019年7月20日 もう物欲というようなものはない、車を手放…

それだけのことなのだ

福田 恆存というひと。生きられるところまでは、なんとしても生きるしかない。それだけのことなのだ。「死」が宿命なのではない。「生きる」ことこそ宿命だ。p.319

「急ぐ」ことを拒否する

「待つ」ことは、「急ぐ」ことを拒否する態度になりうる。p.106

連帯を求めて孤立を恐れず!

連帯なんて言葉、もうすっかり死語だと思っていたら、何十年ぶりかで再会した。貫一とおみやの連帯の物語。「連帯を求めて孤立を恐れず!」をこの年になって反芻している。「自転しながら公転する」山本文緒

老いというのは結局のところ

日曜の午後は、ワインを飲みながら、最近読んだ本を反芻する。おじいさん論は色々読んだけれど、勢古さんの「自分がおじいさんになるということ」がしっくりきたのだった。ソール・ライターは映画も見たけれど、ソール・ライターの人生いいなぁ。で、結論は…

暮らしとは、私という主語を持つことだ

なんだかとんでもないことが続く、知らず知らずのうちに神経をすり減らしている。で、積読本をあさっていたら、「くらすたのしみ」甲斐みのり著が出てきた。あっ、人生をこんな風に見ればいいのだなと、早速ページをめくり始めた。「暮らしとは、私という主…

ゆとりのある人生、せっぱ詰らぬ人生、悠々たる人生

「浮世の荒波に徒らに動揺されない」生き方が、この崩壊と不安の時代転換機にこそ、求められているのである。 まさにそうだと思う。今こそ切実にそう思う。ゆとりのある人生、せっぱ詰らぬ人生、悠々たる人生こそ求め続けてきたのではなかったか。 2012年7月…

もっともっと自分の言葉が欲しい

先週の金曜日、「小さな庭のデザイン」の日だった。ようやく少しだけ自分の言葉で話せるようになってきた。10余年の時間を要した。もっともっと自分の言葉が欲しい。 2020年7月10日 生活クラブの住まいの講座でお話をするようになって14年になる。初めはしど…

ワインの世界にはテロワールという言葉があって

またふらふらとすずらん通りを歩こうかなって思っていたら、感染症がまた広がりつつあるという、こうなったら持久戦だな。 2019年7月4日 最近はうれしいことがあると、経堂のすずらん通り商店街を歩く。「のびしろ」の看板はいつ見ても楽しい。飲むほどに酔…

だからビールを頼んだ

またBUNDANNに行ってビールが飲みたい、中原中也を気取って。 2015年7月3日 日本近代文学館に行った。こんなところがあるんだなぁ、素晴らしい。文学のチカラなんてと思っていたけれど、こんな時代だからこそ、文学のチカラ、文字のチカラなんだなぁと思った…

ル・コルビュジエが愛したブリーズ・ソレイユ

むかし母の書棚に「それいゆ」という雑誌が並んでいた。なんだかハイカラだった。いま愚息はブリーズ・ソレイユが好きだという。血なのかなぁ。 2017年6月14日 語感がいいからなのか、ブリーズ・ソレイユ brise‐soleil に魅かれる。直訳すると「 太陽を砕くも…

基本的に音楽は帳尻を合わせてくれる

ボテロ展に来たのだけれど、どうもわくわくしなくて、仕方なくてドゥマゴで飲んだくれていたら、音楽が始まって、どうやら今日の日曜日は帳尻があいそうでよかった、基本的に音楽は帳尻を合わせてくれる

ほとんど何もしないというしごと

結局何もしないと言うことなのだなぁ。 2019年6月20日 この庭は誰が作ったの?と問われれば、虫たちや、鳥たちや風かなと答えざるをえない。で、じゃぁ僕たちのしごとはと問われれば、半日ぐらい、じーっとぼーっと眺めているほかしようがない。ほとんど何も…

「世の中、ついでに生きてる」というような

なんの「ついで」かは分からないけれど、自分を何から隔てておくのか分からないけれど、でもとにかく膝を打ちたくなるような、志ん生ってすごいな、落語ってすごいな!ただただ、ついでに生きてらいいんだな。

京都に行って九鬼さんの

もう少し早く生まれていたら、京都に行って九鬼さんのお弟子さんになりたかった。最近はあまり聞かなくなってしまったけれど「恬淡」、いい言葉だなぁ。 2020年5月18日 団地で目通り直径60cmもあろうかというケヤキの樹が伐採される事になりそうです。だから…

だからこれからもおじいちゃん

ゴールデンウィークなのに仕事をしていた。孫と一緒に遊びたかったのに。だからキノが仕事場に訪ねてくれた。「う~」とか「お~」とか多分「おじぃちゃん、お仕事頑張って!」と言いに来てくれてのだろう。だから半分投げかけていた仕事も頑張ろうと思った…

ひょっとしてこうかな、もしかしてああかなと

困ったなぁ、どうしようという現場がある。でもとりあえずこうしてみようと進めてみる。そしてもうひとつこうしたらどうかなと思うことを進めてみる。この現場は最後まで目指すべき姿が見えなかった。それでも進んでいったら、ちょっとこれまでとは違った風…

そうかとひどく納得してしまって

この中村先生の一言が大きかった。そこにベンチを一つ置いてみたら・・・ 2014年5月1日 風景論の中村良夫先生は、あそこにベンチをひとつ置くと、あそこに座ったら気持ちいいだろうなぁ、座りたいなぁと思うでしょ。そう思えると風景は美しくなるのですよ、…

あと15年経ったら

これを書いてから7年が経った。こんな特別な日が訪れるのかなぁ? 2015年4月19日 「1921年に二十の岡崎みち子さんはいま八十七歳。まだどこかで元気に暮らしていればいいと思う。私はその八十七歳の老女とともに「ヘンリ・ライクロフトの私記」を読み返す。…

葉書はいいなぁ

2013年4月13日 一生に一度でいいから、こんな葉書を受け取りたい。それも手紙じゃいけない、葉書でなきゃいけない。

まぁ正解であったとは思っている

大学生の頃、このインド人の答えを読んで、これにしようと決めた。まぁ正解であったとは思っている。今もう一度選び直すとしたら、イギリス人もいいなぁと思ってて、ブリティッシュ・グリーンのジャガーを飛ばして田舎を旅行をしたいなぁ! 2018年4月18日 学…