いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ

ずっと昔、村上さんてどこがいいんだろうと思った。50年くらいの時間がたって、今ようやく、あ、なるほどなと思う。確かにこれをなんと呼べばいいんだろう、とりあえず、ポップだなぁとでもよんでおいて、またしばらく読んでみよう。 2022年2月23日長い旅が…

にっこり笑って戦おう

久しぶりにBooks 散歩社が出動します。3月1日多摩中央公園パークライフショー、大池前テラスにてのんびりぼんやり古本屋のおじさんをします。遊びに来て下さい。だから今日はどんな本を出そうかなって選書作業中です。これが中々難しいでも楽しい、今回はち…

本にいい顔があるのかどうかわからないけれど

このぼろぼろ具合がなんとも愛おしい。 2012年2月17日 あした何しゃべろうかなと考えていたら、やっぱり行くつく所はこの本で、久しぶりに本箱から取り出してみたら、やっぱりいい顔している。本にいい顔があるのかどうかわからないけれど。

昔の本というのはほんとうに頼もしい顔を

もう二度と読まないだろうけれど、本棚の隅にずっと眠ってる。 2012年2月17日 引き続き、こんな本も出て来て、昔の本というのはほんとうに頼もしい顔をしている。造園学などと言うものを志した頃にアルバイト先の設計事務所の先輩が、これを読みなさいという…

やっぱり一番大事なのは食べると言うこと

恭平さん、次はどんな本を書いてくれるかな。 2021年2月7日 坂口恭平さんのことはずっと遠くから眺めていたけれど、初めて買った本は建築の本ではなくて、cook 料理の本で、この本の中で恭平さん自身もやっぱり一番大事なのは食べると言うことだと気が付いた…

やっぱり吉田さんがいいわ。

いつ出会ってもいいこと言うなぁ。それにしても本をスケッチしておくと言うことは楽しことだったんだ。 2021年2月6日 ふむふむととりあえず読みおえて、いいような悪いような、よく分かったような分からないようなで、しばらく放っておいて、又初めのページ…

僕もヤンキーなのかなぁ?

「建築家よりも大工。アーキテクチャーよりもカーペントリー」 千葉さん、好きだなぁ。僕もヤンキーなのかなぁ? 2021年2月6日 ひょっとして、ソクラテスって千葉さんみたいな人だったのかなぁと、ふと思った。 語り合える人 ひたすら無意味だけど、なんか気…

でもこの一節に線をひいた

何度読んでもこの話好きだなぁ。 2017年1月31日 ウィリアム・モリスのことを時々知りたくなる。だからむかし買った「ウィリアム・モリスの庭」を取り出してもういちど読んでいた。で、きのうこんな一節に出会った。「ある時彼は一人の女性に、自分の講演が良…

だからしばし「モネ」に

MRIの結果、一応はシロ、良かったということでひと休み。この頃はひと休みばっかりしている。一応ここはBook Cafe なので、こんなのがあった「僕はモネ」このシリーズはなかなかよい、だからしばし「モネ」になっている。

今日もパンクに悪戦苦闘する家族の物語

イエローなかぁちゃんとホワイトなとうちゃんとグリーンな僕のパンクな物語。国も文化も世代も乗り越えて、今日もパンクに悪戦苦闘する家族の物語。 「この子に向けられた母親の眼差しは、とても優しく愛に満ちたものであるが、それだけではない。ブレディー…

でもすでにここにいるだれかには

「孫と居る」という新しい体験をしている。新しいひとはいろんなことを教えてくれる。僕らが伝えなきゃならないのに。 2022年1月16日 先週、「八日目の蝉」を読了した。凄いな角田さん、角田さん読むの初めてだった。これからも読むか迷ってる。怖い作家だと…

今からでも遅くないです

今年最後に言いたいこと。 新図書館プロジェクトは「知の地域創造」ではなかったのですか。もし「知の地域創造」だというのでしたら、「緑陰の読書」だというのでしたら、「公園の中の図書館」だというのでしたら、緑陰の下を図書館の門を潜りたかったです。…

そうなんだよ、無用の用こそが

久しぶりに神保町を歩いたのだけれど、とっても元気をくれた、この国もまだまだまだ捨てたものじゃないぞと思った。本の街はまだまだ生きている。中でもこれこそ僕の場所だ、ようやく出会えたと思ったのは、「無用の用」なんだか自分のことを言われいるよう…

ずっと憧れていたのに

「アメン父」を読んだ。これまで何人かのおじさんに憧れてきた。田中小実昌さんは僕のおじさん遍歴の中でも最初期に憧れた人だ。あの飄々とした風情が好きだった。「アメン父」で田中さんが牧師だったお父さんのことを書いている。伝記でも思い出話でもなく…

買ってしまったいろいろと

ギフトブック2023というからはるばるやってきた、神楽坂かもめブックス、至福の本屋さん。どうして知ってるの僕のこころ。「本を読んでも救われない、でも本を読んだら耐えられる」というから。買ってしまったいろいろと。

お世話になりました

忘年会、10年ほど前までは10余人で歌って踊って大騒ぎ、数年前まではその年一番お世話になった人と静かにふたり忘年会、そして今年しみじみひとり忘年会。時代は変わる、僕も変わる。ことし出会ったひとは、井伏鱒二さん、出会い直したひとは田中の小実さん…

われら万障くりあはせ

かつて荻窪あたりでは変な人がいっぱいいて、みんなで将棋をしたり、飲んだり、釣りをしたり、日々淡々と暮らしていた。暗い時代であったろうに、それでもとにかく精一杯楽しく暮らしていた。 逸題 きょうは中秋名月 初恋を偲ぶ夜 われら万障くりあはせ よし…

でも楽しくも愉快な半日であった

午後から12月の都内の小さな旅。表参道で学生時代からの友達Sさんと昼食、ワインいっぱいですっかりいい気持ち。話題は尽きず原宿「おもはらの森」でコーヒー、やっぱり古くからのともだちはいいな。Sさんと別れて飯田橋へ、目当ては今いちばん僕の好きな本…

こんなにたくさんの同志がいたなんて

いまごろ気がついたけれど「もうひとつのモダニズム」って副題がいいなぁ。代替案としてのモダニズムって意味を込めたいけれど。 2012年12月9日 「テキスト・ランドスケープデザインの歴史」読了。マクハーグ、ハルプリン以降、時計が止まってしまっていたな…

遅すぎるけれど出会えて良かった

神奈川県立文学館、井伏鱒二展に行ってきた。どうしてあの時代の人はあんなにおっとりゆったりしていたのだろう?ちっともお金持ちではなかったし、戦争もあったし、どうして?十数年前に庄野潤三さんに出会い、そしてその先生筋にあたるのが井伏さんなのだ…

やぁやぁやぁ!

下北沢にBOOK BUSがやって来た。やぁやぁやぁ!

どうやら古本屋のおじさんが性に

第一回・読書フェスタin多摩中央公園が終わった。Books散歩社もカートを引いて出店した。古本屋さんのおじさんは店番をしながら色々なことを考える。悲観してみたり楽観してみたり。どうやら古本屋のおじさんが性に合っているようだ。

改めて表紙を見ながら

今回、出展している本たち。改めて表紙を見ながら過ごしてる。

古本屋のおじさん

TAMATAMA FESTIVAL にBooks 散歩社も出店。だから一日古本屋のおやじさん、とってものどかに、とってものほほん。お茶を頂きながらお客さんとお話しする古本屋のおじさんにずっと憧れていた。

そうだ明日はお茶を用意しよう

10月21日、22日は旧多摩市立西落合中学校で開かれるTAMATAMA FESTIVAL にBooks 散歩社も出店。だから一日古本屋のおやじさん、とってものどかに、とってものほほん、ときどき訪ねてくれるお客さんと、ひとことふたこと、お話しして。むかし松本の古本屋さん…

でも「本の森」とも言うことだし

読書の秋だから本にまつわるイベントが多い。「Books 散歩社」もいろんなところに出没する。で、その準備がたいへん。でも「本の森」とも言うことだし、風景計画の事務所が本に埋まったとしても、そんなに場違いではないのかなぁとも思う。でもこんなことじ…

コトコトとかぼちゃを煮ている

今年もまたカボチャの煮つけを作る季節がやってきた。こういうのをほのぼのと幸せという。 2022年9月28日 昨日、寝ながら「私の暮らし方」大貫妙子著を読んでいたら、かぼちゃの煮方が書いてあって、美味しそうだなと思いながら眠りについた。そうしたら今日…

僕たちはまた同じことを

石牟礼さんごめんなさい、僕たちはまた同じことを繰り返しています。それももっともっと大規模に。 2016年9月27日 100分de 名著「苦海浄土」全4回が終わった。このテキストをここに載せるべきではないのかもしれない。ただぼくにはこのテキストが「苦海浄土…

もっともっとお話し聞かせて下さい

10年に一度くらいの間隔で、ひょっこりソローさんが現れる。若い頃は、ふ~ん?だったのだけれど。10年くらい前に再会した時には、すごいわ!この人と思った。そして今朝、久しぶりにお会いして、もっともっとお話し聞かせて下さい、と思った。

木下杢太郎は、こんな人だったのだ

いつかひ孫ができたなら、杢太郎と名付けたい。 2017年9月20日 木下杢太郎というひと、あまりよく知らないのだけれど、ひょっとして好きな人になるのかもしれないと思ってきた。でもそれ以上に深く知ることはなかった。で、ようやく木下杢太郎についての本を…