そんなことを急に思い出して

  • 昨日は久しぶりに古本屋さんのおじさんをやろうと思っていたらお客さんが来られて、表の椅子に座って、ずっと本を読んでおられて、もう一組はなんだかここ面白そうと入ってこられて、妙にお話があってしまった。そんなことで半日、通りを歩く人たちを眺めながらぼんやりとカフェ兼古本屋のおじさんをしていた。カフェという看板を掲げているけれど、いつもはここを訪ねて下さる方はほとんどいなくて、こうして久しぶりにお客様が来られると、あっ、ここはカフェなのだ古本屋さんなのだと、人がふと立ち寄ってくださる場所なのだと、そんなことを急に思い出してこの場所の来し方行く末を思うのであった。