2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

すこしづつすこしづつがたいせつ

すこしづつすこしづつ、年をとると余計にそう思う。 2019年3月29日 久しぶりに経堂のすずらん通りのpetit a petitに寄ってみた。赤ワインと冷製スープとパンを頼んだ。冷製スープが素晴らしくてずっと手をつけずに見入ってしまった。このお店はずっとあって…

知らないうちに静かな人に

昼休みにちょっと覗いてみた富士見通り。ちょうど見頃で、わさわさと混んでるわけでもなく、ぽかぽかとあったかで、絶好の花見日和。 まだpostとは言えないけれどpost corona のお花見はこんなのかな?あんまりpre corona とは変わらないのかもしれない。個…

この街をもうあんまり

13年前のお花見です。13年前の時代の空気はこんなのだったのでしょう。のんびりぼっーとしていたような気がします。今年のお花見、多分もうスケッチはしないのだと思います。この街をもうあんまり愛せなくなってしまっているのでしょう。 2013年3月26日 3年…

桜も、人も、犬も、雲も、そしてぼくもずっと若かった

桜も僕も街も若かったです。若い街はたくさんの夢を見させてくれました。でも今、年老いた街、といってもせいぜい40年なんですが、ほんとはもっと大きな夢を見させてくれると思っていたのですが、人も街も年を取ると言うのは難しいことですね。 2013年3月26日…

みんなまた来年!

大阪のお城の前の高等学校のお花見の会、4年ぶりに復活、やっぱりいいな古いともだち、終始笑いの絶えない一日だった、みんなまた来年! https://www.youtube.com/watch?v=eAR_Ff5A8Rk

だから子供たちと一緒にもう一度

久しぶりに我が青春の吉祥寺を訪れた。というか僕の子どもたちの青春の地、それに便乗、僕は二度目の青春を謳歌した、というのも彼らが通っていた吉祥寺・明星学園がやたらに楽しい学校で。親にも先生にも子どもたちにも。僕の育った大阪には、こんなに自由…

いつだってそうなんだから

アップ・リンク渋谷はもうなくなってしまった。いつだってそうなんだから。僕が、おっいいぞと思ったものはいつもすぐになくなってしまうのだから。 2017年3月22日 アップ・リンク渋谷がいい。映画好きの友達の家を訪ねるような。小さな映写室に入ると壁には…

Take me home

https://www.youtube.com/watch?v=2sglrbx6rVo

ハワイのお爺さんたちのことを

今日は仕事のつもりだったけれど、ココロは春分の日でお休みだということを知っているから、ちっとも仕事など手に付かなくて、PCの前で永井宏さんを読みながら、年をとっても海のそばに住んで日がな一日海を眺めて過ごしているハワイのお爺さんたちのことを…

だから勝手に親友だと思ってる

イーサン・ホークはいい奴で、だから勝手に親友だと思ってる。 2017年3月20日 どうもぼくには映画がいい。きのう見た映画は「マギーズ・プラン」。ここ1~2週間しんとした小説を読んでいた。だからもっと静かに生きなきゃと。きのう久しぶりにイーサン・ホ…

三軒茶屋トロワ

トロワいいお店だったなぁ。あまり好きになってしまうというお店はないのだけれど、もう一度行ってみたいな近いうちに。 2016年3月19日 Aくんが新しい人生に歩み出すというので歓送会と言うか、お別れの会と言うか、だから飲んだ三軒茶屋トロワ。Aくんはとて…

古書店の抑制の効いた調度が素敵だ

映画「丘の上の本屋さん」を見た。古書店の店主リベロと移民の少年エシエンとの本を通しての交流が静かに描かれる。店主が少年に最後に送った本のタイトルに意表をつかれた。エンドロールで流れるイタリアンポップスがずっと抑えていた感情を爆発させる。古…

それらをごぼう抜きにして競り上がってきている時間

この本がこんなに好きだったんだ。その後こんな風に思える小説を読んでいない気がする。 「火山のふもとで」が素晴らしかったのか、僕が探していたものがこの本の中にあったからなのか。どっちだろう?浅間山麓、小さな仕事場、ルノーらしき欧州車のエンジン…

エンドロールにはラ・メール

このラ・メールには泣いたなぁ。 2016年3月17日 いい映画だったなぁ。見終わったあと、ぽっとこころに灯がつくような。派手でも、名作でも、芸術的でもなくて、でも見て良かったなぁと思えるような映画。往年のマラソン・ランナーの話。 立ち止まったら負け…

もうそんことはどうでもよくなって

外はうらうらとしたいい天気で、だから何をしようかと、まっ、本でも読むかと思った。この間、石田千さんの「月と菓子パン」を読んでいたら、永井宏さんの本を大切にしておられると書いてあって、石田さんと永井さんって全然違うのになと思ったけれど、永井…

そうだもういちど永井さんに

石田さんは町を書く。どっちかと言うとしょぼっとした町を書く。あんまりしょぼっとしたくないけれど石田さんの本が好き。「休日のちいさな本」という章で、石田さんの好きなちいさな本が挙げられていた。ちょっと意外にもずっと疎遠だった永井宏さんの本が…

そして散歩するように本を書く

松本に行きたい!小川糸さんは散歩するように旅をする、ラトビアにベルリンに松本に、そして散歩するように本を書く。 「それにしても、松本ってなんていい町なんだろう。以前行ったのは、「ファミリーツリー」の取材の時。あの時は冬だった。その度に思うけ…

あとはまたそれから考えればいいのだと思う

いつだって、どうしていいかわからない、ちょっとだけ考えて進む、あとはまたそれから考えればいいのだと思う、そのうちまた見えてくるだろうからと、そんなことを繰り返している。 2018年3月16日 おばあちゃんが大切にしておられた庭、木々は大きく育ち長い…

僕たちが失ったものばかりだ

なんだか元気になる本だった。この元気のもとはなんだろう?自主独立の気風、何世代何世代もの間に流れる時間の堆積、田舎の草木や青い空、街の品格などなど。僕たちが失ったものばかりだ。辛うじて生き残っているのは本かな?モンテレッジォの人々が村から…

ご主人も奥さまもお元気そうだった

久しぶりのmaru cafe kichen ご主人も奥さまもお元気そうだった。コロナ禍、まだまだ大変だろうけれど。ご主人がいっしょうけんめい作るムースが美味しい。

もっともっとお願いしたかったけれど

春みたいな一日だった。国立、富士見台団地商店街のストーリート・ピアノ。ショパンが響いていた、次にはバッハが。いいなぁと思っていたら、突然辞めてしまわれた。もっともっとお願いしたかったけれど、言い出せなかった。

新宿をぶらりとしていると

その後DUGで休んでいたら、となりにすわっておられたのが伊藤比呂美さんだった、お話ししたかったけれどさすがに声をかけられなかった、せめて比呂美さんの本をもっと読もうと思った。新宿をぶらりとしていると面白いことが起こる、面白い街だ。

イタリア人みたいになれるかなぁ?

新宿三丁目イル・バーカロ、以前夜に来た時にはほんとの酒飲みではない僕にはちょっと敷居が高かった、お昼はどうかなと今日来てみたらすっかり馴染んでしまった。「空豆とえんどう豆のグリーンソーススパゲッティ」は春を食べているようだった。願わくば地…

よかったです

アンスティチュフランセという名前にずっと違和感がありました。馴染みのある東京日仏学院という名前に戻ってよかったです。 *************************************************************************** 名称変更のお知らせ アンスティチュ・フランセ東…

フランス人みたいに人生を楽しんで欲しいと

久しぶりに世田谷で打ち合わせ、帰りはいつも松陰神社前駅で途中下車、プレ・ド・ショウインで小休止。日の高いうちからの小休止、いいのかなと思いつつ、同級生たちはみんな定年退職しているのだから午後4時に定年退職してどこが悪いの?スキンヘッドのOシ…

またちょっとだけ前進だ!

わぁ、疲れたぁ、たいへんだったぁ、でもやって良かった、とっても小っちゃな風景だけれど、いま僕がいちばん作りたい風景だった。ようやくの一里塚かな、またちょっとだけ前進だ!

本屋さんは楽しい!

ON READING という写真集がある。人が本を読んでいるところばかりを撮った写真集だ。昨日の多摩中央公園はON READING みたいだった。やっぱり人が本を読んでいる風景っていいと思う。Books 散歩社の旗揚げ出店。本屋さんは楽しい!

「読む」というより、一緒に「居る」もの

一箱古本市に向けて自室の本棚からの選書。本はやっぱり時々耕してあげないとなぁと深く思う。堀起こしたり並べかえたり廃棄したり、そんなことをしていると本たちもだんだん気持ちよくなってくるのか、いろいろ語りかけてきてくれる。「ずっといっしょに居…

頼むよ!って、何を頼むの?

いよいよ選書作業に入っている。あんなこともしてたなぁ、こんなこともしてたなぁ、と考えながら。そんなことをしていて思うのは、結局どこまで歩いてきたんだろうということ。それでも、ひとまづこの世界からこの本からは離れようと決めて手放す本を決めた…

そんな揺れるこころを分かって下さる方

人生「山が好き」から始まって「街が好き」になっていって、そしていままた「山が好き」に傾いている。若菜さんはそんな揺れるこころを分かって下さる方だから好きだ。 2021年2月27日 ちらちらと目を通しつつ、通読するまでは至らなかったけれど、先日寝床で…