2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

せめて気分だけでも贅沢に暮らしたい

景気が悪くなった頃から、雑誌の定期購読をやめてしまった。専門技術雑誌も「住む。」も「アルネ」も「クウネル」も。でも何かをなくしたように思えてならなかった。多分、生活の芯のようなものがなくなってしまったのだ、かつての「暮らしの手帖」が担って…

でもやはりいけないことかな

あまりに暑いから、設計事務所部門は5時で閉店、古本屋さん部門に移行、古本屋さんのおじさんはビール飲みながらでも許してもらえるだろう?でもやはりいけないことかな、でもこんなに暑いのだからきっと許してもらえるだろう。marina elenaなんか聴きながら…

でも季節のあるがままに逆らわずにいると

猛烈に熱い。頭がくらくらする。その上、この仕事場にはクーラーがない、扇風機が一つあるだけだ。主義主張があって、クーラーをつけていない訳ではない、ただただ面倒くさいからと延び延びになっていつの間にか20年近く経ってしまった。でも季節のあるがま…

老子さんだって水が大事って言っている

この池ももうすぐなくなってしまいそうだ。どうして?大人たちってとっても飽きっぽいのですね。飽きっぽさにおいて人後に落ちないぼくですが、風景だけはそんなに無闇に変えちゃいけないと思うのです。 2016年7月24日 先週は川で遊んだ。日本は川の国だと思…

でもこんな風に生きられればと思う

この映画のこと、全然覚えていない。でもダイアン・レインって、いいなぁと思った。ただそれだけが残っている。でもそれって、ダイアン・レインにとっては最大の褒め言葉なのかなぁ。 2017年7月24日 考えさせる映画ではない。名作でもない。でもこんな風に生…

ただただそこに在るひと

この自画像が好きだった。これまでのどの自画像とも違うのだった。自画像ってどうしても固くなってしまう、力が入ってしまう、ちょっとわたしえらいの、が入ってしまう。でもシャルフベックの自画像は違った。なんとも自然なのだ、なんともやさしいのだ。シ…

ずっと変わっちゃいけないところ

何もかも変わっていく中で、唯一変わっていないところがあるのだった。いつまでも変わらないものの力、そんな力を信じたい。 2015年7月22日 最近サマーキャンプという言葉を聞かなくなった。代わりに環境教育や環境学習、ワークショップという言葉に変わって…

おなかにいるだれか

風景をこんな風に大きな物語として語ってくれる角田さん。「私にはこれをおなかにいるだれかに見せる義務があるって」p.354

そんなこともないままに過ぎて

いいよねと、素直に思える庭や建築を見なくなってしまった。ここに座っておしゃべりしていると、とても仲良くなれそうな気がする。人と仲良くなれる庭や建築が少なくなってしまったような気がする。 2014年7月20日 進々堂の中庭、いつかここで晴れがましいお…

たとえ明日、世界が終わりになろうとも

6年前「たとえ明日、世界が終わりになろうとも」と言っても、あまりリアリティはなかった、でも今、もう一度この言葉を噛みしめないといけないところまで来てしまった。 2016年7月20日 今年ももう7月、1年の半分が終わった、そして仕事の半分も終わった。非…

ロバート・キャパのように、ちょっとピンボケ?と言って

この後も紆余曲折があって、今はまた箱の中に封印されてしまっている。でもやっぱり諦めきれない、今また開封する日を待っている。どうも人生最後のゴールは、にっこり笑って「ちょっとピンぼけ!」 2019年7月20日 もう物欲というようなものはない、車を手放…

そんな物語が楽しい夏の1日

菜園に人が集まるって、絵になるなぁ。ミツバチも人もみんな畑が好き。ワイン・グラス片手のほろ酔いシュンポシオン (饗宴)いつになったらできるだろう。 2021年7月20日 7月17日は5回目のオープンガーデン。見よう見真似で始めたオープン・ガーデンだけれ…

最後の最後に飛び出してきた元子さん

今、街を考えるという場面で、最も輝いているのは田中元子さんだ、そのことに間違いはない、ようやくこういう人が出てきたのだ。ぎりぎりまで追い詰められたこの国で最後の最後に飛び出してきた元子さん、この国もまんざら捨てたものじゃない。 「あればいい…

それだけのことなのだ

福田 恆存というひと。生きられるところまでは、なんとしても生きるしかない。それだけのことなのだ。「死」が宿命なのではない。「生きる」ことこそ宿命だ。p.319

「急ぐ」ことを拒否する

「待つ」ことは、「急ぐ」ことを拒否する態度になりうる。p.106

イタリアに恋した内田さん

イタリアが好き、新しい一日が始まるバールの朝、なんて小粋な人たち。イタリアに恋した内田さん。

ユーミンはやっぱり僕たちの応援団だなぁ

今日は仕事をしながら、一日ユーミン三昧、だから泣いたり笑ったり、でも仕事はサクサク進んで、ユーミンはやっぱり僕たちの応援団だなぁ。50年おつかれさま、長い間ありがとう!ユーミン。後半は家に帰ってビールを煽りながら、しみじみ聞きたい。https://w…

連帯を求めて孤立を恐れず!

連帯なんて言葉、もうすっかり死語だと思っていたら、何十年ぶりかで再会した。貫一とおみやの連帯の物語。「連帯を求めて孤立を恐れず!」をこの年になって反芻している。「自転しながら公転する」山本文緒

老いというのは結局のところ

日曜の午後は、ワインを飲みながら、最近読んだ本を反芻する。おじいさん論は色々読んだけれど、勢古さんの「自分がおじいさんになるということ」がしっくりきたのだった。ソール・ライターは映画も見たけれど、ソール・ライターの人生いいなぁ。で、結論は…

暮らしとは、私という主語を持つことだ

なんだかとんでもないことが続く、知らず知らずのうちに神経をすり減らしている。で、積読本をあさっていたら、「くらすたのしみ」甲斐みのり著が出てきた。あっ、人生をこんな風に見ればいいのだなと、早速ページをめくり始めた。「暮らしとは、私という主…

ゆとりのある人生、せっぱ詰らぬ人生、悠々たる人生

「浮世の荒波に徒らに動揺されない」生き方が、この崩壊と不安の時代転換機にこそ、求められているのである。 まさにそうだと思う。今こそ切実にそう思う。ゆとりのある人生、せっぱ詰らぬ人生、悠々たる人生こそ求め続けてきたのではなかったか。 2012年7月…

嵐の中を通り抜けていくイギリスの船

いま僕たちは嵐の中にいる、一体どうなってしまうのだろうと日夜、不安に苛まれている。そんなとき、嵐の中を通り抜けていくイギリスという船の話をする吉田さんは非常に落ち着いている。こういう時代にこそ、吉田さん。 2019年7月14日イギリスの片田舎の小…

成長しそびれた大人たちの成長譚

ちょっと、どうなんだろうこの映画?って思ってた、映画を見た後いつもパンフレットを買うかどうか迷ってしまう、だって自分の言葉で考えなきゃって思うから。今回はちょっとヒントが欲しかったから買ってしまった。読んでいて驚いた。まさに73才の誕生日に…

帰りにちょっと一杯も

2022年7月13日 今日は73回目の誕生日だ。何をしようかなと考えたけれど、今一番好きなのはやっぱり映画だから、映画をプレゼントすることにした。帰りにちょっと一杯もいいかなって思ってる。

映画には忘れがたい都市の風景がある

「わたしは最悪」見なきゃだ。風景づくりに携わるもの、先生は、街歩きと映画に決まってる。オスロの街は何を教えてくれるのかな? 「ヌーヴェル・ヴァーグのパリ、マーティン・スコセッシやウディ・アレンのニューヨークなど、映画には忘れがたい都市の風景…

もっともっと自分の言葉が欲しい

先週の金曜日、「小さな庭のデザイン」の日だった。ようやく少しだけ自分の言葉で話せるようになってきた。10余年の時間を要した。もっともっと自分の言葉が欲しい。 2020年7月10日 生活クラブの住まいの講座でお話をするようになって14年になる。初めはしど…

此手紙は御覧遊はしたら破いて下さい

淋しい淋しいという漱石、御父さまも海へはいりたいという漱石、いいなぁ漱石。 2017年7月9日short tripがいい。もう大きな旅行はいいかなと思う。鎌倉長谷の鎌倉文学館「漱石からの手紙、漱石への手紙」展に行ってきた。「小生は人に手紙を書く事と 人から…

うんうん死ぬ迄押すのです

なんだかなぁの選挙の後、漱石さんはこんな風に言っている。「牛は超然として押して行くのです。何を押すかと聞くなら申します。人間を押すのです」と。苦しい時の漱石さん。丑年生まれでよかったなぁと思ってる。 2017年7月9日 きのう訪れた鎌倉文学館「漱…

地に足が着いた感じがしていいなぁと思うから

公園から庭に、庭から畑に、ではこれから、畑から何に向かうのだろう?この流れには何か必然を感じるのだけれど、ここが終点かな? 2020年7月9日 10年ほど前ある人に、これからは何をすればいいの?とたずねたら、畑ですよというから、なるほどなぁと思った…

しあわせだなと思う。

街を歩いていて、こういううちに出くわすとうれしい。いいなと思う。しあわせだなと思う。 2015年7月7日 今夜は七夕なのだからもっともっと星に願いをかければいいと思う。だめかもしれないけれど星にお願いをすればいいと思う。玄関のドアの横のタケに七夕…