2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

一緒に人生を終えようねって

そんなアレンもme too 問題の後、すっかり影をひそめてしまった。もっともっとアレンでしか撮れない映画を見せてほしかった。一緒に人生を終えようねって思っていたのに。 2018年6月28日 この映画をどう考えればいいんだろう。ウディ・アレンはいつもウディ…

人間はいつだってチャーミングで、シックで、でも時には

人間はいつだってチャーミングでシックで、でも時にはよれよれでないと。 2019年6月28日 今日も暑い1日だった、でもようやくの週末だ、暑い夏の夕暮れはやっぱりライ・クーダに決まってる、マリア・エレナに決まってる。ライ・クーダーのティ・シャツのよれ…

人が集まるということの大切さを

午前中の打ち合わせも機嫌よく終わり、さぁこれからどうしよう?と思っていて思い出したのが日仏学館の小さなお祭りで、東京でも数少ないお気に入りの場所。早速ビールとサンドウィッチを買い込んで、ひとり夏至祭り。ふと、思い出したのは「幸福になるには…

素晴らしい役者たち

この国も捨てたもんじゃないんだって、今ギリギリになって思ってる。素晴らしい役者たち、松重さんも若いみんなも。ようやく地殻変動が起こるのかもしれない、起こさないとだ! 「孫の世代が生きていく時代になって、じじいたちがめちゃくちゃしちゃったから…

家は草木より立派であってはならない

今は草木は建築より立派であってはならないのだものなぁ。 2014年6月24日このおうちの玄関は、ただアカンサスだけなのだけれど、なんだかよくて。鎌倉には「家は草木より立派であってはならない」という不文律でもあるのだろうか。

ル・コルビュジエが愛したブリーズ・ソレイユ

むかし母の書棚に「それいゆ」という雑誌が並んでいた。なんだかハイカラだった。いま愚息はブリーズ・ソレイユが好きだという。血なのかなぁ。 2017年6月14日 語感がいいからなのか、ブリーズ・ソレイユ brise‐soleil に魅かれる。直訳すると「 太陽を砕くも…

このところいっぽん横棒が加わって

木と本という字はこんなに似ているのだと気付かせてくれた映画だった。 2021年6月24日 「木」がいいなと思って生きてきた、このところいっぽん横棒が加わって「本」がいいなと思ってる。本とニューヨークと風変わりな人々とジャズと。お気に入りが4つも揃う…

雪ノ下辺りのアカンサスの咲くお庭

この庭いいなぁ、何がいいんだろう?なんでもない、あまりにもなんでもない、きっとそこだろう。でもしっかりとアカンサスの花が咲いていたりする。 2014年6月23日 この国のいい住宅地は、ほとんどがお金持ちの住宅地になってしまったのだけれど、鎌倉もそん…

これからは少しづつ昔の自分に戻っていくのかな・・・

辻山さんは荻窪にある本屋さんTitleの店主である。日々こつこつとお店に立って街のこと、店のこと、本のことを考えておられる。今まで2度お店を訪ねようとして辿り着けないでいる。別に難しいところではないのだけれど。今度こそTitleにお訪ねしたい。 そう…

基本的に音楽は帳尻を合わせてくれる

ボテロ展に来たのだけれど、どうもわくわくしなくて、仕方なくてドゥマゴで飲んだくれていたら、音楽が始まって、どうやら今日の日曜日は帳尻があいそうでよかった、基本的に音楽は帳尻を合わせてくれる

もっともっと自由でいいんだよなんて

植物は自由でいいなと思う。足がないから歩けないのにそれでも自由なのだからいいなと思う。 2016年6月20日壁面緑化とか屋上緑化と言うとなんだか建築に遠慮しているようでつまらないなぁと思うのだけれど、遠慮なんかしなくていいんだよ、もっともっと自由…

新しい人生が穏やかな公園の大きな木々の下から

4年が経った。そして10年が経って、20年が経って、50年が経つ。生き抜くんだよ! 2018年6月20日 6月17日、史が嫁いだ。梅雨空の中、時々日が射すお天気だった。新郎のお母様がてるてる坊主を作ってくださっていたのだった。それがうれしかった。お祝いにしよ…

成り行きに任せるしかないのだけれど

なにごとも結局は成り行きに任せるということなのだ。 2019年6月20日 うまく着地できない仕事というのがある。それでも現場ははじまる。成り行きに任せるしかないのだけれど、でもこの成り行きというのは自然の流れに乗るということだからなかなかいい。草ぼ…

ほとんど何もしないというしごと

結局何もしないと言うことなのだなぁ。 2019年6月20日 この庭は誰が作ったの?と問われれば、虫たちや、鳥たちや風かなと答えざるをえない。で、じゃぁ僕たちのしごとはと問われれば、半日ぐらい、じーっとぼーっと眺めているほかしようがない。ほとんど何も…

なんだか訳もなくすばらしい

建築家というより探検家というより、何かなぁ、とにかく建築家らしくない、だからその師、建築家らしい建築家コルビュジェとは異なる。でもどちらも蝶ネクタイが似合ってる、そこのところが好きだ。吉阪さんを見ていると分かってくる。建築家は建築家らしく…

ハイボールとポテサラとねぎまが必須のアイテム

一応金曜日だから、真っ直ぐ家に帰るのはよくないような気がする。コロナ禍で疲弊した赤提灯を元気づけないとだし、ご近所のおじさんおばさんと会うかもしれないし、これこそがコミュニティの原点なのだし、その為にはハイボールとポテサラとねぎまが必須の…

小田急さんがんばって!

下北沢、みどりの風景づくりが止まらない、小田急さんがんばって!

庭園家というより緑の洋服屋

家でもなくて、庭でもなくて、此処でしかなくて。 2013年6月15日 緑をまとったという風な成城の家。庭をつくるというより、家に緑の服を着せてあげる。庭園家というより緑の洋服屋、そっちの方がピンとくるな。

西日はちょっと嫌われ者であるが故に

「西日とビール」という時間もすっかりなくなってしまった。 2017年6月15日 毎日のニュースを見ていると、もうコミュニケーションとか対話なんていうものの世界がほとんど崩壊しているように感じる。崩壊が我が物顔に当たり前に闊歩しているように思える。そ…

若い人生きてるじゃないかって思った

今の若い人たちは大変だなと思っていた。我々の頃は大変じゃなかったかと言ったらやっぱり大変だった。いつだって大変さは変わらないのだったら、「愛がなんだ!」なんて言って嘘ぶいていればいいんだなと思った。 2019年6月15日 今の若い人は大変かなと思っ…

その崩し方が上手だ

街だって崩し方なんだ、人生だって崩し方だ、きちきちはいやだ、さらっ着くずしていたい。 2016年6月14日 青山・表参道エリアが好きだと言うとなんだか女子のようだけれど、好きだから仕方がない。消費され尽くしてしまうのかなと思っていたけれど、どっこい…

じいちゃん、ばぁちゃんたちのデモだった

これはじいちゃん、ばぁちゃんの仕事だということを肝に銘じないとだ。 2017年6月14日日比谷公園に行ってきた。「民主主義の庭=公園」というオルムステッドの言葉を考えていた。都市の最後の居場所としての公園ということを考えていた。銀座、外堀通りのデ…

えっ、そんなこと言ってもいいの

建築が荷物を背負いすぎているという堀部さん、同感です。 2018年6月14日 かつて建築が大好きだった時期がありました。でも少しづつ熱が冷めてって、近頃はあまり建築の本を読むことも少なくなっていました。でもこの本を本屋さんで見た時はひと目で気に入っ…

人生に、ふんわりとした平静さを与えて愛すべき人生を生き

人生にふんわりとした平静さを与えて死んでいきますからって、キャベツなんか植えていて死ぬこととかって、モンターニュさん、いいねぇ。これからはふんわりと、キャベツ育てながら生きていくことにしよう。 2020年6月14日 どうも取り止めがなくて、何を言っ…

残るは東京堂だけか

岩波ブックセンターもなくなってしまった。岩波ホールも閉館だという。もっともっと長生きしてくれてもおかしくなかったのに。残るは東京堂だけか。 2019年6月11日 久しぶりの神保町、やっぱりいいな。何がいいって何がいいんだろう。反知性の時代の神保町。…

ぽっと小さな灯のついたような

その鶴見俊輔さんももう亡くなられてしまった。ちいさな理想を大切にしなさいと言っていた鶴見さん。ぽっと小さな灯のついたような装丁が鶴見さんらしい。 2017年6月11日最近覚えた楽しみがある。自宅の本箱の本を一箱づつ、整理していくことだ。そしてこれ…

何の役にも立てなかった

いい街はロング・セラーだという思いで絵葉書を作ってきた。でももうそんな風に思わなくなってしまった。僕の絵葉書作戦は街の風景を守るために何の役にも立てなかった。 2013年6月11日 町の絵葉書というのをつくっているのだけれど、忘れた頃にぽつぽつと売…

「民主主義の柱」なんだと言う

この映画が封切られた頃、僕たちはの街、多摩市の市立図書館のことを考える市民ワークショップが開かれていた。でもその後、その図書館計画は迷走を重ねてこれって「民主主義の柱」なのということになってしまった。一本の映画が民主主義を育むとは思わない…

ようやく掘り出されて

沓脱石というのはいつも必要で、でも定番の沓脱石みたいなのは嫌だから、大きな四角い大谷石を置いてみたら、シュッとしていてよかった。 2017年6月9日 今さらながらに大谷石がいいなと思ってる。石と懇意になるとは思っていなかった。大谷石は石の中でもち…

農家の庭先みたいなのがいいなと

農家の庭がお手本だよってずっと言ってきているのだけれど、誰も振り向いてくれない。 2019年6月9日トンネルを抜けるとようやく細長い庭が見える、そんなのがいいなと思ってきた。農家の庭先みたいなのがいいなと思ってきた。今年で5回目のオープンガーデン…