人生に、ふんわりとした平静さを与えて愛すべき人生を生き

人生にふんわりとした平静さを与えて死んでいきますからって、キャベツなんか植えていて死ぬこととかって、モンターニュさん、いいねぇ。これからはふんわりと、キャベツ育てながら生きていくことにしよう。

2020年6月14日
どうも取り止めがなくて、何を言ってんだかと、でもとにかく読了はした。で、線を引いたところを読み返してみると、多々滋味豊かなのである。そうか、人生というのはとりとめなくていいのですよ、とモンテーニュは言っているのだ。
好みのままに、左へ、右へ、上に、下にと、その時々の風に吹かれるままに、あちこちの方角に運ばれて行く、自分が何が欲しいのかは、その瞬間になって、初めて思いつくp.209
そして好きだったのは、
人生に、ふんわりとした平静さを与えて愛すべき人生を生き、そして死んでいきますからと・・・なんのかんの理屈を言ったって、我々は授かった人生を一生懸命耕すしかない。そうすれば、「キャベツなんかを植えていて、死ぬこととか、ましてや、未完成の我が菜園のことなど、全然気にもしていない時に、死が迎えに来てくれるかもしれない」p.196
さっそくキャベツ畑作らなきゃ、おもいっきりチャーミングなやつ作らなきゃと思った。