最近は奈良に惹かれる、都市ではない田舎でもない奈良。都市を発明したのはイタリア人、田舎を発明したのはイギリス人、そんな話を聞いた時なるほどなぁと思った。じゃ奈良を発明したのは誰?日本人?日本人ってまんざらでもないと言うことか。僕は決してネトウヨではないけれどそんな風に思った。
2015年11月21日
慌ただしく多摩に戻った。短い間にいろんなことがあった。ひどくこんがらがって、もう投げ出してしまおうと思っていたことも少しづつ糸口を見せはじめて、みんなの笑顔が少しづつ増えていった。そんな事とやわらかな奈良のまちがいい具合にまじり合った。浄教寺のご住職の仏教はええもんでっせ、日本はええ国でっせというお話や、行灯に仕立てた境内の菊や、ならまちの小さな道具屋さんで出会った作品や元興寺のふわふわとした萩や、露天の熱々のよもぎ餅や、すっとぼけて寝転んでいる鹿などなどがとても良くて、まちはいろんなことを解決してくれるのだなぁと思った。