お庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい

春は日本民藝館あたりからくるのだなぁ。 2016年3月13日 宗悦さんのことをもう少し勉強したくてやってきたのだけれど、少し難しい。それでもお庭の紅梅や野仏たちはいつでもやさしい。

小さくていいものを求めることの方が

もうあまり西村伊作の名前は聞かなくなってしまった。かっこいい人だったなぁ。 2020年3月15日 コロナ・ウィルスの影響というのか、余波の余波を受けて、少しふさぎがちな日が続いていたけれど久しぶりに現場に出た。季節の木々と朝の光と職人たちと、やっぱ…

何かそういう衰弱していく時のゆったりしたというか

「雨の日はソファで散歩」10年以上も本箱の隅に眠っていて最近ようやく掘り出されて、まさに今読まれるべき時に出てきてくれた。そう言えば最近は隠居暮らしという言葉は聞かなくなって定年退職なんていう身も蓋もない言葉になったけれど、やっぱり隠居でな…

ひとは周りまわりながら巡りめぐりながら

マリア・ジョアン・ピリス、大好きなピアニストの一人だ、そんなピリスがまさかのミスを犯して困惑している、でもさすがピリス、泣き出しそうなのにも関わらず素敵だ!若い頃はモーツァルトばかり聴いていた、でも今日久しぶりにピリスを聞いて、またモーツ…

街の自然の、そして幼児教育の大切さを

今日は孫娘キノの保育園への見送り当番日、途中座り込みのストライキに悩まされて途方にくれていたらいろんな人が声をかけてくれたにも関わらず座り込みが続いた。それでも「急がず焦らず」という人生の肝要ワードを反芻しながら歩き続け、ようやく1時間あま…

でもいったい何に復讐するのだろう?

「優雅な生活が最高の復讐である」カルヴィン・トムキンズ著を読んだ。 ずっと読みたかった本だったけれど、長く手に入らなくて、ようやく改訂版を手に入れた。装丁も素敵だ。この書名がずっと気になっていた、でもいったい何に復讐するのだろう?、それで今…

春を食べているようだった

そろそろ春、ここいいよ! 2023年3月9日 新宿三丁目イル・バーカロ、以前夜に来た時にはほんとの酒飲みではない僕にはちょっと敷居が高かった、お昼はどうかなと今日来てみたらすっかり馴染んでしまった。「空豆とえんどう豆のグリーンソーススパゲッティ」…

申し分のないお庭文学

庭だって歴史を変える力があるんだから! 2012年3月7日 再びのお庭文学、ノイバラと江戸の植木屋清蔵、主役ではないが、お庭のひととしては、これらばかりに目が行く。コッツウォルズのオープンガーデンなんて言うのも出てきて、申し分のないお庭文学。どん…

こんな本屋さん

本は装丁がたいせつ。本屋さんも店構えがたいせつ。こんな本屋さん作りたい!

僕が二十歳の時に生まれたんだ

男子なのにan・an が好きだった。 2020年3月7日 an・an 創刊50周年!おめでとうございます。ということは僕が二十歳の時に生まれたんだ。お疲れ様でした半世紀。いろんなことがありました。

ぼちぼちというか、ぽつんぽつんというか

このぽつんぽつん感がいいなと思ってる。基本的に、ぼちぼちというか、ぽつんぽつんというか、ひっそりというのが好き。もっともっと街に「ぽつんぽつんガーデン」を! 2020年3月7日 庭などというものは、さぁどうぞ作ってください、などというのではなくて…

僕はここではしばらくの間フランス人になる

しばらくフランス人になっていないなぁ。 2023年3月7日 久しぶりに世田谷で打ち合わせ、帰りはいつも松陰神社前駅で途中下車、プレ・ド・ショウインで小休止。日の高いうちからの小休止、いいのかなと思いつつ、同級生たちはみんな定年退職しているのだから…

おうちだのお庭だのと言いつづけた荷風さん

いつまでも「おうちだの、お庭だの」と言いつづけていたい。 2012年3月4日 お庭文学というのがあるだろうと、そんなのを探してきては読んでいるのだけれど、持田叙子さんの「荷風へ、ようこそ」は、従来荷風と言えば、散歩のひと街歩きのひと、ばかりが喧伝…

これを持っていれば安心というものがあって

第2巻「スワン家のほうへII」の真ん中あたりまで来て、また止まってしまって一年ほどが経つ、わぁ、なんて意思が弱いんだろう、だめなんだろう?別に「失われた時を求めて」を読了できなかったからといって、人生が台無しになる訳ではないんだから、でもずっ…

味わいと彩りに満ちた人生が

もっともっと誘惑に負けていいんだよね、なんだか楽しくなってきた。 2021年2月27日 趣味は新聞の切り抜きかなと思うほど、部屋中、紙で溢れてる。ほとんど読み返すことなどないのだけれど、いくら何でも少しは処分しないとと読み返していたら、こんなのが出…

とにかく品があると言うのか

この本はずっと持っていたい。どこがどういいんだかうまく言葉にできないけれど、とにかく品があると言うのかな。 2021年2月21日 ちらちらと目を通しつつ、通読するまでは至らなかったけれど、先日寝床で読んでいたらなんともいい気持ちになって、何十年ぶり…

おばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような

この間お庭づくりのお手伝いをさせて頂いたお宅にはおばぁちゃんがおられた。だからおばぁちゃんがぽつぽつと歩きたくなるような庭にできないかなと思った。庭を歩きながらこの場所にまつわる色んなことを思い出してもらえるといいなと思った。庭の設計には…

旅する古本屋、次の出動はいつ?

3月2日はBooks 散歩社の3度目の出動。寒い寒い1日、そんなお天気のせいもあって、立ち寄って頂ける方はぽつぽつ、それでも寄っていただけた方は熱く本と向き合っておられた。そんな方が来られると強くハグしたくなる、本っていいよねっ!今年はリヤカーを購…

また立ち上がろうって

今日は一日多摩中央公園で古本屋のおじさんをやっていた。寒かったぁ。ここで一日座っているといつも思う。どうしてこんな風になってしまったのって?でも、ずっと座って考えていると、いろんな人とお話してると、また少し元気になってくる。悲観ばかりして…

さっと薄日のような日が差してくることもある

ボソボソボソボソとが、とってもいいよね。 2020年2月27日 高校生の時、青砥は須藤に付き合ってほしいと言った。昔の高校生はよくそんな風に言ったものだった。須藤はノーと言った。そのあと別々の人生を歩んで50を過ぎた頃、青砥と須藤は、生まれ育った町の…

いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ

ずっと昔、村上さんてどこがいいんだろうと思った。50年くらいの時間がたって、今ようやく、あ、なるほどなと思う。確かにこれをなんと呼べばいいんだろう、とりあえず、ポップだなぁとでもよんでおいて、またしばらく読んでみよう。 2022年2月23日長い旅が…

にっこり笑って戦おう

久しぶりにBooks 散歩社が出動します。3月1日多摩中央公園パークライフショー、大池前テラスにてのんびりぼんやり古本屋のおじさんをします。遊びに来て下さい。だから今日はどんな本を出そうかなって選書作業中です。これが中々難しいでも楽しい、今回はち…

「真鶴」読まなきゃだと思ってた

なんだかよくわからない小説だった。ずっとたゆたっているような、寂しいような、せつないような、それでもうっすらと光は射しているような。ずっと真鶴に行きたいなぁと思ってた。そのためには「真鶴」読まなきゃだと思ってた。川上さんてこういう人だよね…

フクジュソウもつぼみをつけて

地面に絵を描くのをなりわいにしていますなんて言うと、ちょっとかっこいいなあ。 2018年2月21日 フクジュソウもつぼみをつけてようやく現場の季節、地面に図面を描くのが楽しい。

「小さなひと」

2年が経って、天使みたいだったキノもすっかり「小さなひと」になってきた。 2022年2月20日 娘Fから孫が春になって保育園に持って行く鞄やら帽子やらにつけるワッペンを考えてというから、ぼくがキノを見ていて浮かぶイメージは天使だというと、スケッチ描い…

これからも楽しく夢見て生きようよ!

やっぱり少し元気がないのかなぁ。それでも軽快なマヌーシュ・ジャズに始まりマヌーシュ・ジャズで終わるウディ・アレンのテイストは快調で、いつも元気をくれてありがとうという気持ちになるのは変わらない。ウディ・アレンの映画は街を主役にする映画でも…

寒くて寒くて、暗くて暗くて、寂しくて寂しくて

夜行寝台急行「日本海」なんていう汽車はもうとっくになくなってしまった。僕の青春、返して欲くれぇ! 2023年2月17日 寒くて寒くて、暗くて暗くて、寂しくて寂しくて、そんなロシアの平原の中をひたすら走り続ける寝台車を舞台にした物語だ。かつて北海道の…

そろそろお祈りの時間だ!

かつて、こんな人になるんだって憧れていた。靴はワラビー、ズボンはコーデュロイでなきゃって。でもいつのまにかそんな夢もどこかに行っちゃった。 2012年2月17日 あしたの資料を作ろうと古い資料をひっくり返していたら、30数年前のこんなポスターが出て来…

本にいい顔があるのかどうかわからないけれど

このぼろぼろ具合がなんとも愛おしい。 2012年2月17日 あした何しゃべろうかなと考えていたら、やっぱり行くつく所はこの本で、久しぶりに本箱から取り出してみたら、やっぱりいい顔している。本にいい顔があるのかどうかわからないけれど。

昔の本というのはほんとうに頼もしい顔を

もう二度と読まないだろうけれど、本棚の隅にずっと眠ってる。 2012年2月17日 引き続き、こんな本も出て来て、昔の本というのはほんとうに頼もしい顔をしている。造園学などと言うものを志した頃にアルバイト先の設計事務所の先輩が、これを読みなさいという…