そんな当たり前の暮らしができる場所

今年のお花見は不発に終わるかなと思っていたけれど、今日はようやく満開で、お天気もまづまづで久しぶりにこの街はいいな、楽しいなと思ったのだった。みんなで仲良く穏やかにお酒を飲んでお弁当を食べて。改めてお花見を発明した八代将軍吉宗は偉いなぁと思った。だってこんなに戦争や虐殺が多発している時代においてもう一度平和って、穏やかな生活ってなんだろうって考えさせてくれる風景だもの。なんだか多摩市の街づくり施策がおかしくなっている今日この頃において、街が最終的に目指すべきものは、ちっとも難しいことではなくて、市民が平和で穏やかで仲良く暮らせる環境を作ることだから。街開きから半世紀近くが経ってようやく、旧公団が目指したことはそんな当たり前の暮らしができる場所を作ることだったんだなぁと思った。