とっても悔しいけれど

もう騙されないぞ、もうたくさんだ、いつもいつもそう思ってる、今日も最後の最後の瞬間まで迷ってた、でもやっぱり出てしまった。もう口うるさいじいさんなんかじゃなくて、若い人に任せろよとも思う。でも地域って自分の子供みたいなもんなんだ、子供が人質にとられているようなもんなんだ、出ないと自分の子供がどんなに傷つけられ虐められてしまうかわからない、そんな風に思うからいつも最終的にこのワークショップというお芝居に出てしまう。
今日も終わった後、一層機嫌悪くなってしまって、そんな浮世のうさを忘れるために、帰りに一杯ひっかけるのかなと思ってた。
でも今日は少しは違ってた、僕もすぐには喧嘩腰にはならなかった、終始穏やかに主張すべきは主張した、市の担当者も穏やかに僕の言い分に耳を傾けてくれた。去年の最悪の市民説明会とはすこしは空気が違っていた。これを前進というべきか、やっぱり僕はなんというお人好しなんだろうというべきかはわからない。でももう一度だけ、このワークショップというお芝居に、市民協同という呼びかけに騙されてみようと思った。だって、今のところこの街をこの環境を守るためにはこれしかないんだから。とっても悔しいけれど。
https://www.youtube.com/watch?v=tDIwmhXWa9c