この国も捨てたもんじゃないんだって、今ギリギリになって思ってる。素晴らしい役者たち、松重さんも若いみんなも。ようやく地殻変動が起こるのかもしれない、起こさないとだ!
「孫の世代が生きていく時代になって、じじいたちがめちゃくちゃしちゃったからさあ、もう俺らどうすりゃいいんだよって言われて、墓の中からごめんなさいと言うわけにもいかないんで、少なくともおじいちゃんは今言ったよって言うことぐらいかな」松重豊
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木と本という字はこんなに似ているのだと気付かせてくれた映画だった。
2021年6月24日
「木」がいいなと思って生きてきた、このところいっぽん横棒が加わって「本」がいいなと思ってる。本とニューヨークと風変わりな人々とジャズと。お気に入りが4つも揃うのだから見ないわけにはいかない。久しぶりに映画、吉祥寺のup link。最近気になっているフラン・レボウィッツおばさんがおかしい!
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辻山さんは荻窪にある本屋さんTitleの店主である。日々こつこつとお店に立って街のこと、店のこと、本のことを考えておられる。今まで2度お店を訪ねようとして辿り着けないでいる。別に難しいところではないのだけれど。今度こそTitleにお訪ねしたい。
そうした店がなくなるとは、そこに灯っていた街の光、ほのかな温かさまでもが失われてしまうことでもある。そしてその温もりは、ほかの何かで代わりにできるというものでもない。p.42
派手に勝たなくとも、変わることなく長く続けたい・・・。今日はうまくいかなくても明日こそはと思うとき、人は遠くにかすかな虹を見ている。p.123
自分に一度蒔かれた種は、たとえ時が経っても消える時はない。そのことはあなたの体が一番よく覚えている。これからは少しづつ昔の自分に戻っていくのかな・・・。p.126
わからないことばを使う必要はないし、自分の向かない場所に無理して行く必要なない。ちょっとくらいぼんやりしているほうが、しぶとい感じで長持ちする。p.194
誰かの真似ではなく、その人らしく語られたものであれば、人は自然とその声に耳を傾けるようになる。p.235
「小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常」辻山良雄著
ボテロ展に来たのだけれど、どうもわくわくしなくて、仕方なくてドゥマゴで飲んだくれていたら、音楽が始まって、どうやら今日の日曜日は帳尻があいそうでよかった、基本的に音楽は帳尻を合わせてくれる