なんて恥ずかしいことをしていたのだろう

数日前の新聞を読んでいて、飛騨古川の造り酒屋が並ぶ一角の石に、生前このまちと縁の深かった武満徹の「酒は自然が人間に示す友愛の徴だ。随って何よりも先ず謙虚に接しなければならない」という一文が掘ってあると言うことを知った。
いつもただ、わけもなく酔っぱらうだけで、だからいつも酔いから醒めてなぜか深く落ち込んでしまうのであるが、酒が「自然が人間に示す友愛の徴」であるのだとすれば、「酒には何よりも先ず謙虚に接しなければならない」のであるとするならば、なんて恥ずかしいことをしていたのだろうこれまでぼくは。
http://www.youtube.com/watch?v=pXgCPKYkXOM&feature=related