いつかきっと彼らの輪の中に入って

きのうは至福のひとときといってよかった。ピアノの先生から「男のコンサート a concert of the men,by the men,for the men」そんなのがあるよと言われた。ピアノってこんなに力強くて優雅で気品があってみんなを仲良くさせてくれるものだったのだ。このところようやく日々の生活が変わり始めている。ようやく何をすべきなのかが見えはじめてきている。いつの頃か人生の最後は音楽だろうと思うようになっている。だからようやく昨年夏からピアノを習い始めた、それでもひとり鍵盤に向かっていると行き詰まってしまう。でもきのうたくさんのピアノを弾くおじさんたちに出会うことができた。年齢もしごとも様々な人たちが、選曲も解釈も技術もみんながそれぞれが自分らしくピアノを弾いていた。それがとても楽しげで。ぼくはまだ弾くことはできなかったけれど、いつかきっと彼らの輪の中に入ってにこにこしていたいと思う。