目の前に共に笑ってくれる人のいてくれること

望月さん、なるほどなぁ!そうだよね!「敢えてあとひとつ、と所望するのは、目の前に共に笑ってくれる人のいてくれること」

2016年1月26日
この間代々木上原のロス・パペロテスで手に入れた赤木明登さんの「美しいこと」はさぁーと読んでしまえる本なんだけれど、いやいやいいことが書いてある、うれしいことが書いてある。
「選ぶのを迷ったら、目を閉じて、手を信じるといいよ」シュテファン・フィンク、木工職人
「靴は、私たちの人生を運んでくれるたいせつな乗り物だからね」アナベル・シュテファン、靴職人
「 細く長く、ずっと好きでいてくれる人がいてくれれば、作り続けることができる」「本当に身のまわりの、当たり前のことから始めているだけで。無理しないでじわじわじわじわ今できることさえやれればいいな。手に入った糸や布と、ただ向き合っているだけでいい」 坂田敏子、デザイナー
「ものを作る人は、美しいものと出会わなければならない。才能のある者のところへは、古今東西を越えて、美しいものたちが集まってくる」「でも、俺さぁ、ものを作ることで初めて人と繋がることができたんだよ」内田鋼一、陶芸家
「人と人、人とものは、必要とするものどうし必ず出会うように最初からなっている。ぼくには、そうとしか思えない」永見眞一、家具デザイナー
「 とにかくよろこびは、これでもかと仕事をして、ほどほどに酒を酌むこと。罰当たりな愚生にゆるされるのはこのふたつのみ。敢えてあとひとつ、と所望するのは、目の前に共に笑ってくれる人のいてくれること」望月通陽、染織家

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