走り続けなくったっていいじゃないかと

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』を見た。ずっと、アントワープの6人という人たちのことが気になっていた。よくわからないままかっこいいなぁこの人たちと思っていた。そのうちの一人がドリス・ヴァン・ノッテンだ。ドリス・ヴァン・ノッテンの庭が見たかった。庭を歩く姿が颯爽としていた。 花を摘んで畑の野菜で料理を作って、そんな田舎の生活を大事にする人だった。彼の作る服も、彼の庭みたいだった。でも時代が下がるに従って、ちょっとついていけなくなっていた。そうか彼は庭師ではないんだ。ずっと走り続けなくてはならないデザイナーなんだと思った。アーティストやデザイナーと呼ばれる人たちを見ていて、そこにとどまっていて欲しいと思うことがよくある。でも彼らは走り続ける。走り続けなくったっていいじゃないかと僕なんかは思うのだが。
https://www.youtube.com/watch?v=l2TXSfZ7FzE