2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

みんなとにかくえらいとしかいいようがないなぁ

わぁ、という以外言葉を持たないのが情けないのだけれど、ホロビッツがえらいのか、スカルラッティがえらいのか、それとも秋が深いのがえらいのか、ちょっとだけはぼくもえらいのか、何が何だかよく分からないけれど、みんなとにかくえらいとしかいいようが…

逝っても逝かなくても、いつも同じように

今週は、吉田秀和さんがラジオに出ておられるよと言うか、この世に戻っておられるよということを聞いていたのだけれど、ようやく今朝聞くことができた。既に逝ってしまわれた方がお元気そうというのはおかしいけれど、お元気そうでよかった。で、聞いていて…

大事なものは、たいていめんどうくさい

昨晩、茂木健一郎と山崎亮の対談を見ていたら「すべての学問は最後にコミュニティにたどり着く」というようなことを言っていた。誰がそんなこと言っているのだろう、詳しく知りたいのだけれど。コミュニティなんて、こんな面倒くさいもの、もういいやと思っ…

仕事が仕事をしてゐます・・・・・・・・・」

河井寛次郎のお弟子さんの多々納弘光さんの出西窯では、毎朝陶工たちがそろって唱和すると言う。なんだかやってみたくなったなぁ「仕事は毎日元気です」ほんとうにそうだし、そうでなきゃだ。仕事ってこういうことだったのだ。恥ずかしいけれど、ちょっとや…

なんともおしゃれな彼女たち

最近読んだ「ムーミン谷の名言集」のなかに「決心すること。 それが、大切なことなんです。」というのがあって、このところずっと気になっていながらぐずぐずしたことがあって、で、きのうやっと決心した。また、山に登るぞって、といっても高い山ではなくて…

ぼくにはここがいい

久しぶりに池袋に行ったので、ジュンク堂池袋店に行ったのだけれど、なんだかとっても疲れてしまった。もう大型書店を散策するには、年をとりすぎてしまったのかもしれない。で帰りに西武のmuji books に寄ったのだけれど、ぼくにはここがいい、本屋さんとい…

良かった良かったと思えるからだ

今朝は、あまり仕事をする気にもなれず、ネットサーフィンと言うのをしていたのだけれど、ネットの功罪についてはいろいろあるとは思うけれど、どちらかというといいね!と言いたい、それはアラブの春などに結びつけると言うよりも、政治的な流れ云々言うよ…

さ、またぽつぽつ元気に歩きだそうぜっ!

でも、これだって同じ曲なのに、おわりの音楽じゃなくて、さ、またぽつぽつ元気に歩きだそうぜっ!て風だから、あるきだそうぜっ! http://www.youtube.com/watch?v=4rR76Dab3w0

ちっとも夏の終わりの音楽ではないのだけれど

さっき洗濯物を干しにベランダに出たら、月が出ていて、虫たちが鳴いていて、せみの声は力なくて、あ、暑かった今年の夏も終わったなぁ。短い夏だったのに、あまりに色んなことがあって、あまりに色んなことを考えて、そんなこと思っていたら、急にこの曲が…

勉強せねばのはずなのだけれど

きのうはすっかり、おいしいビールに酔ってしまって。一夜明けて、今日は暑いことは暑いのだけれど、いい風が吹いていて、ぼーっと余韻に浸っている。せっかくライトさんと仲良くなれて記念写真も撮ったのだから、今日から猛然とライトさんに負けないように…

今日はそっちに合流しよう

絵葉書をつくって、まちを残そう!と言うようなことを夢見ているのだけれど、ビールを飲んで家を残そうなんて考えている人たちもいるから、今日はそっちに合流しようと思う。 https://www.facebook.com/myonichikan?fref=ts

どうしていつも世界は逆に

で、もう一枚気になったのが、「多摩市レンガ坂 2007」で、このユリノキの坂道も今やこの静穏さはなくなってしまった。まちが数年で、こんなにガラガラと変わっていってしまっていいのだろうか。そのうち、あぁ、あの多摩ニュータウンは、この絵葉書の中に…

今はもうないんだなぁ

久しぶりに「まちの絵葉書」を売ろうということになって、増刷作業に追われているのだけれど、中でも気になる一枚は「諏訪2丁目団地 2009年」と言う一枚で、この団地は今はもうないんだなぁ。まちってなくしてしまっていいんだろうか。(販売はエコメッセ・…

もっと勉強せねばなぁ

そんな訳で、今日は決めた。もっと勉強せねばなぁ。いい建築と言うのは、人を引っ張り上げるのだ。

だから好きだ

きょうは、ライトさんと友だちになれた。ライトさんはえらい、ちっともえらそうになんかしないのだから、だから好きだ。

こんなたからものを惜しげもなく

国の宝、重要文化財。なのにみんな学食のように、ともだちの家のように、思い思いにビールを飲んでいる、これぞ動態保存、自由学園はえらいっ!こんなたからものを惜しげもなく。建物は使われてこそ、生きてくる!来年もまた来るから。

さすがにライトさん

自由学園明日館、一日だけのビア・テラス。 「生徒はいかにも、校舎に咲いた花にも見えます。木も花も本来ひとつ。そのように、校舎も生徒もまたひとつに。」フランク・ロイド・ライト 〜自由学園・開校を祝っての言葉〜 さすがにライトさん、 老いも若きも…

これからは何とかなるに

松本の再開発は比較的成功したと言われている。一時、そんな風にも思ったこともあった。でもこの夏休みに歩いてみて、信州の、山麓の町、松本はどこに行ってしまったのだろうと思った。いったい私たちは、町に対してなんとひどいことをしてきたのかと、暗澹…

夏休みを癒す休み

たった3日間なのに、みどりの中の人だった。で急にまた街の人に戻らなければならない。これがけっこう苦労する。だから今日は夏休みを癒す休みになってしまった。

色んなたいせつについて

この家はどうなってしまうんだろうと考えていた時に映画「夏時間の庭」をみた。まったく事情はちがうのだけれど、この長男の気持ちが痛いほどわかった。それでもなるようにしかならなくて、でも、ずっと眠っていたこの家が昨年から、また少し目を覚ました。…

とてもめずらしいことだけれど

松本市美術館の中庭はうまく行っていると思う。やわらかくて、しずかで、なんでもない。

また来年、来るから

家って何だろうって、ここにくるといつも思う。結論はやっぱり見えない。でも壊してしまったら、なくなってしまったら、そのやっかいな問いにさえ出会えなくなる。また来年、来るから。

彌生さんに会いに

旅の終わりは、松本市美術館に彌生さんに会いに。なぜだか元気になれた。

小さいながらもずっと続いて

1983年に始まった、白馬・和田野の森教会コンサート、リハーサルも楽しそう、演目もシューマンのピアノ五重奏曲とブラームスのピアノ三重奏曲ととっても渋い。小さいながらもずっと続いて欲しい音楽会。

これが信州のもてなし

駅の降り立つと古書店を探すことが多くなった。松本、慶林堂。店主がお茶を入れてくれた。これが信州のもてなしなのだと言う。小一時間も話しただろうか。古書店の棚にその町が見えるという。「荷風さんの戦後」半藤一利著と「老子の思想」張重元著を買った…

決して忘れないから

田舎の農家の庭先が好きだ。「自然でしょう」と言う英国風の庭でもなく、フランス風の整形式でもなく、もちろん日本庭園の流れをくむわけでもない。どこからも忘れ去られているのかもしれないけれど、ぼくは決して忘れないから。

なおそこにある

30数年以上も前に設計した家と庭。草におおわれてもなおそこにある。建築は我流なれど、洋雑誌abitareを繰りかえしめくりながらスケッチをした。あのころのabitareは夢のようだった。

思い出深い家がある

3日間の夏休みが終わった。白馬山麓に思い出深い家がある。ここに来ると考えることがある。「家」って何だろう。こんなものに引きづられてたまるかっておもう。これほど大事なものはないとも思う。 大きな木 大きな木蔭 夏休み (宇多喜代子)

だから銀座

でも、こういう銀座も突然現れて、だから銀座、いいぞ銀座となってくる

断じて許さないぞという心意気

つぎに、ひさしぶりの同じく1932年生まれの奥野ビル。やわな壁面緑化など、断じて許さないぞという心意気。前景にザクロの木。