どうしていつも世界は逆に

で、もう一枚気になったのが、「多摩市レンガ坂 2007」で、このユリノキの坂道も今やこの静穏さはなくなってしまった。まちが数年で、こんなにガラガラと変わっていってしまっていいのだろうか。そのうち、あぁ、あの多摩ニュータウンは、この絵葉書の中にしかありませんなんて、ことにならないだろうか。そんなことのためにこの絵葉書シリーズをつくってきたのではないのだけれど。どうしていつも世界は逆にばかり動いていってしまうのだろう。