あぁそれでいいんだって思わせてくれたのだ

ようやく、こんなのが出たんだ。地域とかまちとかのことに首を突っ込んできたのだけれど、すぐに疲れてしまったり、いやになってしまったり、飽きてしまったりで、適性がないんだなと思っていたのだけれど、伊藤くんとphaはどちらかというとあんまり一生懸命じゃなくて、あぁそれでいいんだって思わせてくれたのだ。コミュニティ・ビジネスだの、半径350m世界だのって、ようやく来たんだそう言う時代がってわくわくしてきたのだけれど、じゃ具体的にどうすりゃいいんだってちっとも分からなかったけれど、ようやく糸口が見えたのかなって、それにこの舞台がまた熊野で、南方熊楠西村伊作辻原登ってみんな熊野だから、おぉ熊野って思ったのでした。これはビジネス書だと思うのだけれど、ようやくぼくたちの言葉で書かれたビジネス書なのかもしれない。
「文化を作るというのは、基本的に自分が楽しいと思うことをやればいいものだし、仕事のようにそんなにきっちりやる必要もない、家を作るとか、米を作るとかに比べて、文化を作るのは、ずっとゆるくて楽なものだ。そんなにクオリティが高くなかったとしても、それを一緒に楽しめる仲間さへいればなんでも楽しいものだ。だから、文化も自分たちで作ってしまおう。」フルサトをつくる 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方 伊藤洋志×pha  東京書籍