2017-01-01から1年間の記事一覧

いよいよ冬が

いよいよ冬が来た。こう言う感じはどんな風に言えばいいのだろうと思って色々考えていたのだけれど、最近よく耳にする「ぬけ感」という言葉が浮かんだ。聞き流している分にはいいのだけれど、深い秋の風景とは対極にある浅い言葉だなぁと今頃気がついた。

おじいさんが書くとても愛らしい本なのだ

老夫婦のひたすら何も起こらない淡々とした日々。書かれているのは、庭のバラたちと庄野夫人のピアノ教本ツェルニーの進み具合、庄野さんの唱歌を中心とするハモニカ演奏と、ご近所から受け取ったり届けたりのお裾分け、成城石井での買い物と、長女や孫から…

人にほほえみかければ

日曜日の朝は決まってベッドの上から「小さな村の物語・イタリア」を見る。村の美容師、ヴィルジーニアは実家のことを「マンマ・ホテル」と呼ぶという。いいなぁ、実家なんてなんてつまらない呼び方だろう。ヴィルジーニアのおばぁちゃんが教えてくれたそう…

そこがえらい

残った松も残したひとも大変だったろうなぁと思う。それでもそんなことおくびにも出さずに、ぽんとそこに在る、そこがえらい。富士見ケ丘駅前、歯科医院の庭の松の木。

この秋はすっかり

すっかりすかすかになってしまって、それでもやっぱり美しい。この秋はすっかりこの3本のハンテンボクと懇意になってしまった。文さんのせいかもしれない。 「季節は常に先へ先へと変わっていく。新しいものへと姿を変える。季節は老いを見せることがない、…

顔立ちがやはりちょっとだけ

アメリカフウLiquidambar styracifluaはアメリカ生まれだから、風景の顔立ちがやはりちょっとだけ違うような気がする。

富士見ケ丘はいいまちだと思う

富士見ケ丘駅前のお花屋さん、富士見ケ丘はいいまちだと思う。

これで一安心。

近頃すっかり見なくなったキクChrysanthemumの3本仕立て、昨日ようやく富士見ケ丘にて。これで一安心。

すっかりクリスマスだったので

久しぶりに降りた浜田山のケーキ屋さんのディスプレーがすっかりクリスマスだったので、ついつい買ってしまった

いいんだと思った

この映画は語ろうとしてもなかなか語れない。見終わった後、言葉が溢れてくる映画と黙ってしまう他ないという映画があるけれど、この映画は後者だ。ただただ黙って見て、ずっと心の中にしまっておく、その静けさや美しさをそっとしまっておくそんな映画だと…

それぞれがそれぞれに今日のこの日の

みっつ並んだハンテンボクなのだけれど、それぞれがそれぞれに今日のこの日の解釈が違うところがうれしいし楽しい。 https://www.youtube.com/watch?v=x2EG1x9qarE

草ぼうぼうのお庭の中にも

いろんなお宅を訪ねて行くと、草ぼうぼうのお庭の中に、眠っているものがたくさんあって、こんなところで何してるのんと思ってしまう。

それぞれがそれぞれの赤

ガマズミ 、クロガネモチ、ハゼ、それぞれがそれぞれの赤を持っているから

おっさん乾杯!と言う映画

しょぼっとしたおっさんの映画が好きだ。 2014年11月6日 「ウィーク・エンドはパリで」を見た。この間は「リスボンに誘われて」だったから、1000円ちょっとで、パリやリスボンで遊んでる。どちらも主人公は60余才のしょぼっとしたおっさんだ。そんなおっさん…

ハンテンボク、トウカエデ、アメリカフウが賑やかだ

秋も深くなって。春夏とは主役が入れ替わって、ハンテンボク、トウカエデ、アメリカフウが賑やかだ。

もっともっと深くて大きくて、そして新しい人だった

ソローね。「森の生活」を書いた人ね。知ってる知ってる。でも読んだことがないのだった。自然はとても大切だと言った人でしょ。でも、もうなんとなく時代遅れだよね。だからみんな分かった分かった、もういいよねという人にしてしまっていたのだけれど、「…

なんだかいいものだなぁと思う

秋が来るとツワブキ Farfugium japonicum が花を咲かせる。菊に似ているけれど、やっぱり秋は菊だと思う。若い頃と年を取ってからといろんなことが変わってしまうけれど、若き日に全く興味がなかった菊の花が年をとった今なんだかいいものだなぁと思うのが不…

これからの10年の事がちょっとだけ

いち日、古本屋のおじさんをやっていて気がついた。古本屋のおじさんは いち日 にしてならずなのだと。毎日毎日少しづつ上から下から丁寧に一冊の本を眺めまわして、もうこれはいいかなと、見知らぬ誰かに手渡してもいいのかなと熟考して。そんなことを半年…

今日はいい天気!

終日の雨のあと、今日はいい天気!はんてん木 Liriodendron tulipifera の並木も機嫌がいい https://www.youtube.com/watch?v=YEeFbZnzpKw

土砂降りの雨の中

本降りになった雨にもかかわらず、戸惑いつつも武蔵五日市・生活クラブ生協・協同村に古書・里山堂を開いた。でも楽しかった。古民家と古書店ってとても相性がいいことを、本を肴に色んな人とお話しすることの楽しさを知った。元来あまり読書家ではないのだ…

わぁ、どうしよう!? 

明日、古書・里山堂は武蔵五日市、生活クラブ生協・協同村祭りに出店します。えっ、この雨のなかで? 考えるだけで意気消沈してしまいます。わぁ、どうしよう!? でも決めたのです、旅する古書店やりたいって。だからみなさん来て来てくださいね。お待ちし…

上勝町の今がかっこいい

ベンガラ色の下見張り、壊されてしまう民家の様々な建て具を集めて作った大きな窓、空き瓶をコラージュした照明器具、この町が目指すwaste to zero がデザインにまで昇華されている。「おばぁちゃんの葉っぱビジネス」から始まった上勝町の今がかっこいい。 …

またここでご飯を

cafe on y va のオーナーの齋藤さんは世界中を旅して歩いて、最後に選んだのが神山だという。6月中旬に予約を入れた時「ただいまスタッフ一同、欧州研修中、戻るのは7月中旬」とのメッセージにびっくり。ここは面白いに違いないと確信。台風前夜にようやくデ…

ここ神山にあった

慶応SFCの石川研究室の学生たちがつくったチャーミングな「暮らしの風景図鑑」。こんな山村なのにというべきか、山村だからこそというべきか。未だ「風景」という言葉に市民権などないと思っていたけれどここ神山にあった。

ずっといたかった

yusan pizaのご主人は小さな子供達3人が神山移住に大賛成してくれたから大阪から神山に来られたとか。なぜか「大草原の小さな家」のようだと思った。ワインとピザと窓から見える風景とあったかいご家族、とっても居心地が良くてずっといたかった。柿の木が見…

また来ればいいんだよと

artist in residenceってどんなんだろうって神山町にやってきた。NPO法人グリーンバレー理事長・大南信也さんのお話の後のart work 巡りは台風のため断念せざるをえなかったけれど少しだけ分かった。アーティストが去った後も、作品はずっとそこにあり続ける…

こんなミニマルなホテルが

徳島の山中、神山町に行ってきた。今回泊まったweek 神山は鮎喰川河畔に立つ。まさに神山が目指すコンセプト「創造的過疎」にふさわしい小さいけれど簡素な宿。部屋はocean view ならぬ全室river view. こんなミニマルなホテルが日本のあちこちにできたらこ…

仲間なのかもしれない

庭も音楽もとは、しあわせなことだ、Michael Nymanは仲間なのかもしれない https://www.youtube.com/watch?v=pSy4D7GhKDM

いつか、たどたどしくも

いつか、たどたどしくもaria が弾けるようになりたい!2015年10月25日 グルダ、すてきだ、こんなひとにわたしはなりたい! https://www.youtube.com/watch?v=KUb8z724pbU&pbjreload=10

相手は枝野くん

ことし初めてストーブをつけた。寒い日だから、冷たい雨だから、投票所は閑散としているかなと思っていたら、行列ができていた。係りの人が今日はこれでも少ない方なのですよと言っていた。もう一度、もう一度だけ期待してみようとみんな思っているのかもし…