いち日、古本屋のおじさんをやっていて気がついた。古本屋のおじさんは いち日 にしてならずなのだと。毎日毎日少しづつ上から下から丁寧に一冊の本を眺めまわして、もうこれはいいかなと、見知らぬ誰かに手渡してもいいのかなと熟考して。そんなことを半年…
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