人をさけて、物につこう

朝早く起きなければならないから、現場、面倒くさいなって思うけれど、ただじっとそこにいると、少しづつ頭の中のカタチが外に出て居場所を見つけていく過程に居合わせるのはいいものだなぁと思う。ちょうどこんなのを読んでいた。
「人をさけて、物につこう。ひとつひとつの物とひとつひとつの場所に自分の心をからみつかせて、、確実に、自分の中に規則のある感情の展開の技術を作りだそう、とわたしはいつからか考えた。」鶴見俊輔、詩を語る p.139
鶴見さんを味方に得たようで嬉しい。
で、アランもこんなことを言っていて『人間は、物以外にはつかえる主人をもたず、自分の仕事の跡を目でとらえ、そしてそれを守っていくことができれば、幸福なのだ。物の教訓と言うものはいつでも快く受け入れられるものだ』ずっとずっと長いい間、物じゃないよ人だよって、形じゃないよ心だよって、思ってきたけれど、ここのところ逆だよって思い始めていて、人じゃないよ物だよね、って思ってる。