別に人が好きになるのに一人である必要もないのだから

その後、ル・ノートルがカタツムリを家紋にしていたことを知って、再びル・ノートルが好きになった。別に人が好きになるのに一人である必要もないのだから、ラ・カンティニもル・ノートルもどちらも好きになることにした。

2015年12月23日
これからは庭というより畑のデザインだよ、菜園のデザインだよと言われたことがある、そうかと思ったことがある、でもこれは菜園かなって思う。つくって欲しいと言われたのは庭だったけれど。この間「庭師が語るヴェルサイユ」を読んだとき、ル・ノートルのライバルだと言われたラ・カンティニのことを知った。彼は菜園のデザイナーだったらしい。そのことがとても気になっていた。そこに描かれていた彼のことをとても好ましく思ったからだ。ル・ノートルではなくラ・カンティニがフランス庭園史の流れをつくっていたとしたら、とてもおもしろいことになっていただろうなぁと思うのだけれど。

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