倉橋さんはもうとっくに死んじゃったけれど

今日は一日中ベッドに寝転んでこの本を読んでいた。あまり長時間本が読める方ではないのだけれど、こんなことは珍しい、海辺の別荘地でのたゆたゆような時間がただただ流れていく、あくまで静かにあくまで優雅に、時代は第三次世界大戦がひたひたと迫っているにもかかわらず。実はこの本のことを知ったのは雑誌のコラムだったのだけれど、あまりにいいので、そのコラムをもう一度読もうと思って探しているのだけれど見つからない、この本のことを取り上げてくれた人のことをもっと知りたいと思ったものだから。ちなみにアマゾンの読者評ではあまり評価は芳しくないけれど、そんなこともろともせずに倉橋さんを応援しようと思う。倉橋さんはもうとっくに死んじゃったけれど。

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