小さな決心をした

だんだん仕事もなくなってくると,真っ先に削られるのが,雑誌の購読料というやつだ。そんな訳で,外国からやってくるランドスケープやお庭の雑誌をこの10数年すっかり辞めていたのだが,雑誌というのは空気のようなもので,しごと場の空気がすっかりかさかさになってきたような気がして,新しい風景がぼんやり頭に浮かんだり,なんだか楽しい気分になってサササと落書きしたりすることもなくなってしまったのは,どうもそういうことなんだとみんなそのせいにして、だからこんな時代になっても未だにとってもカラフルなあの雑誌たちを再購読しようと小さな決心をした。